造園連のブロック会議に出席しました。10
さて、シリーズも今回で10回目、他にも触れたいことが多数、有りますが、一先ず、この辺で一度区切りたいと考えます。今のこの冬を演出する雪吊り、池とマッチする感じですが、まあ、この異常気象ですので、雪が降って欲しいとまでは言いませんが、これだけ暖かいと逆に必要なのかな?って気もしてきますね。この辺は難しいところで、真冬の女子高生のミニスカートと一緒?って感じでしょうか?先日、ある新潟にあるメーカーの営業さんが来社し、色々と話をさせて頂きましたが、今、本当に新潟でも全く雪が無いそうです。去年の今頃とは比較にならない程に楽(朝、車を出す際に、30分くらいの雪掻きが必要だったとか・・)だそうです。ただ、タイヤを冬用に替えているので、減りが速く、1シーズン持つか持たないか?とのこと。まだ、いつ雪が降るかもしれないとのことで、タイヤを替えられないのが実情だそうです。雪国の方には大変、失礼な発言になるかもしれませんが、本当に埼玉に生まれて良かったと、話をしながら痛切に感じました。そう、この季節でもゴルフや仕事が出来ることに感謝しなければなりませんね。ただ、本当に暖か過ぎます、どうにかならないものでしょうか?
2007年02月17日弊社HP掲載分
造園連のブロック会議に出席しました。9
さて、その建物の中、早速、気が付いたのはこのオブジェ?竹で創作したものですが、これも昨日に紹介した結界と考えてもいいのかもしれませんね。ここではやはり飾りと考えるのが正解になりますが、使い方によっても十分に実用的なものに成りつつあります。そう、ちょっとした境というか、区切りに用いてもいいのかもしれませんね。こういうシンプルなものが、より良い効果を生む・・とてもいいことなのかもしれません、思い切り時間をかけ熟考し、失敗なんてこともよくあることですから・・こういう場所では、やはりあっさりしたものの方がやはり正解なんでしょうね?すぐ隣の和風な照明器具もいい感じです。
2007年02月16日弊社HP掲載分
造園連のブロック会議に出席しました。8
その入口附近にあるこの境によく使うもの、そうですね、色々、解釈の仕方があるとは思いますが、私は「結界」(けっかい)と理解しています。本来、仏教用語で、清浄な領域と普通の領域との区切りのことであり、この境界線を示すために、神社・寺院などの境内や建築物では意図的に段差を設けたり、扉や柵、鳥居や注連縄などを用いたりするもので、一定範囲の空間に設定されたタブーを視覚化したものとも言え、また聖なる領域と俗なる領域という二つの世「界」を「結」びつける役割を持つそうです。また、茶道具の一つで、客畳が道具畳に接続している時に、その境界を表示するために置かれる物を「結界」と言うそうで、これは炉屏とも呼ばれるものだそうです。よく、苔の部分など境に設置されますが、やはりこういうものにもちょっとした拘りというか、気が廻ると実用的にも美観的にも素敵なグッズになるのは間違いがありませんね。2枚目は建物の中に入り、最初に目がいくのは中央に配置された池、左に見えるのは京都市山科区にある、睡蓮で有名な観修寺(かじゅうじ)に本歌(オリジナル)がある観修寺型灯籠でしょうか?この何というか、潰した感じがまたいい感じ、是非、個人的にも使ってみたいのですが、いかがなものでしょうかね?
2007年02月15日弊社HP掲載分
造園連のブロック会議に出席しました。7
その光悦寺垣を見ながら入口の方に目をやると、御簾垣をアレンジした傘立てが。そう、一応、お店なのでどうしてもこれだけのものを設置しないとトラブルの元?になりかねませんね。その鍵付きの大きな傘立てをこの様にうまく隠した?というか、アレンジした?というか、うまく誤魔化した感があるものにしましたね。そう、私の友達に部屋の収納がとてもうまいやつがいて、そいつは見せる収納が得意でした。昔みたいな部屋のつくりでは、押入れに物を突っ込み、片付けてしまうというか、隠してしまう方法がありましたが、やはり最近は、どうしても部屋が狭いので、必要なものをあえて露出させて部屋のアクセント?くらいにしてしまう・・そうです、やり方一つでとてもお洒落に感じることが可能なんですね。ちょっとしたことがとても素敵に見えたりすることが多々、ある気がします、とくにデザインという観点では。そのうまく隠した御簾垣ですが、縦使いの建仁寺垣などよりも横に伸ばすものの方が現代のデザインによりマッチするのは間違いがありませんね。
2007年02月14日弊社HP掲載分
造園連のブロック会議に出席しました。6
その燈篭を横に観ながら奥に進むと右手に蹲(つくばい)が据えてあります。そうですね、本来は、茶道のお茶庭にあるもので、実際に手を洗ったり、水を掬い、その水を使ってお茶を沸かしたりしましたが、最近は、専ら、ファッション感覚は間違いがありませんね。まあ、それでも和風な庭には必要なアイティム、実際に水道を引き、筧(かけひ)から水を流し、癒しを提供する・・と、いうのが現代のスタイルになりますでしょうか?2枚目は京都市北区に位置する光悦寺(こうえつじ)にあるものが本歌(オリジナル)とされる有名な光悦寺垣、実際に作成するには、大変、苦労するものですが、やはりこういう場所に設置すると映える感じがします、個人のお宅にも設置可能ですが、小さめで、人工強化のものがお奨めでしょうかね?
2007年02月13日弊社HP掲載分