多胡燈籠、壷型水鉢の設置例の紹介です。4
さて、石材の接着?作業が終了しました。写真が小さいので、ちょっと分かり難いかもしれませんが、モルタルを塗り付けた後、硬化するまでに他の作業をし、モルタルがある程度、固まってからタワシなどでゴシゴシと水洗いをして石材に付着した、余分なモルタルを除去します。そうですね、この白御影の他に錆色などの石材もありますが、今回は他のものとのマッチングも考えこの色遣いになりました。正解かな?さて、完全に洗い流したあとに化粧砂利を入れ込む準備、防草シートを敷き込んだシーン、勿論、本来の意味である防草も大変大事になりますが、私はどちらかというと、土と砂利が水などに打たれ混ざらない様にすることの方が大事なことと考えますが、いかがでしょうか?
2007年03月13日弊社HP掲載分
多胡燈籠、壷型水鉢の設置例の紹介です。3
多胡燈籠、壷型水鉢の設置例の紹介です。2
さて、写真の壷型水鉢(睡蓮鉢とも言えますかね?)をこちらのお宅の玄関脇に据える作業、2枚目の写真の様に、土が露出し、多少雑草も生えてくるとのことです。この土の部分を少しアレンジして、上手にこの水鉢を設置するにはどうしたらいいのか?と考えました。幾つか候補に上がった中で、選択したのは写真の様に、御影石のピンコロと呼ばれる正方形の石材を使用し、それを縁石として使用、その中に錆砂利を搬入して最後に水鉢をそこに据えてみようというもの。玄関前のアプローチの部分に、このピンコロ石材が使われていたので、対になるデザインを心掛けたつもりです。作業を開始する前に、ピンコロ石材を仮に並べたシーン、石材自体は約10センチくらいの大きさ、カッターなどで切断するのは美観上、大変問題なので、目地の広さというか、幅で調節するしかありません。その為に、この仮に並べる方法は、大変重要な作業手順になることは必至になりますね。
2007年03月11日弊社HP掲載分
多胡燈籠、壷型水鉢の設置例の紹介です。
さて、今回はあるお宅に燈籠と水鉢を設置した、ある意味設置例の紹介になります。ご覧の様に、外観の色遣いはどちらかというと和風な感じですが、所々に「洋」を織り交ぜたデザインのお宅、こちらのお宅に、既に存在する多胡(タゴ)燈籠(多胡石は、黄褐色の中粒~粗粒砂岩で、鉄分がしみ出した錆状(木目調)の縞模様が特徴的です。群馬県多野郡吉井町大沢、多胡、甘楽町天引より小規模な露天掘りで採掘しています。大正初期より採掘、全国に出荷され、耐久性に富み磨滅が少なく、採掘直後は軟らかで乾燥すると硬化すると言われます。多胡石は板石・貼石として石塀・内外装材に利用される他、灯籠にも加工されています)の再設置の他にもう一基追加し、何と言うのかな?厚みを増す?感じを表現したいと考えました。もう一つの搬入物、壷型水鉢は、次回に紹介したいと思います。
2007年03月10日弊社HP掲載分
街で見掛けたいい感じ?の風景です。23
さて、昨日に引き続きシリーズ23、今一番綺麗?というか、最近の流行の樹木の一つ、「ミモザアカシア」の紹介になります。そうですね、この時期に咲くこの木、正直、沢山の種類が存在し、細かく分類するとキリ?がないのが実情になりますが、一般的に「ミモザアカシア」という分類で大丈夫だと思います。このアカシア属、広く温帯気候世界に分布し、その属は広大で1200種にも及ぶそうです。樹形は、低木から高木まで及び、 その多く(約700種)は、オーストラリアに分布します。オーストラリアでは、ワトルと呼ばれ園芸的にも、また産業的(蜂蜜等)にも深く関わっているそうです。サンシュユも、この時期に咲く黄色い花のものですが、そうですね、どちらかというと和風な感じの地味な色、それに比べこちらの種類は大変、華やかな色を我々にこれでもか!と印象付けてくれるものになります。植木屋としても是非、ちょっと広い庭を持つ洋風なお宅に使用してみたいものになります。
2007年03月09日弊社HP掲載分