今年もボッチが やってきた
去年からの「交建知愛」ブログ読者の方には 分かると思いますが 今年も「ボッチ」の季節になりました。
正確にいうと もう少し前から あちこちに出現していたのですが どうも 天気が 悪く それらしい風景に出会わなかったので やきもきしていました。
「ボッチ」とは なんであったか おさらいしておきましょう。
千葉の名産「落花生」を 天日で干す為 畑にこのように 積み上げます。この季節 千葉 特に 八街の畑には このようなポコポコしたボッチが あちらこちらに見られます。この写真では 上に青いビニールシートが掛かっていますが ワラで編んだ笠をかぶせたものもあります。
去年と同じセリフですが このボッチのある風景は 僕の原風景であり もし 人生の最期にみたい景色を問われたら 迷わず これを 言います。
天日で 落花生を乾かす為のものですから やはり 曇り空は 似合いません。本日のような青空の下 綺麗に並んだ「ボッチ」に 出くわしたいものです。
「去年は あそこの畑が 綺麗だったなあー」と思っても また 再び今年 その畑にボッチが あるとは限りません。諸般の事情により 農家の人も 作物を 替えていきます。
また 去年までは ボッチの背景は 杉林だったのが 今年は 住宅地になっていることも あります。
今 話題のTPPには 基本的には 賛成なのですが 中国からの安い落花生に占領され だんだん ボッチのある風景が なくなっていくのは とっても さびしいです。
みなさん 千葉産の落花生は ホントおいしいですから 一日10粒 食べてください!