千葉　エクステリアマートの「交建知愛」

関東人が　へんな関西弁を　使うと　関西人に　とっても　怒られる

でも　「ありえへん・・・」ていうテレビ番組　結構　面白いから　見てる。

さて　工事に毎日　毎日　関わっていると　時々　「・・・・・ありえへん・・・・」と　言ってしまうことがある。

今回は　見積もり書を　見させてもらっての話。

今の世の中　いろんな業者さんから　見積もりをもらう「相見積もり」は　当たり前になってきています。

但し　注意してもらいたいのは　「相見積もり」と「プランの引用　盗用」は　まったく意味が違いますから。

僕は　他の会社が　高い　とか　安いとか　ほとんど　言いません　　お客さんの前では。

だって　それぞれ　その会社の考えが　あって　やっていることであって　僕らの扱っているものは　どんな簡単な仕事でも　手仕事という付加価値をつけたものですから　価格が変わっていて　当然。

でも　今回　お客さんから　見せられた見積もりは　ちょっと　ショックでした。

覚えていますか？以前　僕が　半年間　手をつけなかった現場（半年間　放っておくのも　かなり「ありえへん」ですが・・・・）

もう一回　おさらいすると

これが　施工前

ベランダの塗り直しを　相談されたのだが　なんか「いやな予感」がして　なかなか手がつけられなかった。

「いやな予感」を信じて　塗り直しは　やめにして　壁を　壊してみた。　　すると

でました　　アリの巣。　壁の塗り替えだけだったら　かなり　やばかった。

それで　結局　そこを修復して　外壁材を　貼り直しました。

ついでに　水はけが　悪かった広いベランダの水勾配を　直して　防水塗料で　塗り直し。

半年　待たせた負い目もあったし　自分の第六感が当たって　気分よかったこともあり　かなりサービスしたことは　したのだが　請求書を見せると　

「これで　ホントに　いいのかい？　ホント　大丈夫？　なんか　請求忘れてない？」

改めて　別会社の見積もり書を　見せてもらった。

実は　工事を始める前に　その他社の見積もりの存在は　聞いていたのだが　さっき　述べたように　会社が違えば　考えが　違うのだから　と　くわしく見ていなかった。

工事が　終わった後だったので　商道徳に触れることもあるまいと思い　改めて　見せてもらった。　

確かに　使う材料は　違っていた。材料が違っているから　やり方も違う。

でも　

「これじゃあ　　小さい家　一軒　たっちゃうよなー」　と　お客さんが　いうくらい価格が　違う。

「このベランダの下の部屋が　傷んじゃうと思って　俺が　OK出してたら　この金額で　決まって　しかも　このアリの巣も　見つけられなかったかもね・・・・・」

見ず知らずの会社か？

いや　違う

このところ　あちこちで　工事をやっている　有力リフォーム会社。 

秘かに　その元気の良さ　勢いの良さ　　ホームページやチラシのカッコよさに　憧れていたので　僕としては　かなり　ショックだった。

改めて　自分は　お客さんから　「あり得ない・・・」と言われないように　師匠から言われた次の事を守ろうと思った。

三現主義

「現場」（現場に答えがあるよ）

「現実」（コンピューターの世界だけじゃ　間違うよ）

「現物」（価格だけでは　質感　重み　作業性は　わからんよ）

　一昨日の午前中　ずっと　木の上に登り　木の枝を　剪定していました。

木の生えている場所は　ハシゴをかけるのも怖い急傾斜で　しかも　かなり　荒れてしまった木だったので　剪定は　とても　疲れました。

午後から　会社に戻らなくてはならなかったので　10時のお茶もやらずに　一心不乱に剪定しました。

剪定が終わり　帰り道に　僕の好きな牛丼「すきや」が　あったので　急いで飛び込み　好物の「ねぎたま牛丼（肉1.5倍）+味噌汁サラダセット」を注文しました。

卵を割り　牛丼の上にかけ　少し七味トウガラシをふりかけ　3口ほど　食べたところで　箸を　止めてしまいました。

「あーーーーー　俺　　今日　　お金　もってたっけ？？？？」

作業服のお尻のポケットには　確かに　財布が　入っています。

しかし　中身が　・・・・・・

「今ここで　財布の中身を確認しようか　　トイレにでも行って　確認しようか・・・」　

「もう　箸をつけて　食べてしまった。返すことは　できないし・・・・」

「財布の中に　カードは　入っているけれど・・・すきやって　カード使えたっけ・・・・」

「もし　カードも使えなかったら　何か身分証明を置いて　お金を取りにいかなくちゃ・・・・免許証は　預けられないし　名刺じゃ信用してもらえないし　　携帯電話も　万が一に備えて　持っていたいし・・・・・」

「だれか　知り合いが　偶然　すきやに　食べにこないかな・・・・・なんてことないよな」

もう　その先は　味わっている感覚が　ありませんでした。

でも　しっかり完食です。

レシートには　「￥580」の文字あり

レジに行き　財布を開く

「お札がない・・・・」

「あっ　　500円玉があった！」

のこりの小銭を　かき集める

小銭の合計　￥95

レジのお姉さんに　￥580を　支払い　5円玉が　2つ　財布にのこった。

車に乗り込み　まさか　と思い　車の燃料ゲージを　確認する

大丈夫　なんとか　帰れる

 口の中が　ねぎ臭かったので　フリスクを　4つくらい　ガバッと　口に入れた。

急に　満腹感

ひさしぶりに　思い知らされた

「結局　味覚も　金次第か・・・・・」

　「名誉のために」　言っておきます。

昨日　チョコレート　もらいました

と　いうことが　言いたかったわけでは　ありません。（本当は　ちょっと　言いたかったけど・・・）

　先日のブログで　長女が　英検5級を　受けたとの記事を書きました。

「去年の秋も受けて　落ちました」「多分　今回も　当確ギリギリです」「また　がんばりなさい」などなど　娘にとっては　不名誉な言葉を　羅列しました。

 結果が　きました

「名誉のために　ちゃんと　書いてよね」　と怒られました

・・・・・・・はい　はい　分かりました　

「合格です。　しかも　平均点より　ずっと上で　文句なく　合格しました。」

せっかく　この機会にとりあげた悪魔の機械　ニンテンドーDSも　ちゃんと　返しました。

　不安定な天気が　続きそうです。

　でも　豪雪地域の人達の事を考えると　わがままですね。

午前中　少し　みぞれが降る中　成田へ　新築外構工事をさせて頂いているお客様の家に　門扉を取付にいった。

このお客さんは　前から　この土地に住み　今回　建て替えなので　外構については　全てが　新しいものではありません。

 前の家の時からの古い石の土留めや　植木なども　あり　それらを　残そうか　移動しようか　新しくしようか　迷いながらの工事なので　昨年12月から　工事しているのですが　ちょっと　やって　また　工事が止まったりしているので　僕も　なかなか　落ち着きません。　

本日とりつけた門扉は　30年くらい前のアルミ鋳物門扉ですが　幅1.8ｍ　高さ1.6ｍの立派なものです。　お客さんが　「この門扉は　ここに越してきた時　金が無いのに　見栄張って　頑張って買ったものだから　使えれば　使いたいなー」と　いうので　色を塗り替えたりして　使うことにしました。

なんとか　この「思い出の門扉」を　取付終わると　

「いやー　これがつくと　やっぱり　ウチって感じが　するねー　　やっと　気分が　落ち着いたよ 」

と　喜んでくれました。

「僕も　やっと　落ち着きましたよ。　年越し物件でしたからね」

暖かいお茶とやみつきになりそうなアンドーナツのお菓子　ごちそうさまでした。

　おかげさまで　第33回ＴＯＥＸ全国エクステリア施工コンクールの表彰式に　行ってまいりました。

①改めて　今回の受賞にご協力頂いた皆さまに感謝いたします。ありがとうございます

②各地の優秀なデザイナー　経営者の方々と交流し　刺激を受けました　ありがとうございます

③ひな壇にあがり　注目の中　表彰状を受け取ったり　スピーチをするという機会を与えられ　少し照れくさいと共に　明日への活力が　生まれました。　ありがとうございます

日々　忙しく　そして　自分を見失いがちな毎日ですが　このようなスポットライトを当てていただけるような出来事が　あると　帰りの電車の中で　ふと　「人生」の意義を　少し　考えます。

もうすぐ　僕も　いわゆる「不惑」の40代　　　こんなことを　すこし考えても　いい歳でしょう。

①「人生」=「人として　生まれる」　（運命）

②「人生」=「人として　生きる」（責任と使命）

③「人生」=「人を　生かす」（仕事　会社　地域　）

④「人生」=「人を　生む」（育成　繁栄　継続）

「不惑の40代」とは言え　これから　どんな「人生」を　作っていこうか　もう　しばらく　試行錯誤かな 。

応援　ご指導　よろしくお願いいたします。