院内学級
今晩 日本テレビのドラマ「赤鼻のセンセイ」(主演 大泉 洋)が 最終回を迎える。(放送していない地域のみなさん ごめんなさい)
このドラマは 長期入院で 学校に通えない子供たちに 教育の場を 与えるため 病院内に設けられた「院内学級」を 舞台に ストーリーが 繰り広げられている。
このドラマ自体は つづけて みていないのだか 「院内学級」には とても 関心が ある。
実は 僕も 「院内学級」の卒業生だからだ。
僕は 小学校1年の1月後半から 2年生の6月まで 入院していた。
今では 信じられないほど やせっぽちで 一年中 風邪を ひいていたし インフルエンザなんて 毎年 やるもんだと 思うほど 弱い子供だった。
僕は 千葉市立病院の小児科に 入院していましたが 入院の最初のころは 院内学級って なかったと思う。そのうち 近くの星久喜小学校から 先生が 派遣されてきて 勉強を みてくれた。
もしかすると 第一期生だったんじゃないかな?
勉強といっても 学校の勉強と 全然違うものでしたが それでも 長い入院生活の中では 楽しい時間だったと 記憶している。単調な入院生活の中では 新しい本が読めることが 楽しみであり また みんなで 同じテーマで 絵を描いたり 粘土工作をしたりすることが とっても 楽しいのだ。
退院後 教科書 特に 国語の教科書が まったく 読めず また 漢字の「しんにょう」(道などについている「へん」) が かけず とても 苦労した。毎日 放課後 先生が 一緒に 補習を してくれた。(担任の先生は 入院中 何冊も 本を 届けてくださいました)
僕は このように「院内学級」にも 恵まれ また 学校の先生にも 恵まれ 再入院などで また 学校生活から 離れることもなかったが このようなケースは かなり 少ないようだ。
病院の規模などにもより なかなか 「院内学級」の整備は 難しいようだが 病気と勉強についていけないという二重 三重の辛さを 少しでも ケアしてあげられるようになればいいなと 思う。
このドラマが その小さなきっかけになると いいな。
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