千葉　エクステリアマートの「交建知愛」

　先日　トイレをリフォームしたお客さんが　お友達を紹介してくれた。

茶飲み話の中で　トイレの話題が盛り上がり　「あんたも　ぜひ　やりなさいよ！　毎日　何度も使うところなんだから！　もう　何十年も生きられないのだから　他に金使うのなら　トイレをよくしなさいよ！・・・・・・」

という感じで　薦めてくれたようだ。　すごい　営業マンである　　この人に頼めば　ぞくぞくと仕事が決まってしまいそうだ。ありがとうございます


推薦者のように　トイレ全体を変えるリフォームではなく　話題に上がっていた「ウオシュレット」を使ってみたいとのことだった。
もう　高齢の方なのだが　今まで　使ったことがないとのことだった。

施工前


トイレは　水洗になっているし　暖房便座がついているので　電源も室内に確保されていた。
便器は　TOTO製で　20年くらい前の物だが　よく掃除されていて　まだまだ　使えそう

そこで　便座部分のみの交換をすることにした。


そーいえば　「ウオシュレット」というのは　TOTOの商品名であり　INAXは「シャワートイレ」といいます。
「ウオシュレット」は　「おしりだって　洗ってほしい」というCMで一気に広まり　トイレの歴史を変えたということで　つい最近　「殿堂」入りしたなど　洗浄機能付き便座の代表格です。
ですから　みんな洗浄機能付き便座を「ウオシュレット」と言ってしまうのですね


　友達から　薦められたとはいえ　年金暮らしですので　お値段もやはり気になるところです。
ホームセンターのチラシに載っている価格を見て　「2万円くらいでできるかな？」と相談してきます。

「本体価格の他に　工事及び廃材処分もあるので　もう少し予算をください」


ここで　みなさんに予備知識として知っていてもらいたいことがあります。
メーカーは　量販店対象商品というものを作っています。トイレやエアコンなどには　その類が多いです。
同じ型番は　設備業者が持っているカタログには　載っていません。

見た目は同じようなのですが　もちろん　性能が違います。　そして　附属品も違います（トイレの場合　量販店対応品は　接続部品を新たに購入することが多いです。）

したがって　安く　見えるのです。

量販店モデルは　別に量販店でしか買えないわけではないです。
今回　お客さんは　最高グレードが欲しいわけではないので　値段重視で　僕も量販店仕様を提案しました。
ただ　一番安いモデルだと　ボタンなどがある操作部が大きく邪魔になったり　消費電力が大きかったりするので　少しだけ上級のモデルにしてもらいました「INAX　シャワートイレ　脱臭機能　省電力モデル」。

施工後

今回はご紹介による工事でしたので　サービスとして　トイレの電球を　白熱球から蛍光灯に取り換え　　手洗い部についた汚れも耐水ペーパーでピカピカに磨いてあげました


その夜　　電話が　かかってきました。
「早速　使ってみたけれど　くすぐったくて　くすぐったくて・・・・・・　　これで　本当に大丈夫なんでしょうか？　　ゾクゾクして気持ち悪いのですが・・・・」

「大丈夫ですよ　　今にシャワートイレがないとやだな　と思うくらい好きになりますから。　個室の中で　初めて使う為　不安に思うでしょうけど　みんな　はじめはそうですから。
もし　冷たく感じるようならば　少し水温を高めにして　慣れるまでは長めに使ってみてください」