千葉　エクステリアマートの「交建知愛」

予定では　二週間くらいの工期だったはず・・・

降り続く　雨　雨　雨

進まない現場では　変更が　よく起きる

「店長さん　前に住んでいた人が　植えていた生垣　荒れちゃっているから　とってくれない」

「店長さん　ここから　登れるようになると　いいと思うんだけど　階段できるかな？寸法は多少無理でもいいよ　あまり　使わないから」

「店長さん　だんだん出来てくるの見ていて思ったんだけど　門扉ない方が　すっきりしていないかな？」

すでに　1か月が　過ぎようとしています・・・・

でも　でも　でも　良いことも　あるものです！

一番　気にしていた駐車場のサイズ。

ゆっくり工事が　進んでいた為もあって　お隣の方が　その境界部を見て　

「ウチの方の塀の裏側使ってもいいよ」

つまり　本来　駐車場脇の境界部に積む予定だったブロック塀を　積まなくて良くなったってこと。

まぼろしの15センチメートルが　生まれました。

狭い駐車場では　わずか　15㎝でも　雲泥の差です。

どんな優秀な職人でも　生み出せなかったスペースが　お隣のご厚意により　生まれたのです。

営業的には　施工範囲が　なくなってしまったので　減額対象ですが　これは　ほんとに　うれしかったです。お客さんも　「これなら　いけそう！」

「えっ　じゃあ　今まで　どう思ってたんですか？」

「いやいや　女房でも　この幅なら　いけるって意味だよ」

「なるほど・・・」 

僕は　しゃべるのが　とっても　スローなのですが　仕事も　あまり　早いほうでは　ありません。

かなり　お客様を　おまたせしてしまうことも　しばしば。

でも　時には　少しづつ　進むことが　良い方向にいくことも　あるもんです。

このお客さんは　中古で住宅を買い　家の中は　入居前に　きれいにしました。

車を2台持っているのですが　この家には　駐車場は　一台分しかありません。路上駐車するわけにはいかないので　この門を　壊して　もう一台分を　つくるしかありません。

「お客さん　かなり　無理な寸法ですよ。僕も　プロですから　いろんな方法を検討しますが　物理的に存在しない面積は　僕が　どんなに優秀でも　広げられません」

「オープンカーに乗るなら別ですが　ドアから　出られないかも？」

「やせても　無理かな？」

「完成イメージでは　なんとなく良さそうですけど　ホントに　やりますか？」

そんな会話をしつつ　いろんな妥協をしながら　工事を開始

でてくる　でてくる　いろんな問題。

「バキッ」

「やばい　雨排水のパイプ　割っちゃったよ」（職人）

「いいよ　どっちにしても　配管しなおしだし」（私）

「店長　こんなに　玄関削っちゃって　いいんですか？」（職人）

「車のためだ。１センチでも　いいから　ギリギリ　ねらって　けずれ！」（私）

「東電の電柱の引っぱり線　どうする？これ　逃がして　作ったら　絶対　車　入らねえよお～」（職人）

「なんとか　するしか　ねえだろ！」（私）

「店長さん　ここに貼るタイルの色　迷っているですけど」（お客さん）

「ちょ　ちょっと待ってください！多分　僕のカンでは　タイルの色より重要な問題が　発生しそうな気がするんです～」

明日へ　つづく（多分　工事は　まだまだ　つづく）

　昨晩　ＴＢＳで　二宮くん主演の「DOOR TO DOOR]というドラマをみました。

脳性まひの主人公が　訪問販売のトップセールスマンになっていくアメリカの実話を基にしたドラマでした。

テレビ朝日の「相棒　劇場版」と迷ったのですが　ちょっと見始めたら　引きこまれてしまいました。

ドラマの中で　主人公を応援してくれたおじさんが　「お前見てたら　なんか　じっとしてられなくてな」といっていたけれど　自分もまさに　そんな気分。「とりあえず　朝　一番に　このこと　ブログに書こう！」

今朝は　良い天気

子供たちも　今日は離任式だといって　最近朝寝坊だったのですが　ひとりは　起きてきました。

ドアをあけて　仕事に　出発！

今回のお仕事は　ビルとビルの谷間。壊れた境界のブロックを治します。

前回のブログでも書いたように　私の住む町には　高いビルは　ひとつもありません。

あえて　いうなら　中学校かな？

よく都会にある　ビルとビルの谷間が　10センチくらいしかない建物って　どうやって作っているのですかね？不思議です。

今回は　それに比べれば　余裕あるほうですね。

この距離しかないので　いつもより　楽だな！

でも　荷物の搬入は　やっぱり　つらい。

午前８時30分現場着。現地を確認して　午後9時ころから　作業開始　パパッとやっチャオ！

「ヴワン・ヴワン・ヴウオ～」

「なっ　なんだあ」

目の前にあるエアコン室外機から　つめた～い風。しかも　MAXパワー！

これが　ホントの　「ヒエ～～～」

しかも　隣のビルの小さな室外機も　運転開始。

ビルとビルの谷間で　冷風にさらされながら　人知れず　ブロックを積む　僕・・・・・

五七五で　うまく吟じれば　伊藤園のお茶缶に　のるかもしれない・・・・

ブロックを積む為に基準となる水糸も　強風で　揺れています・・・・

「嗚呼・・・」　この漢字は　このような時に使うためのものだったのか。

なんとか　完成。

しかも　この後の現場で　夕方　予想外の雨に　濡れる。

午後7時より　少年剣道の稽古

咳　止まらず・・・・

「先生　風邪なの？稽古やめとけばあ　　僕にうつると　やだし～」　

やばい　お客さんとの打ち合わせ時間　ぎりぎりだあ

でも　交通安全第一

交差点も　余裕を持って　停止　　停止線１メートル前で　ストップ。グッドジョブ

あれ？あれ？？な　なんだ　あれ？

うわー人だ！ガラス磨きの人だ！ゴンドラの乗ってやるのは　見たことあったけど　これは　生で初めてみた！（ちなみに　私の住む町には　こんな高いビル　ひとつもないので）

思わず　アップで　撮影

うしろから　「プッ　プッ～」とクラクション「やばっ　見とれている場合じゃない」

でも　この人の活躍を　ぜひ　誰かに　伝えたい！

ということで　プログに投稿しました。