にわしゅう日和 ~SUS切り文字サイン~
テーマ:現場日誌
2010/07/30 19:34
こんにちは、代表です。
いや~昨日の夜は久しぶりに涼しかったですね、このまま涼しくなって欲しいなぁ~。
晴れ男の私は本日お昼からの引渡し立会いで午前中の雨も吹き飛び、快晴過ぎてまた汗だくでした。。。
先日から~モザイクタイル張り~とブログでUPしているお客さまから『施工写真使用承諾』頂いて参りました~!
うちの≪施工写真使用承諾書≫はこんな書式です、ちゃんとしているでしょ!
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(お客さまから承諾を頂いておかないと、今は個人情報保護法で大変な事になっちゃいますからね)
≪こんな感じのプレゼンテーションをさせて頂いておりました≫
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はい、ようやくお見せ出来るようになった本題の≪切り文字サイン≫の設計図です。
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≪サイン完成写真です≫ステンレス(HL)※HLはヘアラインの意味です。
文字一つ一つの裏にピンが出されており、目地に合わせ穴を開け、取付して行くものです。
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どうですか~?
インターフォンカバーも素材を合わせて取り付けるとカッコイイでしょ~!
あまり文字が大きすぎると全体がうるさくなりますから、さりげなく目立たないぐらいの大きさが私は好きです。
せっかくなので“ステンレス鋼”の簡単なご説明です。
Stainless steel
よく記号でSUSで表記されます、詳しい事を言うとステンレスの中でもグレードがありまして、
一般的なステンレスは“SUS304”
少し鉄分を多く含むものを“SUS430”(屋外の使用には問題あり)
スーパーステンレスと呼ぶ“SUS316”性質として密度が高い
一般的に“ステンレス”と呼ぶとそんな鋼材があるのだと思われがちですが、実は“鉄”を主成分にして“クロム”“ニッケル”が含まれているのです。
特性としては、美観、強度、耐食性、耐熱性、耐衝撃性、加工性が抜群で“鉄”を主成分としながらも、全てにおいて鉄より優れています。(アルミニウムよりもはるかに優れています)
ステンレスが錆びにくいのは、含有するクロムが酸素と結合して地金表面に不動耐化皮膜(参加皮膜)を形成し表面を保護しているからです。
屋外の環境は日々めまぐるしく変わり素材にとっても過酷な状況となる場合が多いのでステンレス鋼をお薦め致します。
しかしながら、完璧なものではありませんのでご注意ください。
●もらいサビを受ける事があります。
建築工事や車両の走行により飛散する土・砂・ホコリ・鉄分や海岸地域の潮風に含まれる塩分などにより発生しますが、すぐに水でぬらした布で拭いて、空拭きしてもらえれば取れます。
●ステンレス自身の腐食。
海岸地域やプール、温泉などでは表面の不動耐化皮膜を破壊されてしまう場合がありますが、このような環境においては、塗装や高耐食性ステンレスの採用などで対策をします。
※手あかや指紋などの油分で汚れた場合は、スポンジや布に中性洗剤をつけて拭きとってください。
(キツイ汚れで除去出来ない場合は、市販のステンレス清掃液をご使用下さい)
一言にステンレスといっても奥が深いですねぇ・・・
仕上げも業界用語では、HL以外にもNO1やBAなどたくさんの仕上げ方法があるんですよ。
ちなみに長く建築業界に居る私は、日本の高温多湿な環境にはヨーロッパで持て囃されている“アイアン(鉄)”よりも優れた“ステンレス”の方が環境や生活習慣には合っているのだとは思っています。
しかし、腐食の表情や変化の過程が面白い“ブロンズ(銅)”や“真鍮”もお客さまの趣味趣向に応じてご提案させて頂いております。
素材のこだわり方ひとつで門周りのイメージも変えられますので、ぜひご相談して下さい。
Wikipedia“ステンレス鋼”
それでは、また。
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いや~昨日の夜は久しぶりに涼しかったですね、このまま涼しくなって欲しいなぁ~。
晴れ男の私は本日お昼からの引渡し立会いで午前中の雨も吹き飛び、快晴過ぎてまた汗だくでした。。。
先日から~モザイクタイル張り~とブログでUPしているお客さまから『施工写真使用承諾』頂いて参りました~!
うちの≪施工写真使用承諾書≫はこんな書式です、ちゃんとしているでしょ!
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(お客さまから承諾を頂いておかないと、今は個人情報保護法で大変な事になっちゃいますからね)
≪こんな感じのプレゼンテーションをさせて頂いておりました≫
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はい、ようやくお見せ出来るようになった本題の≪切り文字サイン≫の設計図です。
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≪サイン完成写真です≫ステンレス(HL)※HLはヘアラインの意味です。
文字一つ一つの裏にピンが出されており、目地に合わせ穴を開け、取付して行くものです。
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どうですか~?
インターフォンカバーも素材を合わせて取り付けるとカッコイイでしょ~!
あまり文字が大きすぎると全体がうるさくなりますから、さりげなく目立たないぐらいの大きさが私は好きです。
せっかくなので“ステンレス鋼”の簡単なご説明です。
Stainless steel
よく記号でSUSで表記されます、詳しい事を言うとステンレスの中でもグレードがありまして、
一般的なステンレスは“SUS304”
少し鉄分を多く含むものを“SUS430”(屋外の使用には問題あり)
スーパーステンレスと呼ぶ“SUS316”性質として密度が高い
一般的に“ステンレス”と呼ぶとそんな鋼材があるのだと思われがちですが、実は“鉄”を主成分にして“クロム”“ニッケル”が含まれているのです。
特性としては、美観、強度、耐食性、耐熱性、耐衝撃性、加工性が抜群で“鉄”を主成分としながらも、全てにおいて鉄より優れています。(アルミニウムよりもはるかに優れています)
ステンレスが錆びにくいのは、含有するクロムが酸素と結合して地金表面に不動耐化皮膜(参加皮膜)を形成し表面を保護しているからです。
屋外の環境は日々めまぐるしく変わり素材にとっても過酷な状況となる場合が多いのでステンレス鋼をお薦め致します。
しかしながら、完璧なものではありませんのでご注意ください。
●もらいサビを受ける事があります。
建築工事や車両の走行により飛散する土・砂・ホコリ・鉄分や海岸地域の潮風に含まれる塩分などにより発生しますが、すぐに水でぬらした布で拭いて、空拭きしてもらえれば取れます。
●ステンレス自身の腐食。
海岸地域やプール、温泉などでは表面の不動耐化皮膜を破壊されてしまう場合がありますが、このような環境においては、塗装や高耐食性ステンレスの採用などで対策をします。
※手あかや指紋などの油分で汚れた場合は、スポンジや布に中性洗剤をつけて拭きとってください。
(キツイ汚れで除去出来ない場合は、市販のステンレス清掃液をご使用下さい)
一言にステンレスといっても奥が深いですねぇ・・・
仕上げも業界用語では、HL以外にもNO1やBAなどたくさんの仕上げ方法があるんですよ。
ちなみに長く建築業界に居る私は、日本の高温多湿な環境にはヨーロッパで持て囃されている“アイアン(鉄)”よりも優れた“ステンレス”の方が環境や生活習慣には合っているのだとは思っています。
しかし、腐食の表情や変化の過程が面白い“ブロンズ(銅)”や“真鍮”もお客さまの趣味趣向に応じてご提案させて頂いております。
素材のこだわり方ひとつで門周りのイメージも変えられますので、ぜひご相談して下さい。
Wikipedia“ステンレス鋼”
それでは、また。
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