カイヅカとレッドロビンの剪定です。3
カイヅカシリーズの最終回、最終的にこんな感じで仕上がりました。このカイヅカは、何というのかな、サラッ、と仕上げるのが結構、難しいんですね。前にも話しましたが、刈り込んでしまうと、本当に醜くなってしまいます。2年か3年に一度はプロに頼み、中をスッキリ抜いてもらいましょう。そうすると、本当に良くなると思います。普段は、ご主人が、休みの日に刈込んで、たまには風通しをよくする・・いかがでしょうか?でも、ここのカイヅカは、フェンスにくっ付き過ぎて、ちょっと可哀相な感じ・・少しは良くなりましたかね?2枚目はついで?に依頼されたある樹木の伐根、立水栓のとなりの根っこがどうしても抜けないとのこと。そうですね、スコップで根気良くってノリではありませんね。チェーンブロックを設置し、早速作業開始、時間にすると3分くらいでした。このことをご主人に話すと、「あの苦労は何だったのだろう?」との弁、やはり道具は大事になります。
カイヅカとレッドロビンの剪定です。2
まずはレッドロビン、ここまで落としました。と、いうよりこういう方法しかありませんでした、元が元でしたから・・暫くしてから期待をするしかありませんね。勿論、太って生い茂ってくるはずです。2枚目は裏のカイヅカイブキの剪定中のショット、結構、出るんですね、枝葉が・・私もたまにヨミが外れ、トラックに枝葉屑が積みきれないことがありました。こういう時に、コンパネ(ベニヤの板です)を2枚、積んでおけば本当に便利、使わない時は、荷物の下に敷いておけばいいし、荷物があっても上に置いて、押え(重石って感じかな?)にも使えます。まあ、今回は使うまでもありませんが、道具は使い方により、本当に便利です、たった一つの道具を忘れた結果、作業が出来ないとか、大幅に遅れたなんて経験は、大なり小なり、皆さんにもあると思いますが、いかがですか?
カイヅカとレッドロビンの剪定です。
今日は、ある独身男性からの依頼、住宅を購入してから一度、所謂「何でも屋」さんに植木の手入れを依頼したそうですが、「レッドロビン」がご覧の有様・・やはり、難しいというのか、何でもかんでも小さくすればよいと考えているのか・・半端なところで切断するといくらレッドロビンでもそこからは伸びてこないのが普通です。また、随分と太いところで切っている感じですね、もうちょっと何とかならなかったのかな?「カイヅカイブキ」の方も本来はこの倍の高さがあったそうです。そうですね、邪魔というか、もう少し何とかしたいと考えるのであれば高さはあまり摘めずに風通しを良くする為にもスリムにしておく方法もあります。植木というものは、出来るだけ細いところで剪定する、枝も幹も同じことが言えます、と、いうことは小まめに手を入れてやる、ということになります。中々、難しいですがね。
蔵のあるお宅の樹木剪定です。2
蔵のあるお宅のイトヒバの剪定の続きです。鋏での手入れのあとに、素手で枝葉を引っ張る?感じで少しずつすっきりさせていきます。前にも紹介したかもしれませんが、私が思うにこの「イトヒバ」と「チャボヒバ」が言ってみれば植木屋の技量を計る目安?になる様な気がします。2枚目は途中のカット、上と下で違いが分かりますかね?そうですね、今日もあるお客様とお話をしましたが、「刈ることだけ出来る植木屋さんに随分と長く世話になったが、植木が随分傷んでしまったし(カイズカイブキです)、スッキリしてもらいたくてお宅に頼んだ・・」、同業者の悪口は言いたくありません・・その方には悪いのですが、ちょっぴり鼻が高かった一日となりました。こういう一言がとても嬉しいし、また励みになります。話はちょっと違った方向へ・・今年の新入社員を一言で言えば「ブログ型」だそうです、デジタル化がどの様な世界でも進む昨今、自分を表現出来ない人が随分と増えたとのこと・・・うーん、分かる気がしますが、最終的には人間対人間、話が出来なければ何も始まらないと思いますね、やはり意思表現はハッキリしたいものです、お客様にもしっかりした説明、また、より優れた技術を提供したいですね。
蔵のあるお宅の樹木剪定です。
今日は先日お伺いした蔵のあるお宅の仕事を紹介します。いやー、和風って感じの趣きですね、蔵の前にある樹木はイトヒバ(ヒヨクヒバとも言います)、隣はカシワの木、いい感じです。こちらの枝葉は細めな感じ、2枚目の写真の様にまず混んでいるところを鋏で手を付け、その後手で毟る様に手入れをしていきます。こちらも植木屋さんのある意味腕を問われるもの、柔らかくフワっとした感じを出していかないといけない?樹木になります、さてうまくいきますでしょうかね?仕事を始める前にいつもちょっとだけですが不安が過ぎります、いつもやっていることなのに、性格なんでしょうかね?もう少し、強気な自分でいたいといつも思うんですが・・・