埼玉県小川町 カクレミノなどの剪定です。2
さて、隠蓑(カクレミノ)の剪定前と剪定後、カクレミノは関東南部以西の本州・四国・九州・沖縄などに生育する常緑の樹木です。温暖な地域に生育します。やや暗い林などに生育することが多いのですが、尾根などの明るい場所に生育することもあります。こちらのお宅はちょっと明るいかな?ひょろりと伸びて先端にだけ葉がついた樹形となることが多いのですが、生長すると幹も太くなり、枝分かれもします。幼木の間はあまり茎は太くなりませんが、最終的には樹高5~7mまでに。7月から8月、球状に集まった花序を形成しますが、温暖な場所では11月ころまで開花します。果実は、冬に黒紫色に熟します。名前の由来は、葉が密に付いて「着ると姿が隠せる簑」に見立てたものであるとか。日陰でも生育でき、庭木として利用されることもしばしば、肌の弱い人はかぶれるので注意ですね。もう少し日陰だったら、もう少し青々としていたのかもしれませんね、このカクレミノも。(2006年10月27日弊社HP掲載分)