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あるプチ・ガーデンの制作です。7

テーマ:洋風の庭

やっと最終回という感じでしょうか?シンプルなお庭にもかかわらず、ちょっと、引き伸ばした(笑)感でもあります。さて、作業が終了しました。そうですね、姫高麗芝の上に、被せる感じで載せた黒土も、暫くすれば、落ち着くというか、自然に目立たなくなってくると思います。そう、前に何かで触れたかもしれませんが、私は、春からのみずみずしいグリーンも好きですが、どちらかというと、冬の枯れたブラウンの方が好みですね。冬は、成長が止まりますが、それまでの間にしっかり管理された芝生は、冬も大変美しいブラウン色になります。皆さん、夏場の刈り込みだけに目が行くのではなく、是非、冬の綺麗な芝生を目指して頂ければ、と考えますが、いかがですか?2枚目は、奥の部分、ちょっと煉瓦などを使ってプチ花壇をご主人が制作したいとのことで、改めてお伺いしたときに撮影したものになります。この時は、先日お伝えした「ハンマードリル」を貸し出したので、随分と楽に掘れた、とのことでした。面積的にはほんのちょっとでしたが、その残土がこれだけに・・やはり、土も増えるのでしょうかね?(2006年12月05日弊社HP掲載分)      

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あるプチ・ガーデンの制作です。6

テーマ:洋風の庭

最終回を迎える(工事完了の前)に、ちょっと寄り道?を致します。写真の様に、こちらのお宅の玄関前にゴールドクレストがあります。こちらのご主人が、自分で植えたものですが、小さかったものがこんなに・・って感じだそう。早速、剪定(こちらは無償扱いでした)を始めます。コニファー、特にこのゴールドクレストが正直、植木の中では一番、難しい部類に属するかもしれません。何故か?よく中を覗いていただければ分かりますが、中心となる幹から無数に、ランダム、って感じで伸びる枝、部分部分で枝が集まっているかの様に、幹から伸びています。この枝が集まっている部分をいかにすっきりさせるか、(そうですね、螺旋階段みたいに仕上げるのがコツでしょうか?)がキーポイントでしょうか?この仕事を始めた頃は、どの枝をどう抜くか?随分と考えさせられましたが、今は、何というのかな?体と手が覚えているというのか、瞬時?に反応してくれる感じです。本当に自慢?って感じになりますが・・でも、手に職を持つ、というのはこんな感じではないのでしょうか?大学の造園学科を卒業し、この仕事に就いて早や20年、今更、他の仕事に就けませんし、世の中そんなに甘くはありませんよね?まだまだ、私もこれからでしょうから・・・人生、「死ぬまで修行」とは、昔の人はよく言ったものですね。(2006年12月04日弊社HP掲載分)      

あるプチ・ガーデンの制作です。5

テーマ:洋風の庭

今回の芝は姫高麗芝、高麗芝の中では最も葉が細い(1.7~2.5mm)もの、ホームセンター等では販売されていませんね。この姫高麗芝は、密生度が高く、美しいターフ(芝生地)を形成し、ゴルフ場のグリーンなどにもよく利用されています。ただ、普通高麗芝に比べ生長が早い為、刈り込み回数が多くなるのが難点でしょうか?でも、見た目が詰まって綺麗なので、一般に入手可能な高麗芝と差別化を計る為にも、弊社では、積極的に奨めているものです。さて、芝生の説明は兎も角、芝生の上にこんな感じに土を配り、(結構、多めに入れるのがコツかな?)最後に芝生が浮く?くらいに散水します。まあ、ほとんど冬ですから、水はあまり気にしなくてもいいかもしれません。逆に夏は、土を必要としない場合がありますが、その時は水を沢山撒かなければなりませんが・・・(2006年12月03日弊社HP掲載分)     

あるプチ・ガーデンの制作です。4

テーマ:洋風の庭

さて、無事に植え込みも終了し、芝生の貼り付け作業に掛かります。まず、芝生をご覧の様に綺麗に並べていきます。この張り方にも色々有りますが、今回はこんな感じに。一つおきに配置を変えてみたり、隙間を空けず、ぴったりつけて張ったり、(ベタ張りと我々は呼んでいます)いろいろですが、一番清潔感?がある配置にしました。本来は、地盤が硬いので、地盤改良を施すのが一番なのですが、それを実行するには、結構なお金が掛かってしまいます。まあ、この状態で一度張り、その後にゴルフ場などと同じく穴を開けたり(根に空気を送り込む感じでしょうか?)、肥料を蒔いたり(まくの字が正しいですかね?)と、これらはオーナー様の仕事になります。芝生を刈るのは、当然ですが・・年を増すごとに、芝生の生長が悪くなるのは、やはり根の部分の管理が足りないことが多いですね、この辺は、サイト等で調べて頂いた方が早いかな?いずれにしても、張って刈るだけでは駄目ですね。2枚目は、芝生の上に撒く?黒土のシーン、これだけの量、買ってくるだけでも大変ですし、結構な金額になるのも必至でしょうかね?(2006年12月02日弊社HP掲載分)     

あるプチ・ガーデンの制作です。3

テーマ:洋風の庭

昨日、お伝えした土になりますが、最終的に掘り返しで増えた分、(土木等の算出では土の締め固めと土の解しで30%づつ増減の計算になります。つまり1㎥土が必要な場合は1.3㎥必要になり、1㎥の土を掘り返すと実際は1.3㎥になります。)軽トラックに載せ、処分となります。これだけで軽トラック半分くらいになるでしょうか?また、お客様自身が、汗を掻きながら自分で鋤き取った残土がご覧の様に・・運び始めてから、写真を撮影するのを忘れていたので、実際の袋の数は、この倍くらいになります。それにしても、鋤き取るだけでも大変なのに、これをわざわざこの土嚢(ドノウ)袋に入れるのも一苦労、2人1組でやるのが常道になる作業です。また、この袋の大きさと、スコップの大きさを比べると、1人での作業は入れ難い、入れ難い。そう、今回の作業を考えると、大して金額に差が無いので、これも一緒に依頼して頂ければと思いました。この全く硬い地盤を考えれば、その選択は大正解だと考えますが、いかがなものでしょうか?(2006年12月01日弊社HP掲載分)     

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プロフィール

植木屋 小川貴範

東京農業大学農学部造園学科卒業

埼玉県立川越工業高等学校建築科卒業

一級造園技能士

一級造園施工管理技士

一級土木施工管理技士

一級エクステリアプランナー

埼玉県鶴ヶ島市 関越自動車道 鶴ヶ島インター並びに圏央自動車道 圏央鶴ヶ島インター近くで、総合造園土木業 有限会社 豊美園(ホウビエン)を営む、植木屋のブログ日記になります。埼玉県・東京都を中心に仕事をさせて頂いております。弊社ホームページも併せて御覧頂きたいと思います。

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