柿の木と白樫の剪定・伐採です。9
さて、先日にご紹介した、大風で飛ばされてしまった蔵の屋根の葺き替えの模様の続編をお届けしたいと思います。写真の様に、屋根が付きました。本来は、瓦をのせたいところになりますが、やはり予算の関係で、失礼ですが、一番安価な方法を選択したそうです。先日にも触れましたが、写真で見る限りでは、壁の白い部分が剥げ落ちていて、とても惨めな状態、この状態では屋根が飛んでしまった際に、取り壊しを考えるのは当然になります。ただ、やはりこちらのご主人が幼少時代に、この蔵の中で兄弟や友達とかくれんぼなどをして遊んだ思い出の建物だそうで、取り壊すのは忍びない・・との考えで、生き延びることとなりました。屋根を葺き替える今回、外壁に関しては、修繕は考えていなかったそうですが、屋根が新しくなった今、「やはり考えてみようかな?」とのことでした。そう、古いものを直すのには、お金が掛かるのは当然になりますが、この蔵もこちらのお宅の財産というか、歴史にあたるもの、是非、大事にしてあげて欲しいと、心からそう願う?気持ちになりました。
2007年03月05日弊社HP掲載分