多胡燈籠、壷型水鉢の設置例の紹介です。2
さて、写真の壷型水鉢(睡蓮鉢とも言えますかね?)をこちらのお宅の玄関脇に据える作業、2枚目の写真の様に、土が露出し、多少雑草も生えてくるとのことです。この土の部分を少しアレンジして、上手にこの水鉢を設置するにはどうしたらいいのか?と考えました。幾つか候補に上がった中で、選択したのは写真の様に、御影石のピンコロと呼ばれる正方形の石材を使用し、それを縁石として使用、その中に錆砂利を搬入して最後に水鉢をそこに据えてみようというもの。玄関前のアプローチの部分に、このピンコロ石材が使われていたので、対になるデザインを心掛けたつもりです。作業を開始する前に、ピンコロ石材を仮に並べたシーン、石材自体は約10センチくらいの大きさ、カッターなどで切断するのは美観上、大変問題なので、目地の広さというか、幅で調節するしかありません。その為に、この仮に並べる方法は、大変重要な作業手順になることは必至になりますね。
2007年03月11日弊社HP掲載分