多胡燈籠、壷型水鉢の設置例の紹介です。
さて、今回はあるお宅に燈籠と水鉢を設置した、ある意味設置例の紹介になります。ご覧の様に、外観の色遣いはどちらかというと和風な感じですが、所々に「洋」を織り交ぜたデザインのお宅、こちらのお宅に、既に存在する多胡(タゴ)燈籠(多胡石は、黄褐色の中粒~粗粒砂岩で、鉄分がしみ出した錆状(木目調)の縞模様が特徴的です。群馬県多野郡吉井町大沢、多胡、甘楽町天引より小規模な露天掘りで採掘しています。大正初期より採掘、全国に出荷され、耐久性に富み磨滅が少なく、採掘直後は軟らかで乾燥すると硬化すると言われます。多胡石は板石・貼石として石塀・内外装材に利用される他、灯籠にも加工されています)の再設置の他にもう一基追加し、何と言うのかな?厚みを増す?感じを表現したいと考えました。もう一つの搬入物、壷型水鉢は、次回に紹介したいと思います。
2007年03月10日弊社HP掲載分