造園連のブロック会議に出席しました。7
その光悦寺垣を見ながら入口の方に目をやると、御簾垣をアレンジした傘立てが。そう、一応、お店なのでどうしてもこれだけのものを設置しないとトラブルの元?になりかねませんね。その鍵付きの大きな傘立てをこの様にうまく隠した?というか、アレンジした?というか、うまく誤魔化した感があるものにしましたね。そう、私の友達に部屋の収納がとてもうまいやつがいて、そいつは見せる収納が得意でした。昔みたいな部屋のつくりでは、押入れに物を突っ込み、片付けてしまうというか、隠してしまう方法がありましたが、やはり最近は、どうしても部屋が狭いので、必要なものをあえて露出させて部屋のアクセント?くらいにしてしまう・・そうです、やり方一つでとてもお洒落に感じることが可能なんですね。ちょっとしたことがとても素敵に見えたりすることが多々、ある気がします、とくにデザインという観点では。そのうまく隠した御簾垣ですが、縦使いの建仁寺垣などよりも横に伸ばすものの方が現代のデザインによりマッチするのは間違いがありませんね。
2007年02月14日弊社HP掲載分
造園連のブロック会議に出席しました。6
その燈篭を横に観ながら奥に進むと右手に蹲(つくばい)が据えてあります。そうですね、本来は、茶道のお茶庭にあるもので、実際に手を洗ったり、水を掬い、その水を使ってお茶を沸かしたりしましたが、最近は、専ら、ファッション感覚は間違いがありませんね。まあ、それでも和風な庭には必要なアイティム、実際に水道を引き、筧(かけひ)から水を流し、癒しを提供する・・と、いうのが現代のスタイルになりますでしょうか?2枚目は京都市北区に位置する光悦寺(こうえつじ)にあるものが本歌(オリジナル)とされる有名な光悦寺垣、実際に作成するには、大変、苦労するものですが、やはりこういう場所に設置すると映える感じがします、個人のお宅にも設置可能ですが、小さめで、人工強化のものがお奨めでしょうかね?
2007年02月13日弊社HP掲載分