雪を消す地下水
市内のW様邸では 昨年井戸を掘って
駐車場のコンクリートの中に 地下水を通しています。
厄介な雪を消す(溶かす)ためです。
その効果のほどは・・・・。っと言うことで
W様宅まで 車走らせ 確認に行ってきました!
道路 凍ってますねえ~~!”
市内の雪もだいぶ少なくなっていたのですが
今日は冬型が強まり 雪が降っています。
W様宅に到着です。
ご近所の駐車場も 道路も雪に覆われていますが
W様の駐車場には 雪がありません。
っていうか 真ん中あたりは コンクリートが 乾いています。
地下水を通していない カンナ物置の前と
地下水を通している奥の駐車場との差は 歴然です。
地下水は 殆ど12℃から13℃ぐらいです。
それでも コンクリートの表面温度を
たとえ0.5℃でも 1℃でも プラス側に保てれば
雪は見事に消えるのですねえ~~。
地下水を表面に散水するのではなく
コンクリートの中に埋められた
放熱管といわれる鋼管の中を通すだけなので
無散水式融雪といわれる工法です。
工業用水や農業用水、あるいはこうした消雪のために
汲み上げられる地下水ですが
あまりに汲み上げ過ぎれば 地下水の枯渇や
地盤沈下を起こすことも心配されます。
そこで・・・・・・・、
地下水を守るために
12本の柳という意味で命名された
『十二柳公園』という公園が整備されたのは
平成3年のことでした。
山形市は 扇状地です。
蔵王などがある奥羽山脈から長い年月を掛けて
流れ出た土砂の上に山形市はあります。
そこで 扇状地の上の辺りから 地下水を補給する意味で
地下深く 川の水を浸透させ扇状地全体に行き渡るようにする
仕組みを整備したのがこの公園なのです。
ちょっと 公園を覗いて見ましょう~~!!”
住宅街の中にある小さな そして三角形の公園です。
そんな三角形の公園に
小さな小さな これまた三角な池です。
説明が長くなるので
説明用の看板をご覧下さい。
あはははは~~~~!!”
雪で真っ白だ~~~~!!”
冷たいけど 雪を掃きました。
フムフム なるほど。。。
そういうことかあ~~!!”
今までの説明と同じことが書かれてました~!” あはははっ!!””
このように 人工的に地下水を補っているっていうこと・・・
そして その施設がここにあるっていうことを
知っている山形市民は殆どいないんですよ!!”
えっ じゃあなんでそれを 私が知ってるんだ???
ってですか!”
それはね・・・
平成3年の年、 この公園の整備事業のときに
少しだけ園路工事をしたからですよ~~~っだ!!”
はははははっ!!”