六本木交差点の街路樹植替です。6
さて、作業も順調に終了し、埼玉に戻り、あとは片付けのみとなります。こちらがスズカケの木、切断され哀れな姿ですが、この幹の肌が特徴的です。この木の由来は、垂れ下がる実の姿が、山伏(やまぶし:山で修行する人)が着る 篠懸(すずかけ)についている房に 似ていることから付いたそうです。 漢字としては篠懸よりも鈴懸が一般的だそうです。「鈴懸の木」には 純粋な「鈴懸の木」と「もみじ葉(もみじば)鈴懸の木」と「アメリカ鈴懸の木」の計3種類が存在するみたいですが、はっきり言って区別はつきませんね。2枚目の写真は、この木が生長していなかった証の様なもの、私も樹木医ではないので、詳しいことは避けますが、この穴を本来は塞ぐ行為をしないと樹木に活力は戻らないと思います。根っこが抜きやすかったのはこれが原因でしょうね、本来ならもっと大変な作業でしたから・・・
2007年02月06日弊社HP掲載分