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28.

テーマ:詩のページ
     雨の夜に                09/09/12






  結局 それじゃダメだよね!


  理由がそれじゃダメだよね!




    結局正論 暴力で

    相手に反論与えない



  理由がそれじゃあ ダメだよね!

   
  自分の都合じゃ 救われない!


    

    言った分だけ頑張って

    それでも耐えていかなくちゃ



  理由がそれじゃあ  ダメだよね!


  それでも 耐えていかなくちゃ




  言った分だけ 頑張って

  頑張ってこそ 意味がある

   
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27.

テーマ:詩のページ
         鳴く秋                          09.9.1



    すぐその窓の 外側に

    虫の奏でる 秋がある

    うごめき よろめき つまずいて

    ひとつの季節に 移り行く



       そうだよね

       私は あなたを 待つけれど

       季節は私を 振り向かぬ


 
  
    
    秋の月は 澄んでいて
 
    見つめる瞳が 変わるから

    秋の始めは どこからと

    気づかぬうちに 虫が鳴く



       そうだよね

       去年の虫とは 違うのに
  
       聞いてる私は 振り返る



    どこを歩んで 来たんだろ

    何を踏まずに きたんだろ


    どこを照らして 歩くのか

    何を心に 刻むのか





    すぐその窓の 外側に

    今年の秋が 鳴き競う

26.

テーマ:詩のページ
        同じ空のもと                8/18




  俯くあなたの横顔に

  散り行く花の愛おしさ

  僅かな光のそよぐ夜に

  飛べない鳥が待つ朝は



       どこまで続く迷い道

       いつまで開けぬこの夜の

       只々同じ空のもと

       寄せる思いの盆の暮れ



   歩みを刻むこの歩幅

   両手が届くこの距離で

   画筆を片手に歩もうよ

   共に描いて明ける朝










25.

テーマ:詩のページ
    ビアガーデンと枝豆と電話      (折り句 )         7/7







  ビルの 谷間に 咲く花の

  あこがれ 夢見る ものは何

  ガードレールの 足元に

  電飾映す 水たまり




  途絶えずせつない 雨音で
 
  絵の具を溶かし 描いてみる
 
  だれもが胸の 奥のほう

  真夏を前に 七夕に





  目で追うものは 逃げていく

  ときを忘れて 焦がれれば

  伝書鳩とて 気が利いて

  わすれた夢さえ 運び来る

24.

テーマ:詩のページ
   空に流れる 星たちよ                          7/3





大きな星も  小さな星も

夜空を色取る 恒星ばかり

自ら光る 星たちよ

わずか50の時を超え




大気を 横切る流れ星

またたく流れて 燃え果てる

私はどこを 見ればいい

どこを捉えて 書けばいい






   大気の厚さに守られて

   見えない大気を 気にもせず

   大気に体をぶつけては

   焦がれる者を 嘲てる




   薬がどうとか 奇行とか

   巨星はひとつ 落ちたけど

   巨星じゃなくて 流れ星

   強くきらめき 消えて行く





わたしの瞳は しっかりと

急いだ星を 記憶する

23.

テーマ:詩のページ
           杏の木の実が 熟す頃                 09/6/23








杏の木の実が 熟す頃  

も一度いってみようかな

兄貴と歩く  ふたり道


歌でも 歌って 歩こうか

あなたと 歩いて 泣く小道






歌おうよ  叫ぼうよ

あなたと いつもの 帰り道







いつでもたっても 弟で  

生意気盛りの 昼日中

あなたと歩く ふたり道



恋など 語って 歩こうか

夢など語って 笑おうか





歌おうよ 叫ぼうよ

母が 笑った 帰り道















22.

テーマ:詩のページ
        少女の歩く砂浜に                  6/2






庄内浜に カラカラと

貝殻 風に 埋もれ行く 

日差しに焼かれた 素足さえ

波がさらって また戻る









      明日帰れば それもいい

      明日行くなら それもいい













思いはいつも そこにあり

気づかぬ振りして そこにある

声かけ 崩れてしまう夏

崩してしまえば いいじゃない









    明日帰れば それもいい

    一人がいやなら 言えばいい









少女が歩く 砂浜に

思い出 今日も 流れ着く

積み上げ一緒に 灯そうか

拾って 一緒に 燃やそうよ







     明日帰れば  それもいい

     昨日がいやなら 泣けばいい




    

21.

テーマ:詩のページ
    緑は緑が嫌いです                        5/15








緑は緑が嫌いです

赤は赤が嫌いです

白はみんなが嫌いです

黒はみんなが 大好きで







    


    緑は緑の波長だけ

    受け入れ難いと 反射する

    波長は私に飛び込んで

    貴方が緑に見えている











白はみんなを反射して

あたいは あたいと主張する

戸惑う私は 受け入れて

白い貴方を 見失う










   心の闇が深すぎて

   すべてを求める貴方から

   帰る波長の弱さゆえ

   誰もが気づかぬ貴方なら




        一緒に歩いてみようかな

        一緒に歩いてくれるかな
   









   黒はみんなが大好きで

   みんなを内包するのにね

   気づかぬ私は 黒さゆえ

   あなたが居るのに 気づかない

   

20.

テーマ:詩のページ
       結い  (ゆい)               5/4






「結び合う」

なぜかと聞かれて

困るけど

そんな感じがするじゃない

恋愛みたいな もんだよね



声さえ 顔さえ 心さえ

交わしたことも ないけれど

なんだか どうにか

わかっちゃう

そんなことって あるんだね



幸せは 歩いてこないと

歌う人

やっぱりそうだと うなずいて

今日も明日も 飛び回る

あなたを探して 飛び回る



結ぶを書いて ゆいと読む

相互扶助だと ドラマでは

唐十郎も 言ったけど

いうは容易しで 行う難し

単純なのに 難しい。



まずは気負わず行きましょう

結いを信じて行きましょう



19.

テーマ:詩のページ
     かた雪わたり               5/3






「あっ そういえば 

今日は母の誕生日」っ

5月3日に生まれ出て

80超えた 母がいる



いつもと変わらぬ一日を

何万日も 過ごしたか

その幾日に 涙して

どれだけ笑えて来ただろう



80超える母がいる

私を生んだ 母がいる

杏をくれた 母がいる

私が生まれた あの場所に



冬は厳しい山里の

晴れ間の朝の 冷え込みは

朝日を田んぼが 照り返す

一面光る 雪の原



かた雪わたりは 夢のよう

どこまで続く思い出に

幼い私は 駆けていく

行きつく先も あてもなく




今日は あなたの誕生日

たまに電話も してみるか

かえって心配かけるかな

心配かけて みようかな







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