国際バラとガーデニングショウ05
テーマ:イベント
2010/05/15 05:05
国際バラとガーデニングショウも今日で4日目。前半を終えました。
昨日はお客さんの出足がやや遅く、今日はようやくのんびりかと思いきや、昼前からぞくぞくと入場者が増えてそれまでと変わらない混雑ぶりとなりました。
今日明日の土日はどうなることかと少し気が遠くなる思いでしたが、本日わたしは一日休みをもらって現場に入ります。
さて、少し会場の様子を紹介します。
まずは今回の企画展、「ピーターラビットの庭仕事~英国湖水地方の街から」の様子です。
こちらは西武造園さんの手がける「マクレガーさんのやさい畑~おいしい!たのしい!キッチンガーデン~」。
人気のキッチンガーデン、というよりやはりその名の通りの畑ですね。小屋の製作はご存じユ・メ・ミファクトリーさん。
そして、昨年の大賞受賞者である清水工業GARDENさんの「丘の上のフラワーガーデン~ポターの夢見た花園~」。
小さなボートハウスに本物の舟を浮かべ、建物の窓から宿根草のガーデンを見せるというなかなかの意欲作です。実際に水まで張っています。丘の上のガーデンでそれが可能かなどと詰まらぬ事に気が回りますが、それは標題のほうに問題があるのであって、まさに湖水地方のガーデンです。
製作に許された期間はわれわれとほとんど変わらず、たったの3日間ですから、やはり凄いと思いました。
そして、今回の目玉、「湖水地方のコテージと森のガーデン」。
…どのガーデンも標題の付け方に安易さを感じないでもないですが、まあ、実際の作品はそれを補って余りあるものがあります。
こちらはユ・メ・ミファクトリーさんのコテージ、加藤造園さんの樹木植栽、そして上野砂由紀の草花植栽という、過去の大賞受賞者たちによるコラボレーションとなっています。
川の上に渡したコテージの下、アヒルたちが水辺に集まり、
石垣に囲まれた森のガーデンの中には、物語の世界に登場するような動物たちが潜んでいて、おもわず覗き込んでしまいます。
もちろん、野ウサギも、
そして、圧倒的な宿根草たち!
中に入って散策できないのが残念ですね。
どの植物もピークのものをふんだんに使っています。1週間以上もこれらの植物をベストの状態に保つご苦労は並たいていのことではないだろうなと、つい余計なことも考えてしまいます。
ホームページもよろしければご覧下さい。
http://www.yui-garden.com/
昨日はお客さんの出足がやや遅く、今日はようやくのんびりかと思いきや、昼前からぞくぞくと入場者が増えてそれまでと変わらない混雑ぶりとなりました。
今日明日の土日はどうなることかと少し気が遠くなる思いでしたが、本日わたしは一日休みをもらって現場に入ります。
さて、少し会場の様子を紹介します。
まずは今回の企画展、「ピーターラビットの庭仕事~英国湖水地方の街から」の様子です。
こちらは西武造園さんの手がける「マクレガーさんのやさい畑~おいしい!たのしい!キッチンガーデン~」。
人気のキッチンガーデン、というよりやはりその名の通りの畑ですね。小屋の製作はご存じユ・メ・ミファクトリーさん。
そして、昨年の大賞受賞者である清水工業GARDENさんの「丘の上のフラワーガーデン~ポターの夢見た花園~」。
小さなボートハウスに本物の舟を浮かべ、建物の窓から宿根草のガーデンを見せるというなかなかの意欲作です。実際に水まで張っています。丘の上のガーデンでそれが可能かなどと詰まらぬ事に気が回りますが、それは標題のほうに問題があるのであって、まさに湖水地方のガーデンです。
製作に許された期間はわれわれとほとんど変わらず、たったの3日間ですから、やはり凄いと思いました。
そして、今回の目玉、「湖水地方のコテージと森のガーデン」。
…どのガーデンも標題の付け方に安易さを感じないでもないですが、まあ、実際の作品はそれを補って余りあるものがあります。
こちらはユ・メ・ミファクトリーさんのコテージ、加藤造園さんの樹木植栽、そして上野砂由紀の草花植栽という、過去の大賞受賞者たちによるコラボレーションとなっています。
川の上に渡したコテージの下、アヒルたちが水辺に集まり、
石垣に囲まれた森のガーデンの中には、物語の世界に登場するような動物たちが潜んでいて、おもわず覗き込んでしまいます。
もちろん、野ウサギも、
そして、圧倒的な宿根草たち!
中に入って散策できないのが残念ですね。
どの植物もピークのものをふんだんに使っています。1週間以上もこれらの植物をベストの状態に保つご苦労は並たいていのことではないだろうなと、つい余計なことも考えてしまいます。
ホームページもよろしければご覧下さい。
http://www.yui-garden.com/
国際バラとガーデニングショウ04
テーマ:イベント
2010/05/13 23:14
さて、国際バラとガーデニングショウも今日で2日目。
昨日の初日もそうでしたが、朝の6時前には家を出て、朝のメンテナンスから昼までを会場で過ごしています。
晴れてくれたのは良いけれど、西武ドームは冷たい風が吹き込んでとても寒い!
テーマガーデンの集まる内野側と、それからレフト側はそれほどでもないのに、われわれが展示しているライト側は時々、木々が大きく揺れるほどの風が吹き付けます。
これから来られる方はぜひ、上着の用意をお忘れ無く!
さて、昨日今日の様子を紹介させていただきます。
朝は8時からメンテを開始。
花殻摘みとほどほどの切り戻し、掃除、そして水はじょうろでピンポイントにあげて、あとは霧吹きで葉水やりと簡単な洗浄です。
基本的には日光が当たらないので急激な乾燥はありませんが、風が強いとやはり心配です。
6メートル×4メートルのわずかなガーデンでも、これらの作業に2人でたっぷり1時間は掛かります。
で、開場時間の9時半までの残った30分はカメラ片手にじっくりと見学…
これは出展者の役得ですね。
なぜなら…
こういう事になるからです。
そして、これは初日開場時の、最初の入場者の皆さん。
かなり早い時間から長蛇の列が出来ていたようです。
そして瞬く間に、
こうなりますので、これから来られる方はぜひ、上着をご用意の上、朝は早めにお越し下さい!
われわれのガーデンの最初のお客さま。
そして、
みなさん、ありがたいことにたくさん写真を撮っていってくださいます。
「まあ、すてき!」という感嘆の声に、早くもうるうるとなってしまいます。
ただ、この会場では展示物に触れたり、立ち入ったりすることは原則禁止されているのですが、レンガ敷きの気易さでしょうか、中に入って植物の接写をされる方や記念撮影をされる方が続出…
こんな感じですね。
基礎を締め固めてあるわけでは無いので、あまりこれが続くと足元のレンガはすぐに緩んできます。目地砂も抜けてしまいます。
でも、このことに対するわたしと高橋さんの見解は、何の問題もなく一致しました。
思わず一歩も二歩も立ち入ってみたいと感じるのは魅力有るガーデンの証拠。
だったら入って貰ってもいいでしょう。
少々緩んだレンガはなんとか朝夕のメンテで直して、会期中保てば良しとしましょう。
初日の昨日、先にあがったわたしに夕方高橋さんから電話がありました。ひとしきりの打合せの後、
「ガーデンに入ったお客さんの数で競うなら、うちのガーデンがダントツのグランプリですよ」
高橋さんの弾んだ声でした。
…とは言うものの、一番奥のサークル内の舗装は本来樹脂で固めるところ、光線の照り返しがいやなので砂利を敷いただけにしてあります。(つまらない産廃も出したくないし…)
ここだけは踏み荒らされると大変なので、2日めからはこんな標示をさせてもらいました。
その2日目の今日。
昼で交替したわたしが打合せに向かう途中に、高橋さんから電話が入りました。
「やりましたよ!」
ん? さては仕事を受注したかな…と愚かな私はあさはかな想像をしてしまいましたが、
「実は車椅子のお客さんが居て…」
車椅子でそのままガーデンに入って頂いたのだそうです。
そうしたら、そのお客さんがとても喜んでくださり…
「とても嬉しかったです」という高橋さんの電話でした。
「すぐに伝えたくて…」という声はすでに感極まってとぎれがちで…
わたしは、この人と一緒に頑張ってガーデンを作って、ほんとうに良かったと心からそう思いました。
ホームページもよろしければご覧下さい。
http://www.yui-garden.com/
昨日の初日もそうでしたが、朝の6時前には家を出て、朝のメンテナンスから昼までを会場で過ごしています。
晴れてくれたのは良いけれど、西武ドームは冷たい風が吹き込んでとても寒い!
テーマガーデンの集まる内野側と、それからレフト側はそれほどでもないのに、われわれが展示しているライト側は時々、木々が大きく揺れるほどの風が吹き付けます。
これから来られる方はぜひ、上着の用意をお忘れ無く!
さて、昨日今日の様子を紹介させていただきます。
朝は8時からメンテを開始。
花殻摘みとほどほどの切り戻し、掃除、そして水はじょうろでピンポイントにあげて、あとは霧吹きで葉水やりと簡単な洗浄です。
基本的には日光が当たらないので急激な乾燥はありませんが、風が強いとやはり心配です。
6メートル×4メートルのわずかなガーデンでも、これらの作業に2人でたっぷり1時間は掛かります。
で、開場時間の9時半までの残った30分はカメラ片手にじっくりと見学…
これは出展者の役得ですね。
なぜなら…
こういう事になるからです。
そして、これは初日開場時の、最初の入場者の皆さん。
かなり早い時間から長蛇の列が出来ていたようです。
そして瞬く間に、
こうなりますので、これから来られる方はぜひ、上着をご用意の上、朝は早めにお越し下さい!
われわれのガーデンの最初のお客さま。
そして、
みなさん、ありがたいことにたくさん写真を撮っていってくださいます。
「まあ、すてき!」という感嘆の声に、早くもうるうるとなってしまいます。
ただ、この会場では展示物に触れたり、立ち入ったりすることは原則禁止されているのですが、レンガ敷きの気易さでしょうか、中に入って植物の接写をされる方や記念撮影をされる方が続出…
こんな感じですね。
基礎を締め固めてあるわけでは無いので、あまりこれが続くと足元のレンガはすぐに緩んできます。目地砂も抜けてしまいます。
でも、このことに対するわたしと高橋さんの見解は、何の問題もなく一致しました。
思わず一歩も二歩も立ち入ってみたいと感じるのは魅力有るガーデンの証拠。
だったら入って貰ってもいいでしょう。
少々緩んだレンガはなんとか朝夕のメンテで直して、会期中保てば良しとしましょう。
初日の昨日、先にあがったわたしに夕方高橋さんから電話がありました。ひとしきりの打合せの後、
「ガーデンに入ったお客さんの数で競うなら、うちのガーデンがダントツのグランプリですよ」
高橋さんの弾んだ声でした。
…とは言うものの、一番奥のサークル内の舗装は本来樹脂で固めるところ、光線の照り返しがいやなので砂利を敷いただけにしてあります。(つまらない産廃も出したくないし…)
ここだけは踏み荒らされると大変なので、2日めからはこんな標示をさせてもらいました。
その2日目の今日。
昼で交替したわたしが打合せに向かう途中に、高橋さんから電話が入りました。
「やりましたよ!」
ん? さては仕事を受注したかな…と愚かな私はあさはかな想像をしてしまいましたが、
「実は車椅子のお客さんが居て…」
車椅子でそのままガーデンに入って頂いたのだそうです。
そうしたら、そのお客さんがとても喜んでくださり…
「とても嬉しかったです」という高橋さんの電話でした。
「すぐに伝えたくて…」という声はすでに感極まってとぎれがちで…
わたしは、この人と一緒に頑張ってガーデンを作って、ほんとうに良かったと心からそう思いました。
ホームページもよろしければご覧下さい。
http://www.yui-garden.com/
国際バラとガーデニングショウ03
テーマ:イベント
2010/05/12 05:10
国際バラとガーデニングショウもいよいよ今日は一般公開初日を迎えます。
昨日はこれに先だって開会式と内覧会が開催され、わたしもガーデンコンテスト出展者の煉創高橋さんと参加させていただきました。
外は雨。
冷たい外気が流れ込んで少し肌寒い開会式となりました。
午前中に行われた審査会の結果発表と表彰式もあり、その結果、大賞を受賞したのは「木ごころ」さんの「春風駘蕩」。
昨年の準優秀賞に続いて、ねらい通りの大賞受賞、たいしたものですね。
丁寧に植栽されたガーデンは、見る角度によってさまざまに表情を変えて、確かに素敵だと思いました。
昨年の受賞者、清水工業GARDENさんの作品と並べてみると、うん、評価の基準が分かる気がします。
惜しくも次点である優秀賞受賞は、アトリエ朴さんの「ensemble/79」。
圧倒的な存在感で、こちらの植栽は奔放かつ大胆。
なにより、まさにこの時に見頃を迎えたナンジャモンジャの木が、見る人を一様に驚かせていました。
…ちなみにこのナンジャモンジャを手配したのも、われわれの仲間であるMIYABI富田さんです。
そして、われわれの煉創チームは初参加にして奨励賞を頂きました。
せめて準優秀賞を高橋さんにプレゼントしたかったのですが、しかし企画ガーデンを製作された造園家さんの話によれば、最後まで上の作品と争ったとのこと。
同じ奨励賞の中でも上位に評価されたと言うことですので、ここは満足したいと思います。
まして、始めから賞ねらいで始めた取り組みではなかったのですから…
さて、内覧会の様子です。
ガーデンショップも開店準備に余念がありません。
一般公開が始まれば、こんなにじっくり見ることは出来ないとばかりに、限られた時間の中、写真を撮りまくりました。
その中から、ほんの触りを紹介すると、
今回のテーマ「バラにつつまれる贅沢を」のメイン展示となるローズアベニュー。
そして、ローズテラス。
企画展示のメイン、「ピーターラビットの庭仕事」から湖沼地方のコテージと森のガーデンは、ユメミファクトリーのコテージ、加藤造園さんの森の植栽、上野砂由紀さんの宿根草のコラボレーションです。
この他、常連の吉谷佳子やケイ山田さん、マーク・チャップマンさん、佐藤進さんなどのテーマガーデンも目を楽しませてくれました。
さて、そろそろ初日開場前のメンテに出掛けなくてはなりません。
また、他のコンテスト作品などと合わせて、ご紹介していきますね。
ホームページもよろしければご覧下さい。
http://www.yui-garden.com/
昨日はこれに先だって開会式と内覧会が開催され、わたしもガーデンコンテスト出展者の煉創高橋さんと参加させていただきました。
外は雨。
冷たい外気が流れ込んで少し肌寒い開会式となりました。
午前中に行われた審査会の結果発表と表彰式もあり、その結果、大賞を受賞したのは「木ごころ」さんの「春風駘蕩」。
昨年の準優秀賞に続いて、ねらい通りの大賞受賞、たいしたものですね。
丁寧に植栽されたガーデンは、見る角度によってさまざまに表情を変えて、確かに素敵だと思いました。
昨年の受賞者、清水工業GARDENさんの作品と並べてみると、うん、評価の基準が分かる気がします。
惜しくも次点である優秀賞受賞は、アトリエ朴さんの「ensemble/79」。
圧倒的な存在感で、こちらの植栽は奔放かつ大胆。
なにより、まさにこの時に見頃を迎えたナンジャモンジャの木が、見る人を一様に驚かせていました。
…ちなみにこのナンジャモンジャを手配したのも、われわれの仲間であるMIYABI富田さんです。
そして、われわれの煉創チームは初参加にして奨励賞を頂きました。
せめて準優秀賞を高橋さんにプレゼントしたかったのですが、しかし企画ガーデンを製作された造園家さんの話によれば、最後まで上の作品と争ったとのこと。
同じ奨励賞の中でも上位に評価されたと言うことですので、ここは満足したいと思います。
まして、始めから賞ねらいで始めた取り組みではなかったのですから…
さて、内覧会の様子です。
ガーデンショップも開店準備に余念がありません。
一般公開が始まれば、こんなにじっくり見ることは出来ないとばかりに、限られた時間の中、写真を撮りまくりました。
その中から、ほんの触りを紹介すると、
今回のテーマ「バラにつつまれる贅沢を」のメイン展示となるローズアベニュー。
そして、ローズテラス。
企画展示のメイン、「ピーターラビットの庭仕事」から湖沼地方のコテージと森のガーデンは、ユメミファクトリーのコテージ、加藤造園さんの森の植栽、上野砂由紀さんの宿根草のコラボレーションです。
この他、常連の吉谷佳子やケイ山田さん、マーク・チャップマンさん、佐藤進さんなどのテーマガーデンも目を楽しませてくれました。
さて、そろそろ初日開場前のメンテに出掛けなくてはなりません。
また、他のコンテスト作品などと合わせて、ご紹介していきますね。
ホームページもよろしければご覧下さい。
http://www.yui-garden.com/