真々田ガーデン
テーマ:ガーデン
2010/03/10 03:14
昨日の昼から降り始めた雪は、この時間もどんどん降り積もっています。
これはまだ降り始めの頃。
おばあちゃんが咲きかけたスイセンを可哀相に思って傘を置いてくれたのですが、いまは20センチ以上の雪が覆ってしまいました。
さて、この雪になる前にと一昨日、東松山のA様邸では最終工程に向けて既存のレンガや枕木を撤去。
宿根草や低木、球根類の掘り取りを行いました。
そのうちの不要となったものは搬出してしまわなければならないのですが、処分費もバカになりません。
もとより、まだ使えるものも多く有って勿体ない。
かといってわたしの仕事で再利用はできません…
で、ふと思い出して知り合いにもらってもらえないかと連絡したところ、快い返事!
秩父まで高速道路を使って片道1時間ほどの距離を、2回ほど往復することになりました。
余った球根類も、まるで野菜の出荷のようです。
わが社のすぐご近所の真々田さん宅。
町のオープンガーデンに13軒の仲間と一緒に参加されていて、自身でもブログで公開中ですから、ここで紹介しても差し支えないと思います。
十数年前から奥さんが御主人の手を借りてこつこつ作り上げていったガーデンが、いまや500坪を越えているのでしょうか?
もともと畑だったところをすべて手作りで変えていったのですが、周囲の里山を合わせると500坪ではきかないかもしれません。
わたしも仕事を離れて、僅かながらお手伝いしたりしましたが、何よりありがたいのは現場から今回のように発生したり余ったりしたレンガや石材、砂利などの資材を引き受けてもらえること。
いくらでも使えるから…
いくらでも置けるし…
と言ってくれるのですが、確かに!
ガーデンのあちこちにこのような道具小屋や休憩所、物置、バーベキュー小屋などが点在していますが、これらもほとんどが自家製です。
雑誌に紹介されて一時期は訪問客が殺到し、対応に追われたのですが、それにも増して大変なのは夏場の草取り…いえ、草刈り。
これは奥さん自らエンジン式の草刈り機を駆使しておこなっています。
今はこのようにして緑も少なくやや淋しい感もありますが、それだけにガーデンのつくりが良くわかるというもの。
それでも今もツルバラの誘引や施肥が間に合わないと悲鳴をあげていました。
はい。
わたしがこれまでに運んだレンガたちも、このようにガーデンの風景にとけ込んでいます。
今年もまた、春から夏にかけてが楽しみですね。
皆野町のオープンガーデンついてはこちらから。
魅せるオープンガーデン~皆野町観光協会
真々田さんのブログはこちらから。
ナチュラルガーデンとゴールデンレトリバー
わたしの方のホームページもぜひご覧下さい!
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最近のしごと~東松山A様邸
テーマ:しごと
2010/03/07 17:36
雨と雪に悩まされ続けた2月があっという間に過ぎて、早くも3月。
今日も冷たい雨ですが、ひと雨ごとに…と季節は少しずつ進んでいる様子です。
ただ、この関東も山の中のわが家ともなればまだまだ庭先のスイセンのつぼみも固く、ようやく開き掛けたと思えばまた今朝の雨に震えている様子です。
決算処理と青色申告、消費税申告…タダでさえモチベーションの上がらない不毛な作業があったり、私生活でも気持ちの定まらない状況が続いたり、また、デザイン・設計の仕事がたて込んだりと、このところ落ち着く間もない毎日で、ブログの更新さえままならない有様でしたが、週末の雨は容赦なくわたしを家に閉じ込めてくれたのでした。
さて、現在東松山の個人邸のお庭のリフォームを手がけさせて頂いております。
優に20メートル級のシラカバを中心に据えた、周辺の景色にもとけ込んだ雑木林風のお庭です。
最近、薪ストーブを導入されたことからその庭の一部に薪小屋が加わったことで、意を決してのリフォームとなりました。
昨年はシラカバの巨木の幹にキノコが生えたとのことでご心配の様子でしたので、鬱蒼として湿気を溜めがちなその足元の空間を拡げ、風を通してドライにし、かつ、低い地形に土留めを加えて盛り土をして排水の便宜を整え、さらに、空間に広がりとメリハリを与えられるような演出を施せればよいと考えました。
現在は半ばまで工程が進み、土留めのブロックを終え、
ウッドデッキと薪小屋とを結ぶ動線に敷き詰めてあった乱形を取り除いて、
しっかりとコンクリートで固め、
グレーの石英岩の乱形材、スパークリング・クォーツを使ったサークルまでが仕上がりました。
この後はやや和風のこのサークルに、洋の素材である敷きレンガを使ったもうひとつのサークルをぶつけ、空間を組み立てていく予定です。
最後に、掘り上げたり移植したりした植物たちに戻ってもらい、さらに新しい植物も加え、この庭が春のお客さまを迎えられるようになるには、まだ2週間は掛かるでしょうか?
すでにつぼみを大きく膨らませつつある球根類を見るにつけ、気ばかり焦る毎日が、さて、明日からまた戻ってきます。
ホームページもぜひご覧下さい!
http://www.yui-garden.com/
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今日も冷たい雨ですが、ひと雨ごとに…と季節は少しずつ進んでいる様子です。
ただ、この関東も山の中のわが家ともなればまだまだ庭先のスイセンのつぼみも固く、ようやく開き掛けたと思えばまた今朝の雨に震えている様子です。
決算処理と青色申告、消費税申告…タダでさえモチベーションの上がらない不毛な作業があったり、私生活でも気持ちの定まらない状況が続いたり、また、デザイン・設計の仕事がたて込んだりと、このところ落ち着く間もない毎日で、ブログの更新さえままならない有様でしたが、週末の雨は容赦なくわたしを家に閉じ込めてくれたのでした。
さて、現在東松山の個人邸のお庭のリフォームを手がけさせて頂いております。
優に20メートル級のシラカバを中心に据えた、周辺の景色にもとけ込んだ雑木林風のお庭です。
最近、薪ストーブを導入されたことからその庭の一部に薪小屋が加わったことで、意を決してのリフォームとなりました。
昨年はシラカバの巨木の幹にキノコが生えたとのことでご心配の様子でしたので、鬱蒼として湿気を溜めがちなその足元の空間を拡げ、風を通してドライにし、かつ、低い地形に土留めを加えて盛り土をして排水の便宜を整え、さらに、空間に広がりとメリハリを与えられるような演出を施せればよいと考えました。
現在は半ばまで工程が進み、土留めのブロックを終え、
ウッドデッキと薪小屋とを結ぶ動線に敷き詰めてあった乱形を取り除いて、
しっかりとコンクリートで固め、
グレーの石英岩の乱形材、スパークリング・クォーツを使ったサークルまでが仕上がりました。
この後はやや和風のこのサークルに、洋の素材である敷きレンガを使ったもうひとつのサークルをぶつけ、空間を組み立てていく予定です。
最後に、掘り上げたり移植したりした植物たちに戻ってもらい、さらに新しい植物も加え、この庭が春のお客さまを迎えられるようになるには、まだ2週間は掛かるでしょうか?
すでにつぼみを大きく膨らませつつある球根類を見るにつけ、気ばかり焦る毎日が、さて、明日からまた戻ってきます。
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