出る杭は…
テーマ:思い
2013/02/03 06:00
打たれる!
自明の理です。
仕方の無いことです。
そう思いながらも、打たれるたびにへこんでいた10年ほど前のわたしに、教えてくれた人がいました。
地元のジャンヌ・ダルクと呼ばれている、常に闘い続けている華道家の女性でした。
向井くん、本当に打たれたくないと思ったらねぇ…
相手が打ちたくても打てない高さまで伸びればいいのよぉ。
そうすればみんなバカバカしくなって打たなくなる。
それでもハシゴを掛けてよじ登ってまで打とうとする人がいたとすれば…
向井くん。それはねぇ、
もう敵じゃなくて、味方なんだよ。
胸がすぅ~っと楽になった気がしました。
未だにときどきその言葉を思い出して、すぅ~っとなることが有ります。
そんなときは、
ああ、自分は今もちゃんと闘えているんだな、と思います。
こんな話を、最近久しぶりにしました。
相手は庭のお客さまですが、やはり、いつも闘っている様子の、とても素敵な女性です。
だからわたしも、素敵な庭を造らなければなりません。
よろしければ、ホームページもご覧下さい。
http://www.yui-garden.com/
今朝の荒川~災厄と祝福
テーマ:思い
2011/09/02 09:17
昨夜までの豪雨がひと段落した今朝の秩父。
風が止んで夜明け前からむっとした空気に包まれました。
たぶんそんな気候のせいで4時前に目覚めてしまったわたしは、川沿いのキャンプ場が気になって外に出ました。
水量が増して濁り水の勢いが激しい荒川。
近くの栗谷瀬橋から眺めると川幅が河川敷いっぱいにまで拡がっていました。
でもまあ、まだ大丈夫。
5年ほど前の台風で災害が発生した時はさらに3メートル以上は水かさがありました。
わたしが関わった3つのキャンプ場のうちのひとつ。
ウォーターパーク長瀞
先の大雨ではここが水浸しになり、
川の水がこの堤防を越えて右手の建物の下にあった資材を全て流してしまいました。
(わたしのコンクリートミキサーもろとも!)
それを思えばまだまだ安心というものの、
ライン下りのこの船着き場も毎回のことと言え復旧しなければならず、スタッフのご苦労が思いやられます。
そして、雨はまだこれから。
今後の増水にも気を付けなくては…
そして今回の台風。
最初は関東を直撃かと心配されましたがずいぶんとゆっくり南海上に停滞し、あろう事か西に大きく流されて明日、関西に上陸の気配を見せているとか。
関西のみなさんにはとても申し訳ないことですが、これまでの進路とこの先の予想進路はさながら被災地の手前で踏みとどまり、ぐるりと迂回するようには見られなくもありません。
それを手放しで喜ぶつもりはまったくありませんが、少しだけ感動で胸を震わせてしまったこと、正直に告白いたします。
どうか、大きな災害が起こりませんように!
その台風による雨の影響で現場はここしばらく休止。
思えば4月18日に退院して以来、ノンストップで働き続け、7月末の関西出張の前日夜中までそれが続いたのですが、その後は嘘のように落ち着いた毎日が続いています。
お話だけはたくさん頂き、設計や見積もりには追われながらも、ここしばらく現場仕事はぽつぽつでした。
昨年夏の無理が祟って年末に長期休業を余儀なくされたことを思うと、この暑い夏に無理をせずに済んだことは、とてもありがたいこと…。
そして、そのタイミングでHANA sakaso プロジェクト with mother Loveのお話が舞い込んできたのも、まったくの偶然ではなかったと思います。
その証拠にプロジェクトの日程が決まった翌日あたりからお仕事の話が次々と決まって、宮城から戻ったあとの1ヶ月があっという間に埋まってしまいました。
まるでこのタイミングを待っていてくれたかのように…
うーん。
しかし、ただの脳天気といえなくもありません。
ここしばらく収入が途絶えていたところでボランティアに出掛けようという話に、なんらかの啓示を見出そうというのですから…
さて、プロジェクトの詳細が決まりました。
次回、ご報告いたします。
みなさまからの支援をお待ちしております。
ご協力頂ける方は以下のサイトからご連絡をお願いいたします。
HANA sakaso プロジェクト with mother Love
風が止んで夜明け前からむっとした空気に包まれました。
たぶんそんな気候のせいで4時前に目覚めてしまったわたしは、川沿いのキャンプ場が気になって外に出ました。
水量が増して濁り水の勢いが激しい荒川。
近くの栗谷瀬橋から眺めると川幅が河川敷いっぱいにまで拡がっていました。
でもまあ、まだ大丈夫。
5年ほど前の台風で災害が発生した時はさらに3メートル以上は水かさがありました。
わたしが関わった3つのキャンプ場のうちのひとつ。
ウォーターパーク長瀞
先の大雨ではここが水浸しになり、
川の水がこの堤防を越えて右手の建物の下にあった資材を全て流してしまいました。
(わたしのコンクリートミキサーもろとも!)
それを思えばまだまだ安心というものの、
ライン下りのこの船着き場も毎回のことと言え復旧しなければならず、スタッフのご苦労が思いやられます。
そして、雨はまだこれから。
今後の増水にも気を付けなくては…
そして今回の台風。
最初は関東を直撃かと心配されましたがずいぶんとゆっくり南海上に停滞し、あろう事か西に大きく流されて明日、関西に上陸の気配を見せているとか。
関西のみなさんにはとても申し訳ないことですが、これまでの進路とこの先の予想進路はさながら被災地の手前で踏みとどまり、ぐるりと迂回するようには見られなくもありません。
それを手放しで喜ぶつもりはまったくありませんが、少しだけ感動で胸を震わせてしまったこと、正直に告白いたします。
どうか、大きな災害が起こりませんように!
その台風による雨の影響で現場はここしばらく休止。
思えば4月18日に退院して以来、ノンストップで働き続け、7月末の関西出張の前日夜中までそれが続いたのですが、その後は嘘のように落ち着いた毎日が続いています。
お話だけはたくさん頂き、設計や見積もりには追われながらも、ここしばらく現場仕事はぽつぽつでした。
昨年夏の無理が祟って年末に長期休業を余儀なくされたことを思うと、この暑い夏に無理をせずに済んだことは、とてもありがたいこと…。
そして、そのタイミングでHANA sakaso プロジェクト with mother Loveのお話が舞い込んできたのも、まったくの偶然ではなかったと思います。
その証拠にプロジェクトの日程が決まった翌日あたりからお仕事の話が次々と決まって、宮城から戻ったあとの1ヶ月があっという間に埋まってしまいました。
まるでこのタイミングを待っていてくれたかのように…
うーん。
しかし、ただの脳天気といえなくもありません。
ここしばらく収入が途絶えていたところでボランティアに出掛けようという話に、なんらかの啓示を見出そうというのですから…
さて、プロジェクトの詳細が決まりました。
次回、ご報告いたします。
みなさまからの支援をお待ちしております。
ご協力頂ける方は以下のサイトからご連絡をお願いいたします。
HANA sakaso プロジェクト with mother Love
フォレストサンズ長瀞キャンプ場 事のてんまつ その2
テーマ:思い
2011/08/19 05:42
じつは堂平キャンプのさらに1週間前のこと。
中学時代の同窓生たちが長瀞の新しいキャンプ場を見たいと言って、泊まりがけで秩父を訪ねてきてくれました。
まあ、この連中は何かにかこつけては集まって飲んだり遠出したりを年数回、毎年のように行っている仲間なので、今回もゴルフや秩父観光を兼ねた1泊旅行ではあったのですが…
そのような次第で10人ほどでフォレストサンズ長瀞キャンプ場の厄介になりました。
当日は夏休みに入って間もない週末ということもあってコテージは子供会の貸し切りで満室、トレーラーハウスも19棟のうち空きがディキャンプで使用した1棟を加えた2棟だけという盛況ぶりでした。
正式にオープンしてから初めてのキャンプ場は隅々まで整備され、スタッフの努力が随所に見られます。
思えばわたしは全体のレイアウトと1期の植栽工事、水場のデザインと設計程度に関わっただけで、いわば美味しいところだけ頂いて後の面倒くさい雑務は他のスタッフにお任せしてしまったような具合で、それだけによくぞここまで、という思いでした。
あまり日本人が使い慣れていないトレーラーハウスですので、その使用に当たっては様々な説明が必要。
これは満願ビレッジオートキャンプ場で運営に当たった際、わたし自身が経験した事でもありますが、チェックイン時のスタッフによる説明はベッドメイクの実演を含めると20分から30分に及びます。
本当にお疲れさま~
わたしだけでなく、みんなが苦労して製作した Rock Fall も家族連れが水遊びに興じてくれていましたし、その後には子供会の夜のイベントのステージとしても使ってもらっていたようで、とにかく何より何より
われわれも遅くまで語り明かし…みんな満足して帰って行ってくれました
フォレストサンズ長瀞はとても魅力的なキャンプ場ですが、この夏はオープンして間もなくまだまだ知られていない穴場となっております。
夏休みの後半にもまだまだ空きがあるようですので、ぜひご来場ください。
(その際にはわたしにぜひご一報を! 少しくらいの優遇はしてもらえるはずですので)