お陰様でもう直ぐ5000回っ!

テーマ:浦戸諸島!
約3年半前の2011年の年末 重苦しい年が新しい年に代わろうとする時に


浦戸諸島の歌を作りたいと衝動的に思った。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


今から30年前 20代の頃初めて桂島に降り立った。

島内の それこそ軽トラ一台がようやく通れる程の九十九折の狭い車道に

インターロッキングブロックを敷き詰めるために山形から職人さん2人と共に・・・・・。

塩釜港から船に乗って30分程の時間を経ての訪島でした。





その後島の海水浴場が結構穴場だと

上の子連れて泳ぎに行ったこともありました。




それでもいつか島とは疎遠になってしまい

思い出の桂島になってしまっていた頃にあの大震災が起きました。






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・







2011年7月 庭ブロで知り合ったKIKIさん(野々島ラベンダーJ&K代表)から

野々島にラベンダー畑の摘み取りに参加しませんか?とお誘いを受けた!




そしてそれが20数年振りに塩釜の港から船に乗り

桂島 野々島などが連なる浦戸諸島に足を運ぶキッカケとなりました。







あの時は まだ湾の海底の様子が変わて大きい汽船は桂島までで

そこから小さい船に乗り換えて野々島 寒風沢島 朴島に行かなければなりませんでした。

そのための乗り換え待ち時間が桂島の港で20分。




同じく参加されていた『Uさん(海と花の物語の代表)』から

実家が流された島(桂島)の様子見て頂けますか?っとお声を掛けて頂きました。



はい 是非っ 私達が仕事させて頂いた道路の様子も気になってました。っと・・・・・。


じゃあ 20っ分しか有りません、走りましょう。




そうやって港から坂を駆け上がり津波が襲った集落まで2人走りました。


かつて海水浴場があった側です。


つまりは外洋に面した東側です。







震災からもう4ヶ月も経った島の現状に・・・




足が竦みました。


まだそのままでした・・・・・。







<















直ぐ脇の あの道路はそのままでした。















その日は隣の野々島に渡り ラベンダー畑で摘み取りをしました。














その年の暮れ

2011年の12月に 島の歌を・・・ 桂島や野々島の歌を作りたいって思いました。



自分自身でこの時代に生き合わせた証として何かを残したいって思いました。






♫夏の波間の浜辺に 歌うように流れた

島渡る風の音と 子どもらの笑い声


空は澄み雲は流れ 時はいつも優しくて

悲しみは消せぬけど 生きることは辛いけど


届かぬ想い咲き誇れ 島の大地に根をおろし

届けよ想い咲き誇れ きっと届くさ咲き誇れ


夏の波間の浜辺に ハマヒルガオの一輪♫







不思議と一番の歌詞はスラスラと出来上がりました。
















さて 二番、、、、、。







二番の歌詞、、、、、、、、、






んんん〜〜〜っ






出て来ません。


幾らひねっても一言も出てきません。

言葉が浮かんで来ません。











そりゃそうだよなあっ


自分が知っている島のことってなんにもないっ



島の人と話したこともないし 関わったのもほんの一瞬。


本当の島をなに一つ知らない自分が想像で書いた一番の歌詞。




それが自分の限界でした。

















なんだか勝手に島の歌を作る自分に

自己顕示欲という罪悪感を感じながら


それでも言葉を綴りたいっ

何かを残したいっ


その思いは年を越した2012年の正月に一層強くなりました。














そして『KIKI』さんに電話をしたのでした。








自分はあまりに島のことを知らないっ


言葉を貰えませんか!

なんでもいいです。

島のことを教えて下さい。















KI KIさんからこんな返事を頂きました。





『実はねっ 生まれ育った浦戸の思い出を綴った知り合いがいて

その綴られた言葉を持ってるから直ぐ送るね』









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頂いたその紙に綴られた多くの言葉が

二番の歌詞を書くのに多くのヒントをくれました。





そしてそれ以上に 私の狭い視野や島の生活に対する固定観念を打ち壊すものでした。








それはこういう事です。









自分は盆地の端っこの 里山を背にした農村で生まれ育ちました。


里山にはキノコや山菜が溢れ

目の前には黄金色の稲穂が波のようにそよぎ

いなごが乱舞し 川にはウグイが飛び跳ねていました。


山里はとても豊かな自然に包まれていましたが

唯一海には遠く 干物の魚や山海漬けがご馳走でした。










頂いた紙に書かれた浦戸の思い出にはこんな言葉が溢れてました。



牡蠣 松茸 木苺 ウグイス 魚釣り 菜の花 マムシ 縄文遺跡 アケビ・・・・・・。






えええええ〜〜〜〜〜! 海の幸で暮らしているとばっかり思っていたのに


山の幸も凄いっ




自分が育った里山の恵みに加えて

自分が育った環境にはない海の恵みも

ここにはいっぱい有るんだっ


しかも縄文の時代から、、、、、、














二番の歌詞と三番のサビは 島への憧れと敬意の表現となりました。







♫浦戸の島に遥か遠く 受け継がれしもの達よ

菜の花には花の命 海にあるは海の命


この島にまた夏が来て この島に秋が来て

この島に冬が来て この島に花が咲いて



届かぬ想い咲き誇れ 島の大地に根をおろし

届けよ想い咲き誇れ きっと届くさ咲き誇れ

夏の波間の浜辺に ハマヒルガオの一輪♫


木苺摘めば夏が来て ウグイス鳴けば春は直ぐ

坂の上に道を行けば あの日と同じ君の笑顔

夏の波間の浜辺に ハマヒルガオの一輪

ゆらゆらり ゆらゆらと ゆらゆらり ゆらゆらと♫
















ハマヒルガオ
↑お陰様で もうすぐ再生回数 5000回になります。



感謝 感謝です。







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