日和見主義
音楽雑誌に ポールサイモンは『日和見主義っ!』って書いてたコラムを目にした。
高校の時だったなあ~
16~17の私には 辛くショックな言葉でした。
最初は
読めなかった!! 『日和見主義』
意味さえ解らなかったけど 前後の文脈で なんとなく 批判されてるのが解った。
調べたら 『日和見主義(ひよりみしゅぎ)』って 読んで
お天気に合わせて コロコロ行動を変えるように
周りの流行や雰囲気をいち早く読んで 行動や主義主張がコロコロ変わる
信用できない奴って意味だと知った。
もうその雑誌は買いませんでした!!”””
ユダヤ系アメリカ人として生まれたポールサイモンもアートガーファンクルも
きっとそれらしい環境の中で育ったに違いありません。
長く国を持てなかった人々の社会で 独自の教育を受けたかも知れません。
サイモンとガーファンクル時代のラストアルバム 『明日に掛ける橋』に
名曲『コンドルは飛んでゆく』が 収録されています。
南米チリの空中都市マチュピチュを彷彿させる演奏に
『釘になるよりはハンマーになったほうがいい!』って英語の歌詞をつけました。
『スカボローフェア』は英国の民謡に歌詞を付けたと聴いています。
ガーファンクルとデュオを解散して ソロになってからは
中南米のジャマイカ辺りのレゲエを取り入れたりしました。(僕とフリオと校庭で等。。。)
やがて 『グレースランド』ってアルバムをリリースしましたが
このアルバムは アフリカのミュージシャンと共に作り上げました。
グラミー賞とったアルバムです。
ホントは『追憶の夜』も 最高だし
『コダクローム』って楽曲も最高に カルフォルニアって感じの明るい曲で
好きなんだけど
アフリカ大陸で歌った 『You can call me AL』 が最高なので
覗いて観て下さいね!!”
光の当たらなかったミュージシャンに
次々と光を当ててる ポールが好きです。
人は『日和見主義』というかも知れません。
確かにそれも一理ですが
でも いろんな役割が人には与えられていて
日和見主義と 言われても
やらないよりは やってる人がなんとなく好きです。
会場がうねるように 踊りだす映像を ご堪能下さいね!!”