72.
テーマ:詩のページ
2011/12/16 20:15
明るい日 11.12.16
ひとつの大事な炎が消えて
それを 彼方に送るため
生まれた町を訪れる
幼い私に向けられていた
あなたの笑顔を思い出し
あなたが生きた町に立つ
いろんなことが あるねっ ある
ありすぎるくらい あるねっ ある
そうだよ そりゃあ生きてるんだもの
いろんなことが おきている
それでも普通に夜は来て
当たり前のよう朝も来る
時の流れはあまりにも
あまりに無機質 無感情
だからあなたに おはよう いって
おはようの声に 笑顔を添える
そしたら朝は意味を持つ
非情な時の流れだけれど
何億回目の朝だけど
今日の想いはただひとつ
明日の想いもただひとつ
何億回目の何億分かの 唯一のおはよう
明日に唯一のおはようを
届けるために生きている
笑ってる
笑ってる
そんな朝だと嬉しいね
おはよう あはは
おはよう あはは
おはよう 今日も明日のために
互いに生きた 生まれ故郷に
偶然出向く 唯一の日
明日
明日
きっと
明日は
明るい日