RHSガーデン・ウィズリーⅠ~イングリッシュ・ガーデンの旅 13
テーマ:イングリッシュガーデン
2011/02/05 05:57
連載が1年近く止まったままだったイングリッシュ・ガーデンの旅も、すでに実際の旅から2年半が経過して、ただでさえおぼろげな記憶はさらに危うくなってきました。
だいたいウィズリーで行き詰まったのは、自分が順路を無視して手当たり次第にあの広大なガーデンを廻ったためです。
それを順序よく解説しようなどと大胆な挑戦をしたのが玉砕の主たる原因でした。
だから、順序も順路も無視。植物の名前も改めて調べず、思いつくままに見て美しく歩いて楽しい空間へとご案内しましょう。
季節外れは百も承知。
雪と氷のこの2月だからこそ、初夏の英国のガーデンを楽しんで下さい。
ウィズリーはご存じ、ロンドン近郊にある英国王立園芸協会の大本山です。
キューがどちらかというと学術的な植物園だったのに対し、あらゆるガーデンの見本市的な総合庭園?と言えるかもしれません。
今回ご案内するのは、その中でわたしが一番大好きだった、そして何度も訪れたロック・ガーデンです。
ロック・ガーデンの要素…
そりゃあまず、岩です。
そして高低差…
真正面から全体像が見て取れて、で、その中に歩みを進めるほどにいろんな発見があります。
これだけ規模の大きなロック・ガーデンだと道もこんなに広く、
渓流や池もあります。
当然それらに見合った植生が楽しめる訳です。
だからそれは、日本でわれわれがこしらえる岩を組んでドライな環境を整え、そのドライな環境を得意とする(多湿を苦手とする)植物を植え込む、あのロック・ガーデンとは趣を異にします。
山道の再現、に近いものがありました。
従って湿性植物も数多植わっているわけですが、このシーズン一番元気で一番目立ったのは、
この黄色い花です。
そうそう。アルケミラ・モリス…
レディス・マントルと呼ばれる彼らです。
わたしの頭は以来まっ黄色に塗り潰され、ロック・ガーデンと言うとまず彼らを思い出すほどになってしまいました。
それとマツ科を中心としたコニファー類。
やはり彼らは無類の存在です。
でまた、これが綺麗。
この変化に富んで植物にあふれ、驚きの連続の空間って、すごいと思いませんか?
花々は美しく、
植物たちは元気で、
人々に憩いと潤いを与えます。
いゃあ、ほんとにガーデンって楽しい。
ホームページもよろしければご覧下さい。
http://www.yui-garden.com/
やっと更新しました!
だいたいウィズリーで行き詰まったのは、自分が順路を無視して手当たり次第にあの広大なガーデンを廻ったためです。
それを順序よく解説しようなどと大胆な挑戦をしたのが玉砕の主たる原因でした。
だから、順序も順路も無視。植物の名前も改めて調べず、思いつくままに見て美しく歩いて楽しい空間へとご案内しましょう。
季節外れは百も承知。
雪と氷のこの2月だからこそ、初夏の英国のガーデンを楽しんで下さい。
ウィズリーはご存じ、ロンドン近郊にある英国王立園芸協会の大本山です。
キューがどちらかというと学術的な植物園だったのに対し、あらゆるガーデンの見本市的な総合庭園?と言えるかもしれません。
今回ご案内するのは、その中でわたしが一番大好きだった、そして何度も訪れたロック・ガーデンです。
ロック・ガーデンの要素…
そりゃあまず、岩です。
そして高低差…
真正面から全体像が見て取れて、で、その中に歩みを進めるほどにいろんな発見があります。
これだけ規模の大きなロック・ガーデンだと道もこんなに広く、
渓流や池もあります。
当然それらに見合った植生が楽しめる訳です。
だからそれは、日本でわれわれがこしらえる岩を組んでドライな環境を整え、そのドライな環境を得意とする(多湿を苦手とする)植物を植え込む、あのロック・ガーデンとは趣を異にします。
山道の再現、に近いものがありました。
従って湿性植物も数多植わっているわけですが、このシーズン一番元気で一番目立ったのは、
この黄色い花です。
そうそう。アルケミラ・モリス…
レディス・マントルと呼ばれる彼らです。
わたしの頭は以来まっ黄色に塗り潰され、ロック・ガーデンと言うとまず彼らを思い出すほどになってしまいました。
それとマツ科を中心としたコニファー類。
やはり彼らは無類の存在です。
でまた、これが綺麗。
この変化に富んで植物にあふれ、驚きの連続の空間って、すごいと思いませんか?
花々は美しく、
植物たちは元気で、
人々に憩いと潤いを与えます。
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