冬のガーデン考~アンディ&ウィリアムス・ボタニック・ガーデンにてⅡ
テーマ:植物
2010/02/14 17:57
さて、続きです。
アンディ&ウィリアムス・ボタニック・ガーデンは、わたしが紹介しない春から秋にかけての方がずっと楽しく美しいので、近くの方には立ち寄って頂きたいし、遠方の方もぜひガーデンのコンセプト共々、そのホームページからご覧になって下さい。
下記のリンクからどうぞ。
http://www.joyfulhonda.com/garden/botanic/
落葉樹が葉を落としたあとのシュートの美しさについては前回触れましたが、それでもやはり冬の主役は緑を残す常緑樹ということになりましょうか。
例えばヒイラギ・ナンテン=マホニア。
葉の形状、テクスチャーもさることながら、この時期に立ち上げる黄色い花穂も見逃せません。
葉の形状では負けていないのがこのヤツデ。
最近は斑入りのものもかなり出回るようになりました。
これも花を咲かせるのは冬ですね。
斑入りと言えばこちらは斑入りグミの仲間、ライムライト。
黄色の斑が葉の中央に入って落ち着いた感じです。
逆に葉の外周に斑の入ったギルト・エッジも、私がよく使う品種です。
さらに明るい白斑のギンマサキも緑陰を明るくしてくれますね。
このように冬に残された緑もそれぞれに特徴的です。
そして、常緑樹とはいえ紅葉する品種も多々あります。
コニファーもそうでしたが、それらは葉緑素の保護を目的に色を変えるのだとか。
ツルマサキや、
ビブルヌムのダヴィディー。
常緑のガマズミですね。
濃いブルーの実も魅力的です。
ここにいま紹介してきたのはどれも和の庭に多用されてきた樹種ですが、わずかに品種が違い、また植栽される場所によって西洋ガーデンの立派な構成要素となり、冬にはこうして主役級の存在感を示してくれます。
冬に葉色を変える仲間は多年草の中にも多いですね。
特に斑入り葉のものはより赤く色づく気がします。
例えば、タイムの仲間。
思わず触れてしまいたくなる質感。そして、その手にしっかりと移る香り。
この冬の色合いと質感が欲しくて、シルバータイムを植えることが増えました。
そして、セダム。
夏にたくましいグリーンも、愛らしく多様な花も魅力ですが、冬のこの姿に感動してわたしはセダム類の大ファンになったのでした。
また、冬に葉色を変える植物でわたしの好きなのがカルーナです。
実際、関東では高温多湿の夏を乗り切るのが難しく、いま盛んに流通しているその多くが悲惨な目に遭っていることと思いますが、例えば夏場は鉢で管理して冬はそのままガーデンに出してみるとか、使い方はいろいろ考えられますね。
コニファーとの相性も抜群です。
そして、鉢でも花壇でもなく、森の樹木の足元に点在するシクラメン。
これもまた、本来の姿であろうと思われます。
冬のガーデンを彩る赤は、ツバキの仲間と同様視覚にストレートに飛び込んできます。
葉を赤く紅葉させたシュートの上に、半ばドライフラワーのように残った冬バラの花。
深い赤の背景にはシロやピンクの花がとても映えます。
これを美しいと感じるか、もの悲しいと感じるかは好みの別れるところでしょうか?
わたしは少なくとも、冬のローズ・ガーデンを愛します。
ホームページもぜひご覧下さい!
http://www.yui-garden.com/
モバイルサイトも立ち上げました。
アンディ&ウィリアムス・ボタニック・ガーデンは、わたしが紹介しない春から秋にかけての方がずっと楽しく美しいので、近くの方には立ち寄って頂きたいし、遠方の方もぜひガーデンのコンセプト共々、そのホームページからご覧になって下さい。
下記のリンクからどうぞ。
http://www.joyfulhonda.com/garden/botanic/
落葉樹が葉を落としたあとのシュートの美しさについては前回触れましたが、それでもやはり冬の主役は緑を残す常緑樹ということになりましょうか。
例えばヒイラギ・ナンテン=マホニア。
葉の形状、テクスチャーもさることながら、この時期に立ち上げる黄色い花穂も見逃せません。
葉の形状では負けていないのがこのヤツデ。
最近は斑入りのものもかなり出回るようになりました。
これも花を咲かせるのは冬ですね。
斑入りと言えばこちらは斑入りグミの仲間、ライムライト。
黄色の斑が葉の中央に入って落ち着いた感じです。
逆に葉の外周に斑の入ったギルト・エッジも、私がよく使う品種です。
さらに明るい白斑のギンマサキも緑陰を明るくしてくれますね。
このように冬に残された緑もそれぞれに特徴的です。
そして、常緑樹とはいえ紅葉する品種も多々あります。
コニファーもそうでしたが、それらは葉緑素の保護を目的に色を変えるのだとか。
ツルマサキや、
ビブルヌムのダヴィディー。
常緑のガマズミですね。
濃いブルーの実も魅力的です。
ここにいま紹介してきたのはどれも和の庭に多用されてきた樹種ですが、わずかに品種が違い、また植栽される場所によって西洋ガーデンの立派な構成要素となり、冬にはこうして主役級の存在感を示してくれます。
冬に葉色を変える仲間は多年草の中にも多いですね。
特に斑入り葉のものはより赤く色づく気がします。
例えば、タイムの仲間。
思わず触れてしまいたくなる質感。そして、その手にしっかりと移る香り。
この冬の色合いと質感が欲しくて、シルバータイムを植えることが増えました。
そして、セダム。
夏にたくましいグリーンも、愛らしく多様な花も魅力ですが、冬のこの姿に感動してわたしはセダム類の大ファンになったのでした。
また、冬に葉色を変える植物でわたしの好きなのがカルーナです。
実際、関東では高温多湿の夏を乗り切るのが難しく、いま盛んに流通しているその多くが悲惨な目に遭っていることと思いますが、例えば夏場は鉢で管理して冬はそのままガーデンに出してみるとか、使い方はいろいろ考えられますね。
コニファーとの相性も抜群です。
そして、鉢でも花壇でもなく、森の樹木の足元に点在するシクラメン。
これもまた、本来の姿であろうと思われます。
冬のガーデンを彩る赤は、ツバキの仲間と同様視覚にストレートに飛び込んできます。
葉を赤く紅葉させたシュートの上に、半ばドライフラワーのように残った冬バラの花。
深い赤の背景にはシロやピンクの花がとても映えます。
これを美しいと感じるか、もの悲しいと感じるかは好みの別れるところでしょうか?
わたしは少なくとも、冬のローズ・ガーデンを愛します。
ホームページもぜひご覧下さい!
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