いつも通りの年の暮れ
テーマ:思い
2009/12/28 06:02
ふと気付いたら今年もあと4日…
ふと気付いたら自分のプログを見なくなってすでに半月…
ご無沙汰してしまいました。
本当に毎年のことで、考えると自己嫌悪に陥ってしまいますが、それでも計ったように毎年12月は30日までびっしりと仕事をしています。…少しは考えて工程を組めばよいのに。
ガーデン工房 結 -YUI-は基本的に、ほとんど一人で仕事をさせて頂いています。
少なくとも常に現場に居つづけたい思っています。
それこそ事前の打ち合わせから設計、施工、アフターのすべてまで。
もちろん仲間に応援を頼んだり、一部を外注に出したり、必要とあれば登録して貰っているアシスタントに来て貰ったりしますが、基本、一人です。人数が増えると、その仕事に向かう集中力が散漫になってしまう不器用者なのです。
以前は一時期に集中してしまった仕事をそれこそこなしていくために、信頼できると思った仲間にひと現場を任せたこともありました。
でも、わたしは不器用なのでつい自分が直接施工している現場に集中する余り、仲間の現場の管理が疎かになり、とんでもなく雑な仕上げになってしまったことがありました。お客さまに不信感を抱かれたのが何よりも悲しく、結局自分の現場を止めてやり換えに数日を割くことになりました。
以来、同時に何件もの仕事を進めるのはやめることにしました。
だから、この12月はいろんなお客さまに頭を下げつつ、それでも1件1軒仕事に専念してきました。専念するあまり、仕事はつい年末ギリギリになってしまいます。仕方のないことです。
この12月は11月上旬に着手した現場と、11月中旬に着手した現場と、そして12月に入って着手した現場を竣工させるべく、3件の現場を3件の設計と並行して進めてきました。他にご依頼頂いている3件のメンテナンスと2件の小さな現場は、すべて来年に廻させていただきました。
現場は昼、設計は夜または早朝ですのでそれは良いとして、3件の現場のそれぞれのお客さまの、理解なくしては出来ないことです。
それぞれに快くご理解をいただき、それぞれに完成を心待ちにして頂けました。
いえ、完成は実のところ来年の春なのでした。
春になってしか植えられない植物を残しての、いったんの完成ですが、それでもみなさん喜んでくださるのが、何よりのこころの支えです。
さて、昨日はそのうちの2軒のお宅の、「いったんの完成」でした。
こちらのお宅も春に植栽を残してしまいました。
でも、とても満足していただけました。
とてもありがたいことです。
お客さま同様、私も春の植栽を心待ちにして過ごしましょう。
もう一件は12月3日のプログで一度完成を報告したお宅。
こちらも追加工事を頂いたのでそれと、草花の植栽を終えて年内の工事は終了しました。
こちらもまた、春に本格的な草花植栽をされるので、頼まれなくてもお手伝いに伺うことになります。
そのようにして、毎年アフターフォローやメンテナンスのサービスに廻るお宅が、ずいぶんと増えてしまいました。
その一部だけでも見て回ろうと、今月の始め、秩父夜祭り休工を利用して、来年着工現場の現場調査も兼ね、140号線と17号線に沿って桶川から深谷までの11軒ばかりを巡ったことがありました。
まず気になっていたのは今年の始めに植えて葉を全て落としてしまったアカシアのフロリバンダ。
以前に紹介した熊谷市江南のセランガンバツ枕木のお宅です。
!
フロリバンダは青々と茂っていました。
お客さまの心のこもったお手入れの成果だったと思います。
お礼を申し上げ、一緒に喜んで、また花の頃の再訪を約束させていただきました。
その近くのS様邸は秋のお約束だったメンテナンスを来年年明けに延期させて頂いたお宅。
1年以上がたって、木々が確実に成長し、また課題もいろいろ見えてきました。
ウッドフェンスの2度目の塗装(これは最初から契約に入れてありました)と、簡単な剪定と宿根草の手入れを約束させて頂いていましたが、すでに宿根草の冬越しの準備は整っていました。
共働きでいそがしてお宅ですのに、頭が下がります。
年明け早々には伺わなくては!
吹上のこのアーリーアメリカン調のお洒落なお宅は、一昨年の初夏の仕事でした。
整地とエントランスのレンガ積み、アプローチ、一部の砂利敷きだけをご依頼された現場でした。
その後の御主人のご苦労の後が随所に伺えました。
幸い、こちらでも御主人と再会を果たせました。
行田の、アマゾンウリンの枕木をエントランスに使わせて頂いたお宅。
周辺の区画整理が未着工で、そのためにまだ外構を出来ずにいます。
新しいホームページを立ち上げた際、さっそくメールを頂きました。
いずれまた、続きのお仕事をさせて頂ければと思います。楽しみです。
そして熊谷から深谷にかけて、ウリンのスリットフェンスを施工させていただいたお宅を3軒。
目隠しであったり風よけであったりその目的は同じでしたが、それぞれに個性が出ていて、わたしはどちらのお庭も大好きです。
2番目の写真のお宅は、植栽が来年に持ち越しになってしまいましたが、これに緑が加われば、またきっと素敵になることでしょうね。
そして、現在施工中の熊谷のM様邸。
本日を入れてあと3日。
こちらも春の植栽を残してですが、何とかいったんの完成にまで持っていきたいと思っています。
いや、ウリンの端材を使ったベンチの製作を頼まれたのでしたっけ。
これはやはり年明けの仕事が残りそうですね。
年明けもまた、壮絶な日々になりそうです。
幸せなことです
ふと気付いたら自分のプログを見なくなってすでに半月…
ご無沙汰してしまいました。
本当に毎年のことで、考えると自己嫌悪に陥ってしまいますが、それでも計ったように毎年12月は30日までびっしりと仕事をしています。…少しは考えて工程を組めばよいのに。
ガーデン工房 結 -YUI-は基本的に、ほとんど一人で仕事をさせて頂いています。
少なくとも常に現場に居つづけたい思っています。
それこそ事前の打ち合わせから設計、施工、アフターのすべてまで。
もちろん仲間に応援を頼んだり、一部を外注に出したり、必要とあれば登録して貰っているアシスタントに来て貰ったりしますが、基本、一人です。人数が増えると、その仕事に向かう集中力が散漫になってしまう不器用者なのです。
以前は一時期に集中してしまった仕事をそれこそこなしていくために、信頼できると思った仲間にひと現場を任せたこともありました。
でも、わたしは不器用なのでつい自分が直接施工している現場に集中する余り、仲間の現場の管理が疎かになり、とんでもなく雑な仕上げになってしまったことがありました。お客さまに不信感を抱かれたのが何よりも悲しく、結局自分の現場を止めてやり換えに数日を割くことになりました。
以来、同時に何件もの仕事を進めるのはやめることにしました。
だから、この12月はいろんなお客さまに頭を下げつつ、それでも1件1軒仕事に専念してきました。専念するあまり、仕事はつい年末ギリギリになってしまいます。仕方のないことです。
この12月は11月上旬に着手した現場と、11月中旬に着手した現場と、そして12月に入って着手した現場を竣工させるべく、3件の現場を3件の設計と並行して進めてきました。他にご依頼頂いている3件のメンテナンスと2件の小さな現場は、すべて来年に廻させていただきました。
現場は昼、設計は夜または早朝ですのでそれは良いとして、3件の現場のそれぞれのお客さまの、理解なくしては出来ないことです。
それぞれに快くご理解をいただき、それぞれに完成を心待ちにして頂けました。
いえ、完成は実のところ来年の春なのでした。
春になってしか植えられない植物を残しての、いったんの完成ですが、それでもみなさん喜んでくださるのが、何よりのこころの支えです。
さて、昨日はそのうちの2軒のお宅の、「いったんの完成」でした。
こちらのお宅も春に植栽を残してしまいました。
でも、とても満足していただけました。
とてもありがたいことです。
お客さま同様、私も春の植栽を心待ちにして過ごしましょう。
もう一件は12月3日のプログで一度完成を報告したお宅。
こちらも追加工事を頂いたのでそれと、草花の植栽を終えて年内の工事は終了しました。
こちらもまた、春に本格的な草花植栽をされるので、頼まれなくてもお手伝いに伺うことになります。
そのようにして、毎年アフターフォローやメンテナンスのサービスに廻るお宅が、ずいぶんと増えてしまいました。
その一部だけでも見て回ろうと、今月の始め、秩父夜祭り休工を利用して、来年着工現場の現場調査も兼ね、140号線と17号線に沿って桶川から深谷までの11軒ばかりを巡ったことがありました。
まず気になっていたのは今年の始めに植えて葉を全て落としてしまったアカシアのフロリバンダ。
以前に紹介した熊谷市江南のセランガンバツ枕木のお宅です。
!
フロリバンダは青々と茂っていました。
お客さまの心のこもったお手入れの成果だったと思います。
お礼を申し上げ、一緒に喜んで、また花の頃の再訪を約束させていただきました。
その近くのS様邸は秋のお約束だったメンテナンスを来年年明けに延期させて頂いたお宅。
1年以上がたって、木々が確実に成長し、また課題もいろいろ見えてきました。
ウッドフェンスの2度目の塗装(これは最初から契約に入れてありました)と、簡単な剪定と宿根草の手入れを約束させて頂いていましたが、すでに宿根草の冬越しの準備は整っていました。
共働きでいそがしてお宅ですのに、頭が下がります。
年明け早々には伺わなくては!
吹上のこのアーリーアメリカン調のお洒落なお宅は、一昨年の初夏の仕事でした。
整地とエントランスのレンガ積み、アプローチ、一部の砂利敷きだけをご依頼された現場でした。
その後の御主人のご苦労の後が随所に伺えました。
幸い、こちらでも御主人と再会を果たせました。
行田の、アマゾンウリンの枕木をエントランスに使わせて頂いたお宅。
周辺の区画整理が未着工で、そのためにまだ外構を出来ずにいます。
新しいホームページを立ち上げた際、さっそくメールを頂きました。
いずれまた、続きのお仕事をさせて頂ければと思います。楽しみです。
そして熊谷から深谷にかけて、ウリンのスリットフェンスを施工させていただいたお宅を3軒。
目隠しであったり風よけであったりその目的は同じでしたが、それぞれに個性が出ていて、わたしはどちらのお庭も大好きです。
2番目の写真のお宅は、植栽が来年に持ち越しになってしまいましたが、これに緑が加われば、またきっと素敵になることでしょうね。
そして、現在施工中の熊谷のM様邸。
本日を入れてあと3日。
こちらも春の植栽を残してですが、何とかいったんの完成にまで持っていきたいと思っています。
いや、ウリンの端材を使ったベンチの製作を頼まれたのでしたっけ。
これはやはり年明けの仕事が残りそうですね。
年明けもまた、壮絶な日々になりそうです。
幸せなことです
コメント
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2009/12/28 06:11更新されないのでお忙しいのだろうなとは思ってはいましたが・・・・お互いこういう年末ずっと続けるのでしょうね。ありがたいことです。
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2009/12/28 06:27おはようございます。
さすがに早いですねえ。
わたしも今朝は3時からあれこれ仕事をして、ようやくプログに戻ってきたのですが、井出さんもきっと同じような生活をされているのでしょうね。
お疲れ様です。
井出さんのプログからも伝わってきますが、それでも仕事はひとつひとつ、丁寧に時間を掛けて仕上げて行かなくてはならないと思いますね。
それで忙しい思いができるなら、本当にありがたいことです。幸せです。
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