HANA sakaso プロジェクト with mother Love ~宮城県亘理郡山元町の「復幸」のために
テーマ:HANAsakasoプロジェクト
2011/08/24 05:31
これが今回、武内さんが立ち上げ、わたしが賛同して参加することになった企てです。
詳細は彼女のホームページを参照されて下さい。
後ほどちゃんとしたリンクも貼りたいと思っています。
みどりのネットワーク
繰り返しになりますが、3月11日の東日本大震災以来、ほんとうに日本人のほとんどが、そして世界中のみなさんが、いま自分に何が出来るだろう、いま自分は何をすれば良いのだろうと、自問自答を重ねてきました。
それがさまざまな成果を生んで、被災された皆さんの救済と被災地の復旧(そして武内さんの言う「復幸」)を少しずつ進めていますが、しかしあまりに被害の規模が大きく範囲が広く、その自問自答はこの先何年もの間ずっと繰り返していかなければならないのだと思います。
(日本PTAは宮城県女川町の教育長さんの言葉として「復旧に3年。復興はそれからだ」というとても重い見通しを伝えています)
当然義援金を送ってそれだけで救済と復旧が実現出来るわけではなく、義援金自体がなかなか必要とされているところに届いていない現実もあり、これから最も必要とされるのはさまざまな分野での人的支援でしょう。結局それぞれの専門家が持てる力を発揮する中で善意の義援金も有効に活用されるのだと思います。
それでは、どこに自分は出掛けていこう?
むやみに出掛けて行ってもかえって迷惑を掛けるだけではないか?
そんな悶々とした悩みに明確な回答を与えてくれたのが武内さんでした。
わたしの悩みはまた、武内さんの悩みでもあったようでした。
ホームページの文中にもある通り、新潟中越と宮城栗駒地震の際、彼女は各方面からの支援を集め、花苗を自分のクルマに積み込んで、一軒一軒の仮設住宅を回りながらその花を手渡しで被災者のみなさんに配りました。
わたしも微力ながらお手伝いをしましたが、その彼女の思いが分かるだけに、今回のこの震災にその方法が通用しない事がよく分かります。あの時はなかなか大きな支援の手が届きにくい場所を選んで彼女は回ったようですが、今回の場合、それこそどこから手を付けていけばよいか途方に暮れるばかりです。
そんな中、彼女に支援を要請されたのが宮城県亘理郡山元町の山下中学校だったといいます。
震災の当初は温かい支援の手や同じ地区の方たち同士の助け合いが気持ちを支えてきたのでしょうが、真の意味の癒し、そして再生には何かをして貰うという受け身の姿勢ではなく、誰かのために何かをするという前向きな姿勢が必要なのだと思います。
これは阪神淡路の震災の時、被災した方たちがわれわれ災害復旧に携わる者に食事や飲物を振る舞ってくれた時に感じた事でした。そのようにして人は誇りと生活者としての自信を取り戻していくのでしょう。
今回のプロジェクトも、われわれが中学校の生徒さんに何かをしてあげるのではなく、何かをしてあげたいと願う生徒さんたちの、そのお手伝いをする事だとわたしは認識しています。
それが武内さんの一番望んでいたことであり、こうした絶妙のマッチングがこのプロジェクトを生み出しました。園芸療法を学び、植物による癒しを大切に考える武内さんにぴったりの仕事だと思います。
寄せ植えを作って被災地に配りたいと願う山下中学校の生徒さんたちの為に、資材を運び寄せ植えを指導し、それを各仮設住宅に配るお手伝いをするところからこのプロジェクトは始まります。寄せ植えの次には被災地の方たちと一緒に種を蒔き、球根を植え、そのための花壇や温室も作りたいと武内さんは熱く語ります。
最低でも半年、場合によっては数年越しのプロジェクトになるだろう、と。
すべて、山元町を起点として。
気持ちがどれほど被災地全体に及ぼうとも人間に出来ることには限りがあるし、力を分散させては生み出すものも小さくなります。だから、今はそこに力を結集する…
「すぺいん市場」の社長、村田さんもそこで大量のパエリアを被災地のみなさんに振る舞ってくれるそうです。(きっとこんな感じ)
ワイズティーネットワークの根本さんは美味しい自家製の紅茶(わたしも頂きました。花の香りのとても豊かなお茶でした)を現地で淹れて下さるそうです。
アロマエステサロンの山本さんはアロマによる癒しを現地の生徒さんたちに伝え、彼らがまた別の方たちにそれを施せるよう指導して下さるとのこと。
俳優の山口良一さんも現地の方たちに喜んでもらって自分もまた楽しみたいとおっしゃいます。
わたしは…
当面は肉体労働でしょうか?
9月第2週からの始動に向け、武内さんは昨日現地に向かったようです。
みなさまからの支援をお待ちしております。
ご協力頂ける方は以下のサイトからご連絡をお願いいたします。
HANA sakaso プロジェクト with mother Love
詳細は彼女のホームページを参照されて下さい。
後ほどちゃんとしたリンクも貼りたいと思っています。
みどりのネットワーク
繰り返しになりますが、3月11日の東日本大震災以来、ほんとうに日本人のほとんどが、そして世界中のみなさんが、いま自分に何が出来るだろう、いま自分は何をすれば良いのだろうと、自問自答を重ねてきました。
それがさまざまな成果を生んで、被災された皆さんの救済と被災地の復旧(そして武内さんの言う「復幸」)を少しずつ進めていますが、しかしあまりに被害の規模が大きく範囲が広く、その自問自答はこの先何年もの間ずっと繰り返していかなければならないのだと思います。
(日本PTAは宮城県女川町の教育長さんの言葉として「復旧に3年。復興はそれからだ」というとても重い見通しを伝えています)
当然義援金を送ってそれだけで救済と復旧が実現出来るわけではなく、義援金自体がなかなか必要とされているところに届いていない現実もあり、これから最も必要とされるのはさまざまな分野での人的支援でしょう。結局それぞれの専門家が持てる力を発揮する中で善意の義援金も有効に活用されるのだと思います。
それでは、どこに自分は出掛けていこう?
むやみに出掛けて行ってもかえって迷惑を掛けるだけではないか?
そんな悶々とした悩みに明確な回答を与えてくれたのが武内さんでした。
わたしの悩みはまた、武内さんの悩みでもあったようでした。
ホームページの文中にもある通り、新潟中越と宮城栗駒地震の際、彼女は各方面からの支援を集め、花苗を自分のクルマに積み込んで、一軒一軒の仮設住宅を回りながらその花を手渡しで被災者のみなさんに配りました。
わたしも微力ながらお手伝いをしましたが、その彼女の思いが分かるだけに、今回のこの震災にその方法が通用しない事がよく分かります。あの時はなかなか大きな支援の手が届きにくい場所を選んで彼女は回ったようですが、今回の場合、それこそどこから手を付けていけばよいか途方に暮れるばかりです。
そんな中、彼女に支援を要請されたのが宮城県亘理郡山元町の山下中学校だったといいます。
震災の当初は温かい支援の手や同じ地区の方たち同士の助け合いが気持ちを支えてきたのでしょうが、真の意味の癒し、そして再生には何かをして貰うという受け身の姿勢ではなく、誰かのために何かをするという前向きな姿勢が必要なのだと思います。
これは阪神淡路の震災の時、被災した方たちがわれわれ災害復旧に携わる者に食事や飲物を振る舞ってくれた時に感じた事でした。そのようにして人は誇りと生活者としての自信を取り戻していくのでしょう。
今回のプロジェクトも、われわれが中学校の生徒さんに何かをしてあげるのではなく、何かをしてあげたいと願う生徒さんたちの、そのお手伝いをする事だとわたしは認識しています。
それが武内さんの一番望んでいたことであり、こうした絶妙のマッチングがこのプロジェクトを生み出しました。園芸療法を学び、植物による癒しを大切に考える武内さんにぴったりの仕事だと思います。
寄せ植えを作って被災地に配りたいと願う山下中学校の生徒さんたちの為に、資材を運び寄せ植えを指導し、それを各仮設住宅に配るお手伝いをするところからこのプロジェクトは始まります。寄せ植えの次には被災地の方たちと一緒に種を蒔き、球根を植え、そのための花壇や温室も作りたいと武内さんは熱く語ります。
最低でも半年、場合によっては数年越しのプロジェクトになるだろう、と。
すべて、山元町を起点として。
気持ちがどれほど被災地全体に及ぼうとも人間に出来ることには限りがあるし、力を分散させては生み出すものも小さくなります。だから、今はそこに力を結集する…
「すぺいん市場」の社長、村田さんもそこで大量のパエリアを被災地のみなさんに振る舞ってくれるそうです。(きっとこんな感じ)
ワイズティーネットワークの根本さんは美味しい自家製の紅茶(わたしも頂きました。花の香りのとても豊かなお茶でした)を現地で淹れて下さるそうです。
アロマエステサロンの山本さんはアロマによる癒しを現地の生徒さんたちに伝え、彼らがまた別の方たちにそれを施せるよう指導して下さるとのこと。
俳優の山口良一さんも現地の方たちに喜んでもらって自分もまた楽しみたいとおっしゃいます。
わたしは…
当面は肉体労働でしょうか?
9月第2週からの始動に向け、武内さんは昨日現地に向かったようです。
みなさまからの支援をお待ちしております。
ご協力頂ける方は以下のサイトからご連絡をお願いいたします。
HANA sakaso プロジェクト with mother Love
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