いま、ふたたびの…新薬師寺
テーマ:たび
2011/08/02 14:17
娘も受験生になり、冬の京都を最後にしばらく旅行は休みにしよう、そう心に決めたし娘にも言い聞かせたわたしでしたが、きっかけはJR東海の「うまし うるわし 奈良」のテレビCMでした。
そこで新薬師寺が取り上げられ、それを見た娘が「いいなぁ、行きたいなぁ」と思わずつぶやいた時、わたしの中にもわき上がる懐かしいものがあり、ぜひ連れて行ってやりたいと思ったのでした。
(調べたら動画が見つかりました。こちらです)
わたしが新薬師寺の宿坊にお世話になったのは、調べてみると何と今から33年も前のこと。
1週間近く泊めていただき、そこを拠点にそれこそ奈良中を歩き回ったのでした。
大好きだった興福寺国宝館には毎日のように通いましたが、それ以上に朝夕通ったのは勿論この新薬師寺本堂でした。
本尊である薬師如来様と十二神将を、宿泊客は拝観時間に関係なく早朝夕刻にお詣りする事が出来たのでした。
仏像が好きだという娘にもぜひその経験をさせてやりたいと調べたのですが、残念なことに宿坊は6年前にやめられたとのこと。まあ、そのお陰で今回の宿泊先「ゲストハウス奈良バックパッカーズ」と出会えたのですが、それはまた後ほど…。
今回の旅行の最終日になりましたが、ようやく新薬師寺を訪ねる事が出来ました。
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毎日歩いて通った高畑の路は今もさほど変わっていない気がしました。
そして、もちろん変わる筈のない山門と本堂、築地塀。
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南門をくぐり、本堂手前左手に建つ地蔵堂を巡れば、そこに観音堂(香薬師堂とも)へと通じる小さな門があります。
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石張りの路を辿って池を渡り、正面の観音堂から右手を見たところにかつて宿坊であった庫裏が今もかつての佇まいのままに残っていました。
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かつてこの宿坊で相部屋となった方のうち、栃木県栃木市の高校で社会科の教諭をされていた方と福井県小浜市の郷土史家の方には特に親しくして頂き、旅の後もしばらくの間手紙での交流をさせて頂いたものでした。
観音堂から庫裏にかけての庭は織田有楽斉の手によるものであるとか。

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これらの庭を毎日眺めつつ、同宿の大先輩方に奈良の歴史や史跡の話を伺い、
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この玄関を抜けて、
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この門をくぐって奈良の町に出掛けて行った頃のことを思い出したのでした。
いずれにせよ、この父の思い出の寺を娘も気に入ってくれた様子だったのはとても幸いなことでした。
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そこで新薬師寺が取り上げられ、それを見た娘が「いいなぁ、行きたいなぁ」と思わずつぶやいた時、わたしの中にもわき上がる懐かしいものがあり、ぜひ連れて行ってやりたいと思ったのでした。
(調べたら動画が見つかりました。こちらです)
わたしが新薬師寺の宿坊にお世話になったのは、調べてみると何と今から33年も前のこと。
1週間近く泊めていただき、そこを拠点にそれこそ奈良中を歩き回ったのでした。
大好きだった興福寺国宝館には毎日のように通いましたが、それ以上に朝夕通ったのは勿論この新薬師寺本堂でした。
本尊である薬師如来様と十二神将を、宿泊客は拝観時間に関係なく早朝夕刻にお詣りする事が出来たのでした。
仏像が好きだという娘にもぜひその経験をさせてやりたいと調べたのですが、残念なことに宿坊は6年前にやめられたとのこと。まあ、そのお陰で今回の宿泊先「ゲストハウス奈良バックパッカーズ」と出会えたのですが、それはまた後ほど…。
今回の旅行の最終日になりましたが、ようやく新薬師寺を訪ねる事が出来ました。

毎日歩いて通った高畑の路は今もさほど変わっていない気がしました。
そして、もちろん変わる筈のない山門と本堂、築地塀。
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南門をくぐり、本堂手前左手に建つ地蔵堂を巡れば、そこに観音堂(香薬師堂とも)へと通じる小さな門があります。
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石張りの路を辿って池を渡り、正面の観音堂から右手を見たところにかつて宿坊であった庫裏が今もかつての佇まいのままに残っていました。
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かつてこの宿坊で相部屋となった方のうち、栃木県栃木市の高校で社会科の教諭をされていた方と福井県小浜市の郷土史家の方には特に親しくして頂き、旅の後もしばらくの間手紙での交流をさせて頂いたものでした。
観音堂から庫裏にかけての庭は織田有楽斉の手によるものであるとか。
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これらの庭を毎日眺めつつ、同宿の大先輩方に奈良の歴史や史跡の話を伺い、
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この玄関を抜けて、
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この門をくぐって奈良の町に出掛けて行った頃のことを思い出したのでした。
いずれにせよ、この父の思い出の寺を娘も気に入ってくれた様子だったのはとても幸いなことでした。
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