姫路の風鈴
おとといが大暑。
今日はまさに暑中らしい蒸し暑い一日でした。
風鈴を軒下に下げました。
これは里の父の菩提寺がある姫路の名産、火箸風鈴です。
明珍家という51代も続いている鍛冶屋さんのものです。
明治天皇が姫路に行幸の折にも、お買い上げになったという
由緒正しき高貴な音がします。
ご近所からも風鈴の音がしてきますが
うちのほうがいい音だと、自己満足の世界。
さすがに風の強い晩は外して休みます。
植木鉢のペイント
以前庭友達に、鉢をペイントしたいと相談したら、
気前よく、アクリル絵の具をた
くさんプレゼントしてくれたのです。
今日は鉢のペイントに挑戦!
まずは前の晩によく洗って乾かしておきます。
友達のアドバイスでは
「何色か混ぜて好みの色を作ってみて!」
楽しくなって、大きな鉢にも挑戦。
赤い素焼の鉢の色だと
ちょっと我が家の庭では浮いてしまうので
使わないでいた鉢がみごとに変身です。
外に置いて少し泥が飛んだり、苔むしたりしてきたら
もっと渋い感じになりそう。
アクリル絵の具、
水で簡単に洗えてとても手軽でした♪
yukimitさん、ありがとう
野菜作り
いしころさんからコメントをもらったところで、
いいタイミングです。野菜作りの様子を少し。
と言いますのは実はいしころさんは
私の野菜作りの師匠なんです
不肖の弟子、ゆり子は
師匠にちっともその後の様子を報告もせず
今日に至っております。
お詫びの気持ちを込めまして
恥ずかしながら我が家の畑の様子です。
まずは今年初め育てた大好物の胡瓜です。
一番初めに収穫できたものを
なんていうのか知りませんが
ま胡瓜の長男とでも申しましょうか。
幼いころは野菜と言えば胡瓜しか
食べられなかった我が家の長男と
夕食に味噌をつけていただいちゃいました!
振り返ればおととしの秋9月に、
バラや宿根草を植えていた花壇の中に
えいやぁ!と畑スペースを作ったのが始まりです。
いしころさん、正確にはいしころとまとさんの
花と野菜の庭に魅せられて
私もやる~~~と思い立ったのでした。
次の春、師匠から頂いた
スナップエンドウが見事に育ち
食いしん坊の夫を大満足させました。
奥にもしゃもしゃしているのがエンドウ君です。
そして今年、自宅の庭から出た落ち葉で
大量の腐葉土が作れたので
畑にたくさん鋤きこみました。
春にはまた、エンドウ君たちをたくさん収穫し、
今はこんな感じ。
胡瓜の苗は二株。支柱を立てたのですが、
どんどん前(南側)に出てくる!
支柱ももう一組前に付け足しました。
ミニトマト つやつやしてます。
きゅうりを食べたい一心で
夕方にあわてて撮影したので写真がいまいち
こちらは畑の端っこにまいたリーフレタスたち。
いしころさんにおととしもらって
冷蔵庫にしまっていたものを4~5日前に蒔きました。
イチゴもランナーから苗を更新して
今年もぽつりぽつりとまだ成っています。
一応ピンクの花が咲く品種と白花品種と植えています。
そのほかに来年のためにアスパラガスも育てています。
ポタジェ?キッチンガーデン?
いやうちは『畑』ですぅ~
いつまでたっても
おしゃれに植えられないゆり子ですが
見かけより中身が大事!
腐葉土作りのほうに精をだしているというわけです。
ちなみに師匠のいしころとまとさんは
本物の野菜ソムリエさんです。
ブログも大先輩、素敵なブログをお持ちなんですよ。
花の色
義父が大好きだったアジサイです。
綺麗だきれいだと気に入ってよく話していました。
うちの庭はこの季節、緑みどりミドリ…に圧倒されます。
その中に浮かび上がるように咲いている紫陽花。
普通のガクアジサイでしょう…
華やかなバラやクレマチスに目を奪われていた私にはいま一つ共感できないでいました。
ところが今年あることに気がついたのです。
昨年から少しずつユニバーサルデザインの勉強を始めた私は
色覚障害のある人でも一番健常者と変わらずに見える色相は青だということを学びました。
義父には色覚障害がありました。
みどりの中に赤い花が咲いているとわからないと…。
紫陽花の後ろにザクロが咲いているのが見えますか?
少し盛りをすぎてしまっていて、確かに見えにくいですが
義父にはザクロの花は遠目ではわからなかったのです。
色覚障害でありながら庭を愛でていた義父。
青系の花への思いはひとしおだったと、今頃になって気がつきました。
庭には義母の好きだった白紫陽花など数種類の紫陽花が入っていますが
これはさほど大型にならず、見事に枝先に花を並べ、よく見ると山紫陽花のようです。
雨の季節に涼やかに花をつけるこの紫陽花の味わいを理解できなかった私。
元気な時に共感してあげられたらと悔やまれます。
梅仕事
いまごろ~??と言われそうですが、
日曜日、収穫作業だけは大好きな夫に頼んで梅実をとりました。
こじんまりとした梅の木一本ですが今年も5キロ弱実りました。
私は梅酢と梅酒を作ります。
梅酒のリカーの代わりに黒酢を入れて
半年もすれば体にいいお酢の出来上がり。
実はこの梅酢、実家の梅の実を落として、
母がずっと作っていたものです。
私も今の家に移ってから梅の木があるので、
母に習って作るようになりました。
これは、母が使っていた容器のふたです。
ふたに張られたこの紙を、はがすことができません。
というのもこの文字は元気だったころの母のものなのです。
今は病気のため、文字を書くことすらできなくなってしまいました。
何年も前のおなじころ、母もこんな梅仕事をしていたんだ、
そう思い続けていきたいと毎年思います。
睡眠不足のとき、夏バテ気味のとき、水で割って飲みます。
お酢は大人も子供も、朝だって昼だって飲めるのでお勧めです。
昔から疲れ酢ということばがあるとおり、私の元気の素です。