フワラーベース

テーマ:ユニバーサルデザイン

私は『日本ユニバーサルデザイン研究機構』というところで、ユニバーサルデザインを学んでいます。

先週も先輩の実践例を聞きあうイベントがあり、参加してきました。

先輩のユニバーサルコーディネータたちの現場での活躍の様子をいろいろと教えてもらい、沢山刺激を受けて帰ってきました。

お土産に、こんなものが…


何でしょう…



くるくると巻かれています。



広げるとこんな感じです。


実はこれ、ビニールでできた、フラワーベースなんです。



お水を入れると意外に安定感がでます。

落としても壊れないので小さい子供さんがいる家庭でも安心して使えます。

使わないときはたたむとペタンコになるので、収納にスペースをとりません。

一人暮らしの若い方にもお勧めですね。

価格が安い。

入院のお見舞いに切り花を持参する時、非常にいいですね。

とかく病室は医療機器や、身の回りのもので、花瓶を置く場所がとりにくい。

また、お花が少しでも結構飾り映えがします。


壊れないこと、少しのお花でも飾り映えがすること、収納に優れていることから、いろいろな人がいろいろなシーンで使えるとてもユニバーサルデザインな花器と言えると思います。

またこれはいろいろな色が入っているので、どんなお花でも合わせやすいというおまけ付きです(^_-)

ユニバーサルデザインってこういうこと?って言われそう。

なかなか説明が難しくこれまた勉強中(*_*;


とにもかくにも花好きなら、こんなアイテムはぜひゲットしたいところ。

早速ネットでいくつか買っておいて、何かの時に庭友たちにプレゼントしたいと思っています。
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雪の朝

テーマ:野鳥
とうとう庭も雪景色になりました。



今年も雪が降る前に、松に雪つりをしてもらい、庭も冬のしつらいです。

こんな朝は鳥を見る絶好のチャンスです。

餌台の雪を払って、カメラを三脚にセット。
室内に戻ってそおっと待っていると…



雀がたくさん来て、バードケーキにむさぼりついてます。



カメラを覗き込んでいるうち、ヒヨドリがリンゴを食べにやってきました。

ふつうはヒヨドリは小さい鳥を追い払うのですが、よほどおなかがすいていたと見えてリンゴを黙々と食べ始めます。



少しおなかかが膨らんだのでしょうか、一息ついたヒヨドリはちょっと雀に威嚇。
雀は数で勝負の鳥たちなので、たいして怖気づかずに食べることに夢中です。


雪が降ると少し残っている木の実などもすっかり見えなくなるので、鳥たちは餌を探すのが困難に。そこに付け込んで、ぬくぬくと温かい室内から、野鳥観察を楽しませてもらっています。

野鳥も食べ物に好き嫌いがあります。

ヒヨドリはリンゴやミカンが好物。

ミカンを横半分に切って出しておくとメジロもやってきます。

バードケーキは脂っこいので、冬の間の餌にはもってこいらしく、シジュウカラやヤマガラなどのカラ類が好みます。
ひまわりの種もカラ類の好物です。

そして一番の雑食は雀。仏様にお供えしたカチカチご飯に始まって、リンゴも落花生も何だって食べちゃいます。

皆さんもぜひかわいい野鳥の姿をお近くで楽しんでみてください。


庭のスリム化

テーマ:庭仕事
庭のスリム化、我が家の課題です。

古い庭ということは、成長しすぎた木もあるということなんですよ。実はこの春だいぶ切ってもらったのです。

でもその切り株まで抜根するのはまた一苦労。

という訳で悩んでいた私たち。



切り株にドリルで穴をあけます。



こういうの男の人って好きですね(-_-;)

着ぶくれた夫が、没頭してやっています。



穴を開けた跡にはこんなふうに…。

何をかけたかわかりますか?

答えは



化成肥料です。こうやっておくと、地中にたくさんいる菌が集まってきて、早く腐るのだとか。肥料過多の状態を作るのですね。

私の頭の中では、腐葉土を作るのと似ている感じ。自然の力をちょっと集中的に借りるっていうイメージです。

そろそろ薄暗くなってきた時間でした。ふと、ブログのことを思い出し、夫に気付かれないように写真を撮ったので
こんなうつりの悪い写真しかとれませんでした(~_~;)
ビューンとドリルを回しているときにカシャ カシャ (^_-)

私たちのオープンガーデンを指導して下さっているK先生からのアドバイスでやってみました。

実は、新幹線に乗るとついている通販のパンフレットに、抜根しなくても簡単に切り株が腐る…という怖い感じの薬が売っていたのです。
結構な値段で、買おうかどうか迷ってK先生に相談したところ、このやり方を教わったという訳です。

このところほとんど使っていなかった化成肥料を物置の奥から発見し、とりあえず家にあるもので試してみるか~と忘年会づかれの夫をおだてて、日曜日の午後の作業となりました。

寒い季節は微生物の動きも冬眠?
春以降どうなるか見ていきたいと思います。


冬支度

テーマ:庭仕事
車のタイヤを物置にしまう都合があり、出しっぱなしにしていた芝刈り機をしまうことに。



使ってすぐにお掃除しないといけませんね。
芝がごびりついていて、たわしと割りばしで、泥と芝が粘土状に固まってしまったものをゴリゴリと…。

写真は刃の部分をきれいに洗って、干しているところです。
来年もがんばってもらわなければ!

働く格好をしたついでに、最後まで枯れ姿を楽しんでいたフウチソウを刈りました。

 

大きな株が二つあるので、結構大変。



ついでに鎌も研いでしまいます。

あとはこのセージを挟んで、株を小さい鉢に移して室内に入れなくてはいけません。



このアメジストセージは寒さに弱いんですよね。
毎年寝室の窓辺でひと冬を過ごします。

これも掘り上げてやらなくっちゃいけません。



パープルファウンテングラス。

東京ではたぶん越冬するのですよね。
数年前、秋のはじめに東京に行ったことがあって、道路沿いの園芸店の店先に、穂の付き始めたこれが、鉢に入って沢山売られているのを見て驚きました。
今シクラメンがそこここで、売られているような感じに。

外で大きくなってくれると見ごたえのある株に育て易いのですが(ってほおっておくだけ(^^ゞ)掘り上げて、戻してをやってると、なんだかいつまでたっても同じか、もしかして小さくなっていたり…。

この二つの鉢は週末に作業しましょう。


さて、うちの腐葉土箱その1です。


こちらには今年の落ち葉を詰め中。
糠を時々混ぜて雨にあてて、しっかり濡らす。
これがポイントです。
気温の高い時期はkikiさんから教えてもらったEM発酵液も入れて発酵を促進させています。

Ruiさんが唐辛子の話をしていましたが、うちも夫が買ってきてしまっ沢山の唐辛子を
とりあえず昨日半分だけTVを見ながら針金にさしてみました。



吊るすと案外きれいです。
季節の物はとにかくしっくりきますね。

うちの庭を作って、40年近くたった今でも庭の手入れをしに来てくれる80歳の庭師さんは、毎年、冬の庭を見て、今が一番すっきりして、好きだと言います。

植物が繁茂する時期は追いまくられるような気分。
冬の間だけ、ちょっと人間が自然を管理下に置いたような錯覚を覚えるからでしょうか。

冬になるたび、その言葉を思い出しながら庭を眺めます。

お寺の銀杏

テーマ:食べ物

毎年、姫路にある父の菩提寺から、銀杏が届きます。
お寺には大きな銀杏があり、住職さんが大変な手間をかけて檀家の皆に銀杏を送ってくださいます。


銀杏の食べ方にもいろいろありますが

紙袋に入れて


電子レンジで加熱。
袋の中で爆発する音が聞こえてきます。

二つ三つはじけたぐらいで止めると

いい感じにもっちりした銀杏の出来上がり。

塩をつけて、お好きなお酒と一緒にどうぞ。

と、いう訳で、今年は姫路に久々にお墓参りにいっていただいてきた銀杏をぽつりぽつりと食べています。

袋に入れて爆発させる音を聞きながら、こんな話を思い出しています。

姫路で住職さんから聞いた話です。

人は生まれながらにして、たくさんのものを与えられて生まれてきている。
しかし、生きているうちに、もっとお金が欲しくなったり、もっと有名になりたくなったり、ひとを羨んだりねたんだり…。
さまざまな欲に心を奪われ、生きることがつらくなる。

本来はただ居るだけで、腹の底からふつふつを喜びが湧きあがってくるはずなのに…。

この話はまだまだ続きがあるのですが、
私はこのふつふつが、なんだか銀杏のはじける音にかぶさって、銀杏をレンジにかけるたびに、居るだけでふつふつと・・・・と住職さんと話したことが思い出されるのです。

自分がもっと欲しがっているものは何だろう。
銀杏をかじりながら、そんなことをふと考えてしまうのです。






プロフィール

ゆり子

縁あって引き継いだ『広くて年を取っているメタボな庭』を『スリムでストレスフリーな庭』にしたいと格闘中。
『庭に鳥を呼ぶ』がテーマの夫とけんかしいしい庭いじりを楽しんでいます。

本業は印刷屋です

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