新米!

テーマ:食べ物


この秋の初物、新米です。

猛暑で心配されましたが、見事なできぐあい。
仙台は屈指の米どころ。
いつもおいしいお米をいただいていますが
新米はひとしおです(^^ゞ


実は今日は、低農薬・有機農法で作られた野菜の届く日だったのです。

この会はオープンガーデンみやぎの企業会員さんである農家のKさんがやっているのです。


中に入っているのはこんな感じ。
ナスも入っていました。(すでにお鍋の中)



お便りも入っています。


その中に新米が入っていたというわけです。

お便りには次の配達日の連絡と珍しい野菜の料理のレシピが書いてあります。
季節の野菜を食べつくすことが自然に身につきます。


自分も庭でちょっとだけ野菜を作っているので、余計に自然の恵みの有り難さを感じます。
そろそろ庭の栗も膨らんできました。
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自然薯芋のとろろ

テーマ:食べ物

いまごろですが、夫の大好物の『とろろ』をご紹介したいと思います。

夫は『三日とろろ、三日とろろ…」と元日から騒いでいます。
別にお正月の三日しか食べちゃいけないものではけしてありません。

仙台の冬の郷土料理と申し上げればいいでしょうか。


まずこれが問題の自然薯芋。
山芋なんていうふうにもいいます。

うちは青果市場の八百屋さんに頼んでおいて12月初めに入荷し次第買いに走っています。


皮をむきます。手がかゆくなる人もいます。


おろし金の細かいほうで静かにすりすり。


大型のすり鉢でがんばります。


お酒と卵黄を加えます。


次は濃いめに作ったみそ汁を少しずつ注いでいきます。
だしはもちろん煮干し。
お正月には残ったハゼを使ったりもします。


まるでシュークリームの種を作るような固さ。
とろとろと落ちていくときに少し形が残るくらいとか何とか汗(女の子)


大きめのお茶碗にご飯をよそって
刻みネギと揉みのりをたっぷりのせます。


もうよだれをたらさんばかりの状態ニコニコ(男の子)
いただきまーすビックリマーク

麦飯にとろろと塩引き、とよく言われますが
我が家は白米にかけます。
一緒に食べるものは別にこだわりはないようです。


ゴムべらで最後の最後までこそげとっていただきます。

ふぅ^^^^お茶

食いしん坊だった義父も大好物だったとろろ。
近頃この食べ物を作っていない仙台人が多いらしいプンプン(男の子)

夫は非常に危機感を感じていたので、
今回快く、撮影しながらの料理に付き合ってくれたわけです。
「うん、一度記録に残しておくっていうのもいいかもしれない」
写真を撮るのにも熱が入りましたデジカメ


ちなみに我が家では、
ご飯を炊いて、みそ汁、さらしネギ、卵の準備は私。
トトロ芋をむいたり摺ったりするのは夫のかかり。

夫婦そろって料理をする数少ないレシピです。
 

お寺の銀杏

テーマ:食べ物

毎年、姫路にある父の菩提寺から、銀杏が届きます。
お寺には大きな銀杏があり、住職さんが大変な手間をかけて檀家の皆に銀杏を送ってくださいます。


銀杏の食べ方にもいろいろありますが

紙袋に入れて


電子レンジで加熱。
袋の中で爆発する音が聞こえてきます。

二つ三つはじけたぐらいで止めると

いい感じにもっちりした銀杏の出来上がり。

塩をつけて、お好きなお酒と一緒にどうぞ。

と、いう訳で、今年は姫路に久々にお墓参りにいっていただいてきた銀杏をぽつりぽつりと食べています。

袋に入れて爆発させる音を聞きながら、こんな話を思い出しています。

姫路で住職さんから聞いた話です。

人は生まれながらにして、たくさんのものを与えられて生まれてきている。
しかし、生きているうちに、もっとお金が欲しくなったり、もっと有名になりたくなったり、ひとを羨んだりねたんだり…。
さまざまな欲に心を奪われ、生きることがつらくなる。

本来はただ居るだけで、腹の底からふつふつを喜びが湧きあがってくるはずなのに…。

この話はまだまだ続きがあるのですが、
私はこのふつふつが、なんだか銀杏のはじける音にかぶさって、銀杏をレンジにかけるたびに、居るだけでふつふつと・・・・と住職さんと話したことが思い出されるのです。

自分がもっと欲しがっているものは何だろう。
銀杏をかじりながら、そんなことをふと考えてしまうのです。






プロフィール

ゆり子

縁あって引き継いだ『広くて年を取っているメタボな庭』を『スリムでストレスフリーな庭』にしたいと格闘中。
『庭に鳥を呼ぶ』がテーマの夫とけんかしいしい庭いじりを楽しんでいます。

本業は印刷屋です

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