自然薯芋のとろろ

テーマ:食べ物

いまごろですが、夫の大好物の『とろろ』をご紹介したいと思います。

夫は『三日とろろ、三日とろろ…」と元日から騒いでいます。
別にお正月の三日しか食べちゃいけないものではけしてありません。

仙台の冬の郷土料理と申し上げればいいでしょうか。


まずこれが問題の自然薯芋。
山芋なんていうふうにもいいます。

うちは青果市場の八百屋さんに頼んでおいて12月初めに入荷し次第買いに走っています。


皮をむきます。手がかゆくなる人もいます。


おろし金の細かいほうで静かにすりすり。


大型のすり鉢でがんばります。


お酒と卵黄を加えます。


次は濃いめに作ったみそ汁を少しずつ注いでいきます。
だしはもちろん煮干し。
お正月には残ったハゼを使ったりもします。


まるでシュークリームの種を作るような固さ。
とろとろと落ちていくときに少し形が残るくらいとか何とか汗(女の子)


大きめのお茶碗にご飯をよそって
刻みネギと揉みのりをたっぷりのせます。


もうよだれをたらさんばかりの状態ニコニコ(男の子)
いただきまーすビックリマーク

麦飯にとろろと塩引き、とよく言われますが
我が家は白米にかけます。
一緒に食べるものは別にこだわりはないようです。


ゴムべらで最後の最後までこそげとっていただきます。

ふぅ^^^^お茶

食いしん坊だった義父も大好物だったとろろ。
近頃この食べ物を作っていない仙台人が多いらしいプンプン(男の子)

夫は非常に危機感を感じていたので、
今回快く、撮影しながらの料理に付き合ってくれたわけです。
「うん、一度記録に残しておくっていうのもいいかもしれない」
写真を撮るのにも熱が入りましたデジカメ


ちなみに我が家では、
ご飯を炊いて、みそ汁、さらしネギ、卵の準備は私。
トトロ芋をむいたり摺ったりするのは夫のかかり。

夫婦そろって料理をする数少ないレシピです。
 
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コメント

  1. Rui
    2010/01/13 21:16
    仙台に住んで22年。(途中転勤したけどね)
    初めて知りました~。
    そうだったのかぁ~!
    とろろにお酒、卵黄、それから味噌汁~?!
    どうして味噌汁~!(どうしてって言われても困りますよね)
    知らなかったあぁ。
    勉強会に参加させて頂きありがとう~(●^o^●)
  2. 2010/01/13 22:41
    長芋は信州に名産地があり、河川の砂地で
    栽培されていて収穫は深く掘るので機械です
    1メートル以上掘ります、そんなときに出かけて行くと
    千円だせば、袋詰めできるときもあります
    この時期に売られているものでも1本100円から有り
    私は、シンプルに切り刻んで刻みのりが好きです
    とろろは麦飯がいいです。
  3. 2010/01/14 10:45
    料理しながら写真を撮る・・・
    「記録に残そう」と思わないと出ないよね。

    台所つながりで思い出したことが・・・
    EM菌で生ごみリサイクルを初めて、我が家の生活に定着しました。
    写真を撮って掲載したいけど、料理を仕上げて早くみんなのお腹を満たさないとと、結局写真を撮ってない・・・いつ掲載できることやら。
  4. 2010/01/14 11:21
    おぉ~♪「わたす」の実家(角田)のおやじ様も大好きで3日とろろは今年も自然薯で頂きましたぁ~。
    おやじ様が元気な時は自然薯採りの名人でしたが年取った今は近所のお友達(名人その2・笑)が持ってきてくれます(感謝)
    お雑煮、七草粥、明日の朝は小正月の「あかづき粥」と昔ながらのものを今でも続けてます。
    元気でいるうちに覚えておきたいと思っているのですが!(汗)こういうふうに記録しておくこと本当に大事だなぁって感じます☆
  5. 2010/01/14 13:09
    とにかくすごい粘りがあるのってコレですかぁ~?じねんじゅ?っでしたっけぇ~(あはっ) 漢字が読めないちいでした(泣)
    旦那様が皮むきだなんて なんてステキな光景なんでしょぉ~ ちいパパさんは 全然です(笑)しかもパパさんは千切りの方が好きみたいで 手が痒くてたまりませぇ~ん^^
  6. 2010/01/14 20:17
    Ruiさん、そうなんです、熱ーい濃いめのお味噌汁でのばしていって仕上げるので、このとろろ汁は温かく、そこそこ味噌味のしょっぱさがあるのです。
    ご飯にかけてちょうどって感じの味に仕上げるわけです。

    なので、家族がそろっているときじゃないと作れません。
    いちにのさんでできた~食べて~っとなるわけです。
  7. 2010/01/14 20:19
    toledoさん、これは自然薯芋専用のとろろ汁の作り方です。
    義父は長芋のことをなぜかラクダ芋と呼んでいました。
    長芋は細く切ってお醤油かけたり、お漬物にしたりもできますね。

    この自然薯芋は、天ぷらにしてもおいしいんです。
    もったいないですが(~_~;)
  8. 2010/01/14 20:23
    kikiさん、マジ大変でした。
    数枚撮っては、メモリーカードを抜いてPCで見てまた撮ってを繰り返し(~_~;)

    うーん、生ごみリサイクルの様子撮影するのはかなり難しそうですね。
    娘さんにでも記者気取りで取材してもらいながら調理するとか…。
    『大根の皮はできるだけ洗わずにむいてしまって、新聞紙で作った入れ物の中にためておきます』って感じでしょう?
    かなり時間にゆとりのある休日にでも挑戦してみてください。
  9. 2010/01/14 20:38
    ブローロさんのお父様も大好物!その上自然薯掘りの名人ですか?すごーい♡
    秋口から、ムカゴを目印に目星をつけておくのでしょうね。それでも折らずに掘るのは並大抵のことではないと思います。
    自然のものは、スルーっと芋が伸びれないがゆえに味が濃くっておいしいのだと、聞かされました(~_~;)

    うちでは市場の八百屋さんから買ってくると、発泡スチロールのトロ箱に土を入れて生けておくんです。超貴重品扱いです(^^ゞ
    春まで少しずつ楽しみに食べていきます。

    あすの朝はあかづき粥ですか?小豆を入れたお粥のことですか?
    ぜひ来年は、年末のお年とりから、行事食の記録をブログで紹介ください。

    自然薯掘りにも同行して名人の秘密の場所教えてもらわないと♪
  10. 2010/01/14 20:51
    ちいちゃん、「じねんじょ」芋です!覚えてくださいね。
    この自然薯芋はハート形の葉っぱで、蔓になって山の木に巻きついて行くんです。すごい蔓になります。その蔓に秋にグレーの親指の爪ぐらいのちっちゃな芋の子がつくんです。それがプチーンと飛んで行って、次々と芽を出すんです。猛烈な生命力です(^_-)そして地下に長々と芋ができるというわけです。
    このちっちゃな芋の子みたいなものをムカゴと呼んでご飯に入れたり、油でさっと揚げたりするとこれまた粘りがあってほっくりおいしいのです。

    食いしん坊のうちの夫がずっと前、残った芋を庭の隅っこに植えてしまったことがありました。(うちでこのとろろ芋が取れたらいいと思ったらしいです)大変なことになったことは想像にお任せします(~_~;)
  11. しんちゃん芋
    2010/01/15 15:23
    お味噌汁入れるの美味しそうですね!
    来年はウチでもゆり子家風三日とろろやってみたいですBAD+F9F7

    ひーちゃんは三日とろろ食べなかったせいで元気ないですよ!笑



  12. 2010/01/15 20:15
    しんちゃん芋さん、はるばる横浜から(って関係ないか(^^ゞ)コメントありがとう❤

    そうなんです、ひーちゃんはねばねばがちょっと苦手。牛タン食べた時もとろろ頼まなかったでしょう?

    また暇な時のぞいてみてください\(~o~)/

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プロフィール

ゆり子

縁あって引き継いだ『広くて年を取っているメタボな庭』を『スリムでストレスフリーな庭』にしたいと格闘中。
『庭に鳥を呼ぶ』がテーマの夫とけんかしいしい庭いじりを楽しんでいます。

本業は印刷屋です

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