1  |  2    次>    

炉縁

テーマ:茶室
 茶室の炉に使う「炉縁」の話をします。

今日は朝から社長に最上級の「呂色炉縁」を見せてもらいました目



呂色(蝋色)とは漆器の塗りの技法の一つで蝋色漆で上塗りして乾かし、研磨して光沢を出すものです。

中でも最高級の呂色は研磨する時に鹿の角を粉状にしたもので磨くそうです。

売っているのにそこまでは知らなかった私です・・・反省汗

次に「黒柿炉縁」です。



黒柿とは柿の木の中で稀に黒い縞模様や濃淡ができた物を黒柿(クロガキ)といい木材通の間で珍重されます。

中でも白黒が絶妙な模様となる孔雀杢が最高級とされ、極めて高価に取り引きされます。

割れやすいため乾燥が大変難しい材でもあり、老木にしか現れないとされ、1万本に1本とも言われます。

木の成分タンニンと土中の金属が影響して黒変すると言われています。

まだまだ勉強しなければならない事は山ほどあるなと感じた本日でしたパニック(男の子)














庭ブロ+(プラス)はこちら

紋竹やたら編み

テーマ:竹製品の製作
 紋竹でやたら編みパネルを製作しましたビックリマーク





今回はかわいい小さいパネルでしたひらめいた

ちょうど先日、制作した「やたら編みパネル」を軽トラに乗せて配達したところこんな感じになりました音符



なんとお洒落な軽トラ(笑)

話は変わりますが昨日の京都新聞の夕刊に掲載されていたので告知しておきます。

現在、京都伝統工芸館でイタリア人デザイナーと京都の伝統工芸のコラボ作品展が31日(土)まで行われていますひらめいた
そう先日からヴァネッサと製作した作品です。

ご興味のある方は行ってみて下さい。

もう一つ、「NPO法人同志社大学産官学連携支援ネットワーク」さんが発刊されている「DEN ~古きよきものを伝える~」に掲載して頂きました。



まずはご報告でしたペコペコ




クロモジ枝穂垣

テーマ:竹垣
 今日、遂にこの冬ずっと愛用していたスノーブーツから普通の靴に戻しましたアップ

自分の中では春が来たというサインですビックリマーク

さあ気分一新、頑張りましょう走る

クロモジの枝穂垣を取り付けに行ってきました。





枝垣の種類は他にも萩や竹枝などがありますがやっぱりクロモジが一番、引き締まるような気がします。

話は変わりますが先日、作製した竹の根っこで作った茶杓が何と!!いつもお世話になっている 「孫右ヱ門」さんのほんず抹茶と交換する事になりましたビックリマーク





「孫右ヱ門」さんは京都でこだわりの抹茶を生産されている会社で今でも安土・桃山時代から続いてきた「ほんず製法」で抹茶を栽培されていますひらめいた

そんなこだわり抜いた抹茶と交換する事になり感激~でありますラブラブ(男の子)

これからは現代のわらしべ長者を目指します(笑)

「孫右ヱ門」さんのHPはこちらです。お茶に興味のある方は必見ですビックリマーク

http://www.magouemon.com/index.html





松明垣

テーマ:竹垣
 季節の変わり目なのか変な天気が続いてますね雷

当社の前にある桜の蕾が大きくなってきました花



春はもうすぐのようです。

竹と萩の松明垣を現場施工してきましたハサミ



いつもの竹枝ではなく今回は割竹で製作しました音符

青竹で制作する事も多い「割竹松明垣」ですが今回は周りの風景と調和するように晒竹で制作しました。



萩の松明垣は長持ちするように屋根付ですひらめいた

10年以上は取り換えの必要なないでしょう。

それでは竹垣さんまたいつか会う日までパー







茶杓

テーマ:茶室
 世の中の話題がAKB48前田敦子さんの電撃卒業!!、一色の今日この頃ですがみなさんいかがお過ごしでしょうか??

私は最近、仕事が終わってから珍しい茶杓を製作しておりますハサミ



左がシミのある竹に虫がかじった跡がある竹を茶杓にしたものです。



虫が食べきった物ではなく食べかけの物を選びましたアップ

次に右側ですが竹の根っこで制作しましたビックリマーク





わずか約18cmの中に節が8つもある非常に珍しい一品ですひらめいた

どうしてこのような茶杓を製作してるかというと訳がありまして私、月一回、お茶を習っているのですが(もちろん裏千家流です)そこの先生に来月のお茶会で使う茶杓を製作してくれと言われたのが理由です。

しかも普通の茶杓ではなく竹屋さんにしか出来ない茶杓で頼むよとの事で汗

それで私の竹屋魂に火が付いたという訳ですアップ

後はお茶会までに「茶杓のお銘」でも考えるとします音符

また報告します。









蒲芯すだれ

テーマ:日々のできごと
 本日は雨の中、「蒲芯すだれ」を取り付けに結婚式場へ行ってきました音符





蒲芯(がましん)とは湿地で育った多年草で竹ではなくどちらかといえば葭に近い植物です。

節がなく中が発泡上に柔らかく詰まっているのが特徴です。

その植物を乾燥させて編んだのが蒲芯すだれですハサミ



雨風、直射日光が当たる外吊りすだれはどうしてもカビなどの劣化が激しいのが難点です汗

今回はお客様の要望ですだれに「超撥水加工」を施し雨風に強いすだれを製作しました。

加工を施したからと言って永久的にすだれが壊れないわけではないですが耐久力は飛躍的にアップしますビックリマーク
無機物に負けない有機物を作るのが私の夢です(笑)




竹の防虫加工

テーマ:竹材
 今日は朝から奈良県まで建仁寺垣を現場施工してきましたアップ







本日は暖かくとてもすごしやすい一日でした晴れ

こんな日が1年中、続くと現場作業もはかどるのに(笑)

話は変わりますが昨晩、行きつけの焼き鳥屋さんに行ったのですが大変、残念な事がありました汗
店内の内装にはたくさん竹が使われているお店なのですが多数の竹が虫害の被害にあっているのを発見しました目



穴が空いている場所が虫害の場所です。

このまま放っておくとどんどん穴の数が増えてボロボロになってしまいます汗
>

竹が虫害にあうのは30年前では当たり前の光景でした。

しかし現在では京都の竹材はほとんどが防虫加工され虫害の心配がありません。

ただ防虫加工されていないこのような類似品も全国で出回っているのも現実です。

今後、ご購入を検討の方々へはこのような虫害にあう類似品と差別化をはかるために製作したこのようなシールを貼った商品を購入されることをお勧めしますペコペコ


















枝垂れ桜

テーマ:竹垣
 三寒四温が続く中、 京都の桜の名所の一つである円山公園に行ってきました音符

円山公園の中で一番、有名な大きな「枝垂れ桜」を囲う仕事ですひらめいた





杉皮で囲いを製作しましたハサミ

ここ円山公園は花見のシーズンにはたくさんの花見客が訪れます。

夜間ライトアップも行われ深夜でも花見客の姿が見られますひらめいた

なかでもこの「枝垂れ桜」は京都を代表する桜で今まで多くの人を魅了してきました。

しかし近年では、カラスが生ゴミを狙って枝垂桜の枝に止まるため小枝が折れたり、糞害によってダメージを受け花の咲かない枝が生じることが問題となっています。

もうすぐ春ですね花

今年も何とか大輪の桜を咲かせてくれる事を願うばかりですペコペコ






四ツ目垣

テーマ:竹垣
 また明日から雨だそうです汗

この時期の雨は竹が乾かないからとても困りますダウン

世界遺産の一つである醍醐寺へ四ツ目垣の施工に行ってきましたハサミ





前にこの場所にあった四ツ目垣は猪の突進によって破壊されたそうですバイク

無茶しすぎですよ猪さんパニック(男の子)

施主様からは桜の季節までに修理して下さいとの事でした。

ここ醍醐寺は桜の名所で本当に綺麗ですひらめいた



春が待ち遠しい本日でした花



杉皮垣

テーマ:竹垣
 花粉の飛散がピークになってきたようです飛んでおくお札

といっても私は何故か平気ですが・・・先日、テレビで花粉症にならない大人は少し鈍感な人とえらい学者さんが言ってました本ほんと失礼ムカッ

そんな中、杉皮垣とクロモジ枝穂垣の施工に行ってきましたハサミ





クロモジ垣には鉄板製の屋根を取り付けましたビックリマーク

これで10年以上は大丈夫でしょうビックリマーク

杉皮垣では景観を損なうガス管を青竹で隠す加工をしました。



竹は景観を損なう様々な物を隠してしまいます。しかも手ごろな価格でグッド

竹は庭園内の隠れ蓑みたいなものだなと感じる事がよくありますパンダ




1  |  2    次>    

最近の記事一覧

カレンダー

<<      2012/03      >>
26 27 28 29 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

ブログランキング

総合ランキング
89位 / 2460人中 down
ジャンルランキング
53位 / 661人中 down
日記・ブログ

フリースペース

HTMLページへのリンク