お薬師さんの手作り市

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今日はひょんなことから薬師堂の前を通りがかったところ、大にぎわい。そうです、今日は月に一度の手作り市の日でした。きっとkikiさんがいるに違いない!私は迷わず車を駐車場に。ありました、見慣れたkikiさんの車。

kikiさんは野々島のラベンダーを売っていました。




ラベンダーの香りが酔うくらいでした。素敵な香り袋を5ついただきました。



バックに一つずつ入れておこうと思います。


野々島とは松島の外海にある、浦戸諸島のひとつです。島は大きく津波の被害を受けましたが、運よく難を免れたラベンダーは今島の現状を訴えるメッセンジャー的な役割を果たしています。

去年から、島のラベンダーを活用するお手伝いをしたいと話していたkikiさん。こういう形での活動になるとは思いもよらないことだったと思います。




さて、実はこの薬師堂は私が子供のころの遊び場だったところです。実家はこのすぐ近所。



私たちはずっとここを「お薬師さん」と呼んでいました。たしかこの広場でお花見をした幼稚園時代の白黒写真が古いアルバムにあります。

正式には、陸奥国分寺。奈良時代に聖武天皇が建てた国分寺で最も北にあるお寺だそうです。





自転車を乗り回したり、鬼ごっこをしたり、とにかく遊びつくしたとても懐かしい場所です。こんなことで賑わっているとはびっくりでした。

とても楽しい手作り市で会社に向かわなくてはならないのに、ついついウロウロと写真をとったり、お買い物をしたりしてしまいました。






若い作家さんが焼き物を売っていたり





こんなかわいい手作り刺繍のくるみボタンを売っていたり(かわいくて欲しかったのですが使うあてがなく若いお母さんがボタンを選ぶのを一緒に見ていました)









こんなユニークなお店も(^^ゞ






なぜか学校の椅子と机が置いてあって、日陰で人々が休んだり、買ったものを食べたりとても楽しげ。

みなはきやすい靴とカバンで思いっきり手作り市を楽しんでおられました。(私は仕事に向かう途中なので、とても場違いな服装で歩きにくいし、写真をとりにくいし…とても残念!)




入り口では仙台市の職員さんが薬師堂のガイドもしていました。






手作り市の楽しさは売り手と買い手のコミュニケーション。子供のころは「ごめんくーださい!」と言って自分の欲しいものをお店に買いに行くってことが、ちょっと緊張の世間デビューだっと記憶しています。

人がたくさんいて、お店やさんといろんな話をしている、いい場面をたくさん目にしました。とても心があったかくなりました。

このあと、私はお弁当と山形の桃とブドウを買って泣く泣く会社へ向かいました。

この手作り市は、毎月八日に開かれています。来月はちょうど土曜日、食いしん坊の夫を連れてまた行ってみたいと思います。


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プロフィール

ゆり子

縁あって引き継いだ『広くて年を取っているメタボな庭』を『スリムでストレスフリーな庭』にしたいと格闘中。
『庭に鳥を呼ぶ』がテーマの夫とけんかしいしい庭いじりを楽しんでいます。

本業は印刷屋です

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