情緒たっぷり美しい小路
石塀小路、入口は狭いと聞いていましたが、確かに狭く入っていいのか不安に感じたほどです。
敷石を歩きながらの散策、石塀と板塀の美しい小路、雰囲気たっぷりで落ち着いた空間でした。
雨のせいか、観光客の姿もまばらです。
塀に囲まれた細い路地なので、季節を感じにくいのですが、雨に濡れたアジサイが塀越しに咲いていました。
梅雨の風情を存分に味わうことが出来ました。
畑を彩る白いスダレ
下関市吉母地区の畑には、師走の頃になると始まる白いスダレ、季節の風物詩ともいえます。
付近を走行すると、畑に干された「寒干し大根」の風景を見かけます。
この付近の農家の方々による、干し大根作り用に干された様は、まさに白いスダレです。
今年は、冷たい風があまり吹かないので、大根の乾きも悪く天日干しに、時間が掛かっているようです。
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軒先を飾る柿すだれ
山間部の道路を走行中、柿の木原(山口県・美東町)と呼ばれる地域の道路沿いに、土蔵の前に吊るし柿が乾してあるお宅が目に付きました。
珍しい光景なので、写真を撮らせていただきました。以前この付近のお家では、庭先に乾した吊るし柿による、柿すだれが見受けられたようです。現在では見かけなってしまったそうです。
今年は、暖かい日が続いているので柿に、カビが付きやすく管理が大変のようでした。
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フリークライミングとアジサイ
宇佐市内(大分県)の山あいのカーブを曲がったところで、正面にそそり立つ岩山が見えてきました。近づいて見ると道路沿いに、垂直に100mぐらいありそうな大絶壁です。
案内板には、『仙の岩』とあり集塊岩のようです。
千年以上の昔より山岳仏教の修行場となっていたようです。
フリークライミングの愛好家なら、興味をそそられそうな巨大な屏風岩です。
足元には、色とりどりのアジサイが咲いています。茶褐色の岩肌をバックに鮮やかさが、
一層際立っていました。
大イチョウが見守る棚田
山口県にもいくつかの棚田があります。 しかしココ内成棚田(大分県別府市)は、とにかく広くて雄大です。
いくつかの集落にまたがった棚田は、まさしく千枚田です。棚田が見渡せる見晴らしのいいスポットには、ベンチが設置してあります。
棚田が見渡せる場所のひとつに、大イチョウが高く立っている場所があります。
悠然とした姿でまるで棚田を見守っているかのようです。
樹齢は不明とのことですが、幹回り9m 樹高30m 樹形のすばらしい堂々とした大木です。
地域の人々により、長い年月助け合いながら作業を行い、棚田を守っているのでしょう。
いつまでもこの景色が見られるといいものです。‥‥