江戸時代の雰囲気を残す白壁の町
お盆休み前、仕事を終えてそのまま高速を走り倉敷へ。
倉敷美観地区近くのホテルへ宿泊したため、美観地区のライトアップを観に行こうと思うも、すでに22時をまわってるではないか・・・
とりあえず腹ごしらえだー!とこの日はほろ酔い気分で夢の中
翌朝、早起きする予定でしたが睡魔には勝てず・・・
いつもの寝ぼけた顔でぶらりと美観地区へ散策に。
江戸時代の町並みが残り、天領として栄えた町でもあったそうです。
白壁や柳並木がとても美しく、ゆったりとした時間を過ごす事ができます。舟に乗りたかったなぁ
大原美術館やアイビースクエアなど地区内には文化施設も充実しています
立ち寄ったお土産屋さん。岡山と言えば桃太郎の鬼退治
子供達に負けず、鬼の絵を描いて送らねばならぬかっ
時間をかけてゆっくり散策すれば、裏路地のお店や美しい景色を発見できるのでしょうね。
何をそんなに急ぐのか。次の目的地へ向かい倉敷を出発するのでありました・・・
樹齢500年のパワー
萩市近くの県道を車で移動中『天然記念物 吉部の大杉』と書いた標識が目につきました。
早速覗いてみました
鳥居をくぐり、セミの声を浴びながら樹木に囲まれた参道を歩き、階段上った両脇に各1本と本堂に向かった右に1本、計3本。
直径約7m、高さ33m、樹齢500年と推定されるとのこと。
一ケ所に3本の巨木が揃うのは全国でも珍しく、山口県の天然記念物に指定されています。
参道両脇の杉は皮の状態もよく、いい色をしています。
手を伸ばせば、触れます。
なんだかパワーをもらえる様なそんな気さえします
革命家がもたらした4粒の種
長府庭園(山口県下関市)の池には、多くの蓮(はす)があります。
この池の一隅に孫文蓮(そんぶんれん)と名付けられた中国の古代蓮が開花しています。
白地に淡いピンクの花をつけています。
中国の革命家孫文が、長府在住の支援者に4粒の蓮の種を贈ったものが株分けされ、現在長府庭園で華麗な美しさを見せています。
日の出とともに除々に花開き、花弁に残る水玉に陽があたり、神秘的な美しさを感じさせます。
午後になると、花を閉じてしまいます。
早朝5時頃から、多くの人々がカメラを手に観賞に訪れています。
雄大な借景に翼を広げた鶴灯籠
先日訪れた仙巌園(鹿児島県)
桜島を借景にし、錦江湾を海に見立てた雄大な庭園です。
庭園内に桜島をバックにした、スケールの大きい灯籠が据えられています。
笠の部分は鶴が大きく翼を広げた様に見えるので、鶴灯籠と呼ばれているようです。
解説文によると、灯籠までガス管を引いて、明かりを灯していたそうで、日本初のガス灯になるようです。
この庭園には、新しい時代を見据えた様々な事業や時代の息吹を感じられる場所が多く残っていました。
ここの竹林から日本各地へ広まった孟宗竹
先日訪れた仙巌園(鹿児島県)広い庭園の木漏れ日がさす趣のある石階段を上った所に『曲水の庭』と名付けられた庭がありました。
水に浮かぶ盃が目の前にたどり着く前に和歌を詠むという宴を行う庭です。
曲水の庭の側に、江南竹林と書かれた場所があります。
解説文によると、21代島津吉貴が中国南部より『江南竹』と呼ばれる竹二株を取り寄せ、移植した場所だそうです。
ここから全国各地に移植されるようになり、『孟宗竹』と呼ばれ、食料や各種生活用品として利用されてきました。
しかし、現在では未利用のまま放置されることも多くなり、社会問題にもなっています。ボランティアや公共事業などで整備されています。
ここの竹林から始まったのですネ