まるでヨーロッパ、芝生の上を走る路面電車
走る軌道敷内は緑の芝生。
国内初の緑化軌道、鹿児島市の路面電車に乗車する機会を持つことができました。
芝生の緑が鮮やかです。電停には花壇もあり、季節の草花が乗客の方々を楽しませています。
シラスを利用して造られた基盤材が保水性を高め、ヒートアイランド現象を抑えたり、冬場でも緑を保つ芝生が騒音を低くするのに効果があるようです。それ以上に穏やかな安らぎを与え、ホッとしたやさしい気分にさせてくれます。
でも、芝刈りなどの維持管理大変だろうなとつい思ってしまいます。
地元の造園業者さんに尋ねたところ、『芝刈専用電車』があるとのこと。
夜間に芝刈り作業が行われるようです。
広大な茶畑に清清しいアジサイ
鹿児島県の県道34号線、車を走らせていると広大な茶畑の看板が目に入りました
日本を代表するお茶処知覧茶です。
あいにくの小雨混じりの天気でしたが、山あいの地域に整然として、茶畑が広がっています。
畑の端には、梅雨の雨に打たれながら青色、紫色・・・・アジサイの花が咲いていました。
霧のかかった山々と茶畑の深い緑の中、アジサイの花々に清清しい印象を受けました
茅葺きの仁王門をくぐると、清楚な美しい花々
別名『アジサイ寺』の名で地元で親しまれてる東大寺別院の阿弥陀寺(山口県防府市)では、梅雨の真っ只中アジサイは一段と美しさを増し、しっとりと咲き乱れています。
重厚な茅葺きの仁王門をくぐり、石段を上る道すがら、清楚な美しさを醸し出すアジサイ。
石段を登り、広い境内には約80種4,000株のアジサイが咲き競います。
綺麗なアジサイのはなを見れば、身も心も清められるようです
赤いハナチョウジと噴煙をあげる桜島
桜島を借景にした壮大な庭園仙厳園(鹿児島県)を訪れました。
桜島のビューポイントとして最高です
庭園内には、様々な植物が四季折々の表情を見せてくれます。
今回、ハナチョウジなる花が咲いていました。
本州ではなかなか目にする期会も少ない花です。
メキシコ原産の常緑低木とのこと。
暖かい沖縄などで、よく見かけるようです。
ストローのような赤い筒状の花が細い枝いっぱいに咲いています。
葉が少なく、茎だけのように見えます。
花の形が漢字の「丁」字に似ていることから、
名前が付けられたようです。
武家屋敷に咲くネムノ木
鹿児島県出張の折、太平洋戦争末期に特攻基地のおかれた町、知覧町。
知覧武家屋敷群を訪れました
どんよりとした雨の中、ネムノ木の花が雨に濡れながら咲いています。
石垣で区切られた屋敷群にしっとりと咲く花は、すがすがしく感じます。
屋敷入り口には、屋敷内が見えないように屏風岩もあり、沖縄の雰囲気に似た印象を受けました。
石垣と生垣からなる優れた景観を楽しむことができました