繊細で上品な花々
先日。休日を過ごしていた総合公園で、山アジサイの展示会が催されていました。
西洋紫陽花は今からですが、山アジサイは見ごろを迎えています。
花や茎も大変繊細で華奢な感じがします。花の色も赤・青・白・ピンク等々、花も葉も多種多様で、他の山野草との組み合わせで空間が表現されています。
最近は、鉢植えやガーデニングで愉しまれる方々も多いようです。
その土地にしか咲いてない品種も多数あり、そうしたことから愛好家の方々を、引きつけてやまない理由なのかもしれません。
見た目が綺麗だけど残念な花
道路際の則面を、黄色に染める光景はとてもきれいです。
最近 田んぼの側や河川の土手などに、咲いているのをよく見かけます。
『オオキンケイギク』です。
強い繁殖力で、在来植物を駆逐してしまい、生態系に影響を及ぼす恐れがあることから
『特定外来生物』に指定されています。自治体やボランティアによる、駆除も盛んに行われているようです。
栽培や販売など、原則禁止になっているようですが、あまり減ってないようです。
見た目が鮮やかで、華やかなので残念な花です。
梅雨の晴れ間に鮮やかな紅色
山間部を走行中に、道路沿いに咲く鮮やかな紅色の花が、目に留まりました。
近づいてみるとブラシの木です。ビンなどを洗うブラシに似ている所から、名前が付けられたようです。
花は鮮やかな紅色。先のほうに金粉がついたように見えます。オストラリアが原産のこの花、青空とよく合います。梅雨のうっとうしさも忘れさせてくれます。
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運河沿いの壁面を飾るバラの花
今年の見頃は5月20日前後だろうとの情報を聞き、スケジュールを調整して訪れました。これだけまとまったバラの花を見るのは初めてです。圧倒されました。
見どころ満載の、ハウステンボス” バラ祭り ”100万本のバラの花、実物を体験すると圧巻です。
いくつかスポットがありますが、ローズカーペットや花回廊は見ごたえ十分で壮観です。
余りのバラの多さに疲れた時、バラの運河ホッとした気分にしてくれます。
全長1kmの壁面をバラのカーテンが埋め尽くしています。運河沿いをのんびり散策もよし、または船から眺めるのも格別です。
バラに興味がなくても、これだけ贅沢にバラの空間に染まればバラ好きになるかもしれませんね。
若葉もみじの下に白い可憐な花
法明院(山口市)にある湿地帯
若葉もみじの枝が垂れ下がった下に白い可憐な花が咲いています。シベリアなど寒冷地に、多く生える北方系植物『ミツカシワ』です。
山口県が南限地とされているこの花。花びらの内側に白い縮れた毛が生えて、
線香花火を連想させる清楚な花です。時折吹く風に小さな花びらが落ちていきます。