建設時の姿を残す九州最古の灯台
テーマ:気になる風景発見隊
2012/07/17 12:10
関門海峡東側入り口に位置した、小高い丘に建つ部埼灯台(へさきとうだい)があります。この時期、見頃を迎えたアジサイの花が灯台の足元を飾っています。
建設当時の姿を残す九州最古のこの灯台、日本の灯台50選にも選ばれ、御影石で造られこじんまりとした歴史のある灯台です。
一日1,000籍以上の船が行き来する関門海峡。瀬戸内海、周防灘に面したこの付近は、大パノラマが愉しめるだけでなく、野鳥の宝庫でもあります。
毎年4月頃には、周辺の山々からヒヨドリの大群が、本州へ向けて飛び立つていく場所です。
時々、海峡を渡っていく野鳥を攻撃するハヤブサも現れ、そうした光景を目当てとした
カメラの愛好家や野鳥観察者の方々には、知られた場所でもあります。