ちゃんとやっときゃよかった・・・
テーマ:四季折々の草花
2013/08/10 17:30
花壇の鉢の鉢の中でツユクサが咲いています。
決して育ててる訳じゃありません(汗)
育てていたお花は猛暑で溶けて無くなったというのに、
そこ鉢の片隅に根を下ろし、お花を咲かせているのです(笑)
ツユクサは、どこにでも咲いている花ですが、
青い花びらが可愛くて好きだったこともあり、
引っこ抜くこともせず置いていたら、大きくなってしまいました。
でも、そのツユクサ、意外にマジマジと見たことが無かったので、
改めて、 ツユクサを観察してみることに・・・・
ツユクサってよく見てみると不思議な形をしたお花で、
シベが一杯でどれが雄しべでどれが雌しべなのかよく分かりません。
そこでネットでちょっと調べてみました。
ツユクサには雄しべが6本ありますが、葯の形が3種類に分かれます。
花弁に近いところに蝶のような形の雄しべが3本あり、X字形雄しべと呼ばれています。
中ほどには、Yを逆さまにしたようなY字形の雄しべが1本、
最も前に2本突き出ているのが、O字形雄しべと呼ばれています。
その中でも主に花粉を付けるのは最も前に2本突き出ているのが、O字形雄しべと
Y字形の雄しべ1本とされ、残りの3本は仮雄しべとされているようです。
雌しべは1本ですが、雌しべが小さかったり、雌しべのない雄花もあります。
ツユクサは両性花と雄花が同じ株につきます。
*【両性花】りょうせいか・・・とは
一つの花に雄しべと雌しべの両方が備わっている花。
サクラ・アサガオなど被子植物の花の多くはこれにあたる。雌雄同花。
そこで・・・何で雄しべが6本も必要なの?
ツユクサの受粉は念が入っていて、なんと3段階もの 受粉をしているようです。
朝、花を咲かせた時点で、もうすでに雌しべには花粉がついていますが、
昆虫による他家受粉をする為に6本のうち3本が花粉を持ち、
残りの3本が黄色い色で虫たちを集めて受粉し、
お花が閉じる時に再度自家受粉をするそうです。
・・・と、言うことは、
昆虫の眼は黄色を一番はっきり識別できるので、
仮雄しべ3本は虫たちを誘うためのネオンや看板みたいなもので
受粉のお手伝いをしてもらうためのものだったのですね。
そんな目線でツユクサを見たことが無かったので、
調べてみると色んなことが分かってとっても面白いなぁ~と思いました。
そして、改めて、理科の授業、
もう少し真面目に受けときゃ良かった~・・・とつくづく反省したTでした。
T
決して育ててる訳じゃありません(汗)
育てていたお花は猛暑で溶けて無くなったというのに、
そこ鉢の片隅に根を下ろし、お花を咲かせているのです(笑)
ツユクサは、どこにでも咲いている花ですが、
青い花びらが可愛くて好きだったこともあり、
引っこ抜くこともせず置いていたら、大きくなってしまいました。
でも、そのツユクサ、意外にマジマジと見たことが無かったので、
改めて、 ツユクサを観察してみることに・・・・
ツユクサってよく見てみると不思議な形をしたお花で、
シベが一杯でどれが雄しべでどれが雌しべなのかよく分かりません。
そこでネットでちょっと調べてみました。
ツユクサには雄しべが6本ありますが、葯の形が3種類に分かれます。
花弁に近いところに蝶のような形の雄しべが3本あり、X字形雄しべと呼ばれています。
中ほどには、Yを逆さまにしたようなY字形の雄しべが1本、
最も前に2本突き出ているのが、O字形雄しべと呼ばれています。
その中でも主に花粉を付けるのは最も前に2本突き出ているのが、O字形雄しべと
Y字形の雄しべ1本とされ、残りの3本は仮雄しべとされているようです。
雌しべは1本ですが、雌しべが小さかったり、雌しべのない雄花もあります。
ツユクサは両性花と雄花が同じ株につきます。
*【両性花】りょうせいか・・・とは
一つの花に雄しべと雌しべの両方が備わっている花。
サクラ・アサガオなど被子植物の花の多くはこれにあたる。雌雄同花。
そこで・・・何で雄しべが6本も必要なの?
ツユクサの受粉は念が入っていて、なんと3段階もの 受粉をしているようです。
朝、花を咲かせた時点で、もうすでに雌しべには花粉がついていますが、
昆虫による他家受粉をする為に6本のうち3本が花粉を持ち、
残りの3本が黄色い色で虫たちを集めて受粉し、
お花が閉じる時に再度自家受粉をするそうです。
・・・と、言うことは、
昆虫の眼は黄色を一番はっきり識別できるので、
仮雄しべ3本は虫たちを誘うためのネオンや看板みたいなもので
受粉のお手伝いをしてもらうためのものだったのですね。
そんな目線でツユクサを見たことが無かったので、
調べてみると色んなことが分かってとっても面白いなぁ~と思いました。
そして、改めて、理科の授業、
もう少し真面目に受けときゃ良かった~・・・とつくづく反省したTでした。
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