仕事に追われる毎日ですが、やっぱり初心は忘れたくないですね。
あれ、そもそもなんで造園業界に飛びこんだんだ?
なりゆきだった。
でも楽しいことも
しんどいことも
ぜんぶ含めてだんだん好きになっていけたらええのぉ、と思っています。
そんなわしの日々の新たな発見を紹介していきましょう。
あれ、そもそもなんで造園業界に飛びこんだんだ?
なりゆきだった。
でも楽しいことも
しんどいことも
ぜんぶ含めてだんだん好きになっていけたらええのぉ、と思っています。
そんなわしの日々の新たな発見を紹介していきましょう。
花材になるサクラの枝
テーマ:・わしのブログ
2011/02/03 21:11
剪定作業四日目終了、ようやくゴールが見えてきました。
敷地の西北に、サクラが二本立っています。
「サクラ切る馬鹿・・・」と言いますが、
このお庭では、道路に張り出した枝が電線に当たらないようにするための剪定が
定期的に必要なのです。
せっかちMAXの親方が、
「わしの仕事じゃ」と張り切って担当です。
わしの方は、
西側から北側のヒイラギモクセイの生け垣や、カイヅカイブキなどの刈り込みが続きます。
ヤニがこびり付いたハサミのお手入れが、今日も欠かせませんでした。
今日は、ヤニ取りスプレーを使用です。
( 水場が遠いとき、バケツが見当たらない時の手段です・・・ ) 。
泡が、ヤニを浮かしてくれます。
雑巾で、ふきとって、
潤滑油を刃の交差するところに吹き付ければ・・・、
切れ味復活 ! となるのです・・・。
さて、話題は
ナマクラの ( 切れ味の鈍った ) ハサミではなく、
サクラなのですが、
「花材に使いたい」とのことで、
剪定した大量の枝を選別しつつの処理になりました。
同じサクラの枝といっても、色や太さは様々です。
「花材」と聞いて、「生け花」と思い込んでいたので、
写真の左端のタイプ ( 肌が黒い古木風 ) がいいかな、と考えたのですが、
「フラワーアレンジメント」で、まっすぐな枝そのもの ( 枝ぶり関係なく ) を材料にされるらしいので、
写真左から2番目のタイプ ( 薄い茶褐色? ) を優先的に残すことになりました。
写真左から3番目のタイプ ( やや赤紫っぽい色 ) も
「サクラらしい枝ですね〜」 「花材候補になりそうですね〜」、
などやりとりをしながらの選別作業が続いたのでした。
明日は、門冠マツとクロガネモチ、
施肥まで・・・できたらいいな。
敷地の西北に、サクラが二本立っています。
「サクラ切る馬鹿・・・」と言いますが、
このお庭では、道路に張り出した枝が電線に当たらないようにするための剪定が
定期的に必要なのです。
せっかちMAXの親方が、
「わしの仕事じゃ」と張り切って担当です。
わしの方は、
西側から北側のヒイラギモクセイの生け垣や、カイヅカイブキなどの刈り込みが続きます。
ヤニがこびり付いたハサミのお手入れが、今日も欠かせませんでした。
今日は、ヤニ取りスプレーを使用です。
( 水場が遠いとき、バケツが見当たらない時の手段です・・・ ) 。
泡が、ヤニを浮かしてくれます。
雑巾で、ふきとって、
潤滑油を刃の交差するところに吹き付ければ・・・、
切れ味復活 ! となるのです・・・。
さて、話題は
ナマクラの ( 切れ味の鈍った ) ハサミではなく、
サクラなのですが、
「花材に使いたい」とのことで、
剪定した大量の枝を選別しつつの処理になりました。
同じサクラの枝といっても、色や太さは様々です。
「花材」と聞いて、「生け花」と思い込んでいたので、
写真の左端のタイプ ( 肌が黒い古木風 ) がいいかな、と考えたのですが、
「フラワーアレンジメント」で、まっすぐな枝そのもの ( 枝ぶり関係なく ) を材料にされるらしいので、
写真左から2番目のタイプ ( 薄い茶褐色? ) を優先的に残すことになりました。
写真左から3番目のタイプ ( やや赤紫っぽい色 ) も
「サクラらしい枝ですね〜」 「花材候補になりそうですね〜」、
などやりとりをしながらの選別作業が続いたのでした。
明日は、門冠マツとクロガネモチ、
施肥まで・・・できたらいいな。
薬にもなる庭木の葉
テーマ:・わしのブログ
2011/02/02 21:01
東西南北ぐるり一周の庭、剪定作業三日目です。
ようやく折り返したかな、という段階まで進みました。
本日は、東側のカシの生け垣に囲まれた、庭のお手入れです。
残念ながら、ユズは、収穫時期を過ぎてしまい、実はスカスカになっていました。
ビワは、期待できそうです。
ところでこのビワですが、
葉っぱを干して、ビワ茶として飲むと、
ガン予防にもなる、そうです。
( 新しい葉より古い葉のほうがいいらしいのですが ) 。
たまにあるのですが、
剪定した枝葉を、ゴミとせずに、
欲しいという方のためにとっておくことになりました。
厳密に言うと、
ビワ茶用に葉っぱをとる「適期」があるみたいなのですが、
「剪定の時でいいよ」とのことなので、今日になりました。
よく見かける庭木のなかにも、
葉っぱが薬用になるものがいくつかあります・・・。
例えば、
カキ・イチヂクの葉は、高血圧に効く、とか、
クリの葉茶は皮膚にいい、とか、
何に効果があるのか、わからないのですが、ドクダミ茶 ( 木ではなく草ですが ) は、よく耳にします。
薬用に限らず、
食べる食べないは様々ですが、
料理には使う葉っぱとしては、
ゲッケイジュ ( カレーなど ) 、ユキノシタ ( 天ぷら ) 、シソ ( 梅干しでも青じそでも ) 、
ヨモギ ( これも草でした、薬にもなるんだった・・・ ) 、
サルトリバラ ( 柏餅の葉っぱですね ) 、サクラ ( これもお餅です ) などなど・・・。
こうして見ると、
いつものお庭も、
薬草 ( 木 ? ) 園になりそうです。
ようやく折り返したかな、という段階まで進みました。
本日は、東側のカシの生け垣に囲まれた、庭のお手入れです。
残念ながら、ユズは、収穫時期を過ぎてしまい、実はスカスカになっていました。
ビワは、期待できそうです。
ところでこのビワですが、
葉っぱを干して、ビワ茶として飲むと、
ガン予防にもなる、そうです。
( 新しい葉より古い葉のほうがいいらしいのですが ) 。
たまにあるのですが、
剪定した枝葉を、ゴミとせずに、
欲しいという方のためにとっておくことになりました。
厳密に言うと、
ビワ茶用に葉っぱをとる「適期」があるみたいなのですが、
「剪定の時でいいよ」とのことなので、今日になりました。
よく見かける庭木のなかにも、
葉っぱが薬用になるものがいくつかあります・・・。
例えば、
カキ・イチヂクの葉は、高血圧に効く、とか、
クリの葉茶は皮膚にいい、とか、
何に効果があるのか、わからないのですが、ドクダミ茶 ( 木ではなく草ですが ) は、よく耳にします。
薬用に限らず、
食べる食べないは様々ですが、
料理には使う葉っぱとしては、
ゲッケイジュ ( カレーなど ) 、ユキノシタ ( 天ぷら ) 、シソ ( 梅干しでも青じそでも ) 、
ヨモギ ( これも草でした、薬にもなるんだった・・・ ) 、
サルトリバラ ( 柏餅の葉っぱですね ) 、サクラ ( これもお餅です ) などなど・・・。
こうして見ると、
いつものお庭も、
薬草 ( 木 ? ) 園になりそうです。
生け垣が続きます・・
テーマ:・にわしごと
2011/02/01 22:13
昨日の寒さがウソのように、
動いていると、うっすら汗ばむくらい暖かく感じる一日でした。
昨日からの、
東西南北ぐるり一周のお庭手入れです。
南東の植栽の剪定が終わって、本日は、
南側の立ち木、生け垣です。
内側のカシ、モミジ、クロガネモチ、ウバメガシなどを済ませつつ、
同時進行で、
ヒイラギモクセイの生け垣の内側とあたまにハサミを入れてから、
外側を刈り込んでいきます。
この生け垣は、南側から、
西側、北側までコの字に続くのです・・・。
アクで切れが鈍くなるので、ハサミは、昼休みにアク取りして・・・。
明日も黙々と刈り込みが続きます。
動いていると、うっすら汗ばむくらい暖かく感じる一日でした。
昨日からの、
東西南北ぐるり一周のお庭手入れです。
南東の植栽の剪定が終わって、本日は、
南側の立ち木、生け垣です。
内側のカシ、モミジ、クロガネモチ、ウバメガシなどを済ませつつ、
同時進行で、
ヒイラギモクセイの生け垣の内側とあたまにハサミを入れてから、
外側を刈り込んでいきます。
この生け垣は、南側から、
西側、北側までコの字に続くのです・・・。
アクで切れが鈍くなるので、ハサミは、昼休みにアク取りして・・・。
明日も黙々と刈り込みが続きます。
きもったまイノちゃん
テーマ:行け! グリーンマン
2011/01/31 21:35
日が長くなってきたような気がします。
今週いっぱいで2010年度秋季剪定作業が終了する予定です。
( もうすぐ立春ですが・・・ ) 。
去年の暮れに入る予定だったお客さんのお庭の剪定仕事です。
( ここまで遅れて大変申し訳ありません・・・ ) 。
初日は、
敷地の東西南北、ぐるり一周する植栽のうち、東南側のお手入れでした。
風は冷たいものの、日なたで仕事しているとポカポカしてきます。
「寒さの底は、今日のはず・・・明日からは暖かくなるかなぁ・・・」
と希望を抱いて本日は終了。
ところが、
近づく春に心強くなっているのは、わしだけではありませんでした・・・。
まだ薄明るい午後六時前、ほ場に戻ってみると、何やらガサガサ物音がします・・・。
もともと己斐の山には、イノシシがたくさん暮らしているのですが、
親子のようです。
最近は、人を見ても、驚かなくなりました・・・。
「チェっ、邪魔すんなよぉ〜」
といった感じで、
しっぽをふりふり、崖下に姿を消して行きました・・・。
ほ場は、こんな感じで、ちょくちょくほじくり返されています。
イノシシ、いのしし、猪。
しっぽ、おしり、尻。
わしの苗字は、猪尻 ( いじり ) といいます・・・。
厄介者扱いされがちなイノシシですが、
どうしても、憎めないのです・・・。
今週いっぱいで2010年度秋季剪定作業が終了する予定です。
( もうすぐ立春ですが・・・ ) 。
去年の暮れに入る予定だったお客さんのお庭の剪定仕事です。
( ここまで遅れて大変申し訳ありません・・・ ) 。
初日は、
敷地の東西南北、ぐるり一周する植栽のうち、東南側のお手入れでした。
風は冷たいものの、日なたで仕事しているとポカポカしてきます。
「寒さの底は、今日のはず・・・明日からは暖かくなるかなぁ・・・」
と希望を抱いて本日は終了。
ところが、
近づく春に心強くなっているのは、わしだけではありませんでした・・・。
まだ薄明るい午後六時前、ほ場に戻ってみると、何やらガサガサ物音がします・・・。
もともと己斐の山には、イノシシがたくさん暮らしているのですが、
親子のようです。
最近は、人を見ても、驚かなくなりました・・・。
「チェっ、邪魔すんなよぉ〜」
といった感じで、
しっぽをふりふり、崖下に姿を消して行きました・・・。
ほ場は、こんな感じで、ちょくちょくほじくり返されています。
イノシシ、いのしし、猪。
しっぽ、おしり、尻。
わしの苗字は、猪尻 ( いじり ) といいます・・・。
厄介者扱いされがちなイノシシですが、
どうしても、憎めないのです・・・。
ナチュラルなアート?
テーマ:・わしのブログ
2011/01/30 21:18
茶庭で例えられるような
「山居へ至る道すがら・・・」
ではなく、
「文明に至る道すがら・・・」、
哲学しつつ( ひたっていたのは、わしだけですが )
撮影した写真です。
樹高7、8メートルくらいのシダレザクラがお出迎えしてくれる、
広島ビッグアーチです。
サッカー日本代表が、1992年のアジア杯で初優勝したときの舞台が、広島ビッグアーチです。
その時は、マツダSC ( 当時 ) の高木琢也選手が決勝点を決めたんだよなぁ・・・、
今回の決勝弾も、サンフレッチェ広島の李忠成選手だったなぁ・・・。
( いつも地元びいきな発想で、すみません・・・ ) 。
哲学は、ここからなのですが・・・、
近代的な建物 ( 人工的なもの ) と、植物や水 ( 自然らしいもの ) は、
共存してこそ、引き立つんじゃないかなぁ、と思うのです。
以前、 にわしゅう日和さん ( の11月2日のブログ ) を見て、
確かにそうだなぁ、と考えていたことでもあります。
上の5枚の写真を見ていても、
構造物だけ、より
緑や水の入った風景
のほうが、安心して見ていていられるような・・・。
年月を経るにつれて、
「建物だけ」だと、「老朽化」になりそうですが、
「緑と建物」なら、「趣きや味わい」が出てくる気がします・・・。
自然を切り取って、再現する場所として、
「庭」の意味があるのかなぁ・・・。
哲学の後は、実践あるのみ、です・・・。
「山居へ至る道すがら・・・」
ではなく、
「文明に至る道すがら・・・」、
哲学しつつ( ひたっていたのは、わしだけですが )
撮影した写真です。
樹高7、8メートルくらいのシダレザクラがお出迎えしてくれる、
広島ビッグアーチです。
サッカー日本代表が、1992年のアジア杯で初優勝したときの舞台が、広島ビッグアーチです。
その時は、マツダSC ( 当時 ) の高木琢也選手が決勝点を決めたんだよなぁ・・・、
今回の決勝弾も、サンフレッチェ広島の李忠成選手だったなぁ・・・。
( いつも地元びいきな発想で、すみません・・・ ) 。
哲学は、ここからなのですが・・・、
近代的な建物 ( 人工的なもの ) と、植物や水 ( 自然らしいもの ) は、
共存してこそ、引き立つんじゃないかなぁ、と思うのです。
以前、 にわしゅう日和さん ( の11月2日のブログ ) を見て、
確かにそうだなぁ、と考えていたことでもあります。
上の5枚の写真を見ていても、
構造物だけ、より
緑や水の入った風景
のほうが、安心して見ていていられるような・・・。
年月を経るにつれて、
「建物だけ」だと、「老朽化」になりそうですが、
「緑と建物」なら、「趣きや味わい」が出てくる気がします・・・。
自然を切り取って、再現する場所として、
「庭」の意味があるのかなぁ・・・。
哲学の後は、実践あるのみ、です・・・。