仕事に追われる毎日ですが、やっぱり初心は忘れたくないですね。
あれ、そもそもなんで造園業界に飛びこんだんだ?
なりゆきだった。
でも楽しいことも
しんどいことも
ぜんぶ含めてだんだん好きになっていけたらええのぉ、と思っています。
そんなわしの日々の新たな発見を紹介していきましょう。
あれ、そもそもなんで造園業界に飛びこんだんだ?
なりゆきだった。
でも楽しいことも
しんどいことも
ぜんぶ含めてだんだん好きになっていけたらええのぉ、と思っています。
そんなわしの日々の新たな発見を紹介していきましょう。
木には過酷な室外機の風
テーマ:行け! グリーンマン
2011/02/15 20:58
天候不順で、作業の日程が前後していますが・・・、
本日は、マンション植栽のお手入れ作業でした。
数年前まで、サツキの寄せ植え一色だった花壇ですが、
強すぎるほどの日当たり・風当たりに加え、
部分的ですが、二階テラスの軒下というロケーションのためか、
大部分が痛んでいたのです。
そこで、
今以上に知識も経験も乏しかったわしですが、
「厳しい条件なりに、ここでも育つ庭木はなにかな ? 」と考えて作った
思い入れのある植栽です。
「落葉樹も欲しいけど、ここではちょっと難しいかも・・・」と心配した
シダレモミジも
どっしり根づいてきました。
ですが、
うまくいかない部分もあります・・・。
室外機の真ん前です・・・。
軒下という環境をクリアしてくれたヒイラギナンテンですが、
やはり、室外機の風が直撃する場所では、頭打ち、なのです。
どうするべきか・・・。
室外機隠しの細工では、
風の問題を解決したことにはならないだろうし、
あっさり、室外機の前は、景石を据えることにするか、
それとも、室外機の風が当たらない高さの低木、例えば
オタフクナンテンなどを植えるか、
はたまた強靭なヘデラにするか・・・(果てしなく伸び広がりそうで、困るなぁ)。
お客さんの
高級な花木じゃなくても、何かしらの「緑」は欲しいなぁ、
という声を思い出しつつ、
来るべく植栽補充について
逆風に耐えつつ、思案をしているのです・・・。
本日は、マンション植栽のお手入れ作業でした。
数年前まで、サツキの寄せ植え一色だった花壇ですが、
強すぎるほどの日当たり・風当たりに加え、
部分的ですが、二階テラスの軒下というロケーションのためか、
大部分が痛んでいたのです。
そこで、
今以上に知識も経験も乏しかったわしですが、
「厳しい条件なりに、ここでも育つ庭木はなにかな ? 」と考えて作った
思い入れのある植栽です。
「落葉樹も欲しいけど、ここではちょっと難しいかも・・・」と心配した
シダレモミジも
どっしり根づいてきました。
ですが、
うまくいかない部分もあります・・・。
室外機の真ん前です・・・。
軒下という環境をクリアしてくれたヒイラギナンテンですが、
やはり、室外機の風が直撃する場所では、頭打ち、なのです。
どうするべきか・・・。
室外機隠しの細工では、
風の問題を解決したことにはならないだろうし、
あっさり、室外機の前は、景石を据えることにするか、
それとも、室外機の風が当たらない高さの低木、例えば
オタフクナンテンなどを植えるか、
はたまた強靭なヘデラにするか・・・(果てしなく伸び広がりそうで、困るなぁ)。
お客さんの
高級な花木じゃなくても、何かしらの「緑」は欲しいなぁ、
という声を思い出しつつ、
来るべく植栽補充について
逆風に耐えつつ、思案をしているのです・・・。
素材の良さって ?
テーマ:・わしのブログ
2011/02/14 21:14
昨日は、岩崎家ゆかりの庭「殿ヶ谷戸庭園」の
立地条件を生かした作庭に感心した、というお話だったのですが、
( 詳しくは「武蔵野にて落差に感嘆」をご覧ください・・・ ) 。
今日は、盛りこむことのできなかった、
「使っている素材そのものの良さ」のお話です。
まずは、「高級」な「素材」から・・・、
「殿ヶ谷戸庭園」の「紅葉亭」の天井部ですが、網代です。
縁側は、節のない一本物の檜をたくさん使っている、
というガイドさんのお話もありました。
となると、天井も高級木材、北山杉丸太ではないかなぁ、
と推察してしまうのです・・・。
「旧岩崎邸庭園」の「撞球室」 ( ビリヤード室 ) は、
山小屋風になっています。
この建物は、天然の栗材を使ってできています。
おなじく「旧岩崎邸庭園」の
「洋館」の一階テラスに貼られたタイルは、
ミントン製とのこと。建物全体で使用されている
タイル全てがミントンということなのです・・・。
撮影のできない「洋館・和館」内部も,
金唐革紙の壁紙や、桜・樫・欅・紫檀・黒檀を使った
寄木の床 ( じゅうたんに隠れていない部分を見るだけでも「ほほぉ〜」となってしまいます ) など、高級感に満ちた作りでした。
「高級」というくくりにはおさまらない
「素材の魅力」もあります・・・。
やはり和の部分に目がいくのですが・・・、
「和館」の庭です。石の大きさが全てを
物語ってくれます・・・。
「和館」の裏をふとのぞいた時に見つけた石です。
二又の石、とでも言いますか、印象的でした。
「殿ヶ谷戸庭園」のししおどしです。
輪になった石は、「人の和、人の輪だなぁ」と、
超個人的感想を抱いてしまいます・・・。
ラストは、「高級」でも「好み」でも計りきれない
純粋な「天然素材」です。
国分寺崖線に古来から湧く「天然水」・・・。
人は、水のあるところでしか、生きられないもんなぁ・・・。
立地条件を生かした作庭に感心した、というお話だったのですが、
( 詳しくは「武蔵野にて落差に感嘆」をご覧ください・・・ ) 。
今日は、盛りこむことのできなかった、
「使っている素材そのものの良さ」のお話です。
まずは、「高級」な「素材」から・・・、
「殿ヶ谷戸庭園」の「紅葉亭」の天井部ですが、網代です。
縁側は、節のない一本物の檜をたくさん使っている、
というガイドさんのお話もありました。
となると、天井も高級木材、北山杉丸太ではないかなぁ、
と推察してしまうのです・・・。
「旧岩崎邸庭園」の「撞球室」 ( ビリヤード室 ) は、
山小屋風になっています。
この建物は、天然の栗材を使ってできています。
おなじく「旧岩崎邸庭園」の
「洋館」の一階テラスに貼られたタイルは、
ミントン製とのこと。建物全体で使用されている
タイル全てがミントンということなのです・・・。
撮影のできない「洋館・和館」内部も,
金唐革紙の壁紙や、桜・樫・欅・紫檀・黒檀を使った
寄木の床 ( じゅうたんに隠れていない部分を見るだけでも「ほほぉ〜」となってしまいます ) など、高級感に満ちた作りでした。
「高級」というくくりにはおさまらない
「素材の魅力」もあります・・・。
やはり和の部分に目がいくのですが・・・、
「和館」の庭です。石の大きさが全てを
物語ってくれます・・・。
「和館」の裏をふとのぞいた時に見つけた石です。
二又の石、とでも言いますか、印象的でした。
「殿ヶ谷戸庭園」のししおどしです。
輪になった石は、「人の和、人の輪だなぁ」と、
超個人的感想を抱いてしまいます・・・。
ラストは、「高級」でも「好み」でも計りきれない
純粋な「天然素材」です。
国分寺崖線に古来から湧く「天然水」・・・。
人は、水のあるところでしか、生きられないもんなぁ・・・。
武蔵野にて落差に感嘆
テーマ:・わしのブログ
2011/02/13 23:37
いきなり・・・、
不忍池の冬景色、になってしまいますが・・・。
東京に行く機会があれば
ぜひ行ってみたいと思っていたのが、岩崎家ゆかりの庭です。
そのうちの二カ所、不忍池近くの「旧岩崎邸庭園」 ( 下の写真二枚 ) と
武蔵国分寺にある「殿ヶ谷戸庭園」( 下は芝庭の写真 ) に
この週末、行ってきました。
本命は( バレンタインデーのことではありません ) 武蔵の方ではなく
かといって厳流島つながり (2月7日ブログ「厳流島に咲くワビスケ」) でもなかったのですが、
庭に関して、
ときめきと感動をたくさんくれた「殿ヶ谷戸庭園」のご報告が本日のわしのブログの主題であります・・・。
なにに感嘆したかと言いますと、
「殿ヶ谷戸庭園」の「落差」なのです・・・。
庭園に足を踏み入れて、
木曽石の石畳に導かれながら芝庭を一周していくと
最終的に、
湧水の溜まる「次郎弁天池」・・・、
ポンプで湧水をくみ上げて流している滝・・・、
こんな景色に、出会えるのです。
滝のてっぺんに見えるあずまや「紅葉亭」は
芝庭とほぼおなじ高さに位置しています。
そこから眺めると、
「う〜ん、イロハモミジの紅葉シーズンは、絶品だろうなぁ」
と思わずにいられません・・・。
この高低差 ( 約13メートルだそうです )
がなぜ生まれるのかというと・・・、
武蔵野台地と野川の境にあたる、
「国分寺崖線」( 崖っぷち、ということですね ) に立地している、からなんだそうです。
フッキソウ、シュンラン、シャガ、クマザザ、エビネ、フクジュソウ、キチジョウソウ、カタクリ・・・、
山野草もそのまま、
縄文時代からの湧水もそのまま、
自然の姿を最大限に生かした「庭園」が
「殿ヶ谷戸庭園」なのです・・・。
京都の詩仙堂を思い起こさせてくれる、「ししおどし」に使われている石たちも、
個人的に、大好きです・・・。
散歩好きな東京の友人に、
「『殿ヶ谷戸庭園』って、そんなに見どころないと思うよ」
と聞いていただけに、
入園料150円、地元のボランティアガイドさんの解説付き
( 現在は日曜11時・14時、四月からは土日祝だそうです・・・ ) の庭園は、
いい意味で、
落差にびっくり、なのでした・・・。
不忍池の冬景色、になってしまいますが・・・。
東京に行く機会があれば
ぜひ行ってみたいと思っていたのが、岩崎家ゆかりの庭です。
そのうちの二カ所、不忍池近くの「旧岩崎邸庭園」 ( 下の写真二枚 ) と
武蔵国分寺にある「殿ヶ谷戸庭園」( 下は芝庭の写真 ) に
この週末、行ってきました。
本命は( バレンタインデーのことではありません ) 武蔵の方ではなく
かといって厳流島つながり (2月7日ブログ「厳流島に咲くワビスケ」) でもなかったのですが、
庭に関して、
ときめきと感動をたくさんくれた「殿ヶ谷戸庭園」のご報告が本日のわしのブログの主題であります・・・。
なにに感嘆したかと言いますと、
「殿ヶ谷戸庭園」の「落差」なのです・・・。
庭園に足を踏み入れて、
木曽石の石畳に導かれながら芝庭を一周していくと
最終的に、
湧水の溜まる「次郎弁天池」・・・、
ポンプで湧水をくみ上げて流している滝・・・、
こんな景色に、出会えるのです。
滝のてっぺんに見えるあずまや「紅葉亭」は
芝庭とほぼおなじ高さに位置しています。
そこから眺めると、
「う〜ん、イロハモミジの紅葉シーズンは、絶品だろうなぁ」
と思わずにいられません・・・。
この高低差 ( 約13メートルだそうです )
がなぜ生まれるのかというと・・・、
武蔵野台地と野川の境にあたる、
「国分寺崖線」( 崖っぷち、ということですね ) に立地している、からなんだそうです。
フッキソウ、シュンラン、シャガ、クマザザ、エビネ、フクジュソウ、キチジョウソウ、カタクリ・・・、
山野草もそのまま、
縄文時代からの湧水もそのまま、
自然の姿を最大限に生かした「庭園」が
「殿ヶ谷戸庭園」なのです・・・。
京都の詩仙堂を思い起こさせてくれる、「ししおどし」に使われている石たちも、
個人的に、大好きです・・・。
散歩好きな東京の友人に、
「『殿ヶ谷戸庭園』って、そんなに見どころないと思うよ」
と聞いていただけに、
入園料150円、地元のボランティアガイドさんの解説付き
( 現在は日曜11時・14時、四月からは土日祝だそうです・・・ ) の庭園は、
いい意味で、
落差にびっくり、なのでした・・・。
これも新緑かな?
テーマ:・わしのブログ
2011/02/11 20:43
冬に逆戻りしたような冷たい一日でしたが、
ハクバイが咲き始め、
赤のボケも開花して、
そろそろ春の足音が聞こえてきました。
夏には剪定できなかったコノテヒバもハサミを入れると、
暗緑色から、あざやかなエメラルドグリーン ( 見方によっては・・・ ) に。
この時期剪定する意義としては、
新緑が生え揃う頃に生き生きとした庭になる、という良さがあります。
新緑、というには、まだ早いのですが、
花から葉へ、という落葉樹とは対照的に、
コノテヒバと同じ針葉樹の仲間たち ( 上がマキ、下がヒマラヤスギです ) は新芽の色で春の気配を感じます。
常緑広葉樹のウバメガシやツツジも
柔らかそうな秋芽がウグイス色です・・・。
新緑、と呼ぶには、赤いのですが・・・、
キョウチクトウ ( 上 ) とカナメの新芽 ( 下 ) も春の色合いです。
せっかちMAXの親方と作業スケジュールを確認したところ、
この時期しておきたい「根回し」の前に、
普段回れない地域 ( 島しょ部です・・・ ) の剪定を来週くらいからすることになりました。
新緑 ( もどき? ) を見つけながら、
根回しや寒肥が、遅れなければ、いいんだけど、
と、
ちょっぴりあせるのでした・・・。
ハクバイが咲き始め、
赤のボケも開花して、
そろそろ春の足音が聞こえてきました。
夏には剪定できなかったコノテヒバもハサミを入れると、
暗緑色から、あざやかなエメラルドグリーン ( 見方によっては・・・ ) に。
この時期剪定する意義としては、
新緑が生え揃う頃に生き生きとした庭になる、という良さがあります。
新緑、というには、まだ早いのですが、
花から葉へ、という落葉樹とは対照的に、
コノテヒバと同じ針葉樹の仲間たち ( 上がマキ、下がヒマラヤスギです ) は新芽の色で春の気配を感じます。
常緑広葉樹のウバメガシやツツジも
柔らかそうな秋芽がウグイス色です・・・。
新緑、と呼ぶには、赤いのですが・・・、
キョウチクトウ ( 上 ) とカナメの新芽 ( 下 ) も春の色合いです。
せっかちMAXの親方と作業スケジュールを確認したところ、
この時期しておきたい「根回し」の前に、
普段回れない地域 ( 島しょ部です・・・ ) の剪定を来週くらいからすることになりました。
新緑 ( もどき? ) を見つけながら、
根回しや寒肥が、遅れなければ、いいんだけど、
と、
ちょっぴりあせるのでした・・・。
鳩とマンホール♪
テーマ:miwa ブログ
2011/02/10 14:15
仲良しの鳩を見つけました
なんだかキスしてるように見えるのは私だけでしょうか
そして・・・
マンホールの鳩も仲良しです
広島で開催された『1994 アジア大会』のマスコットキャラクターのマンホールです
ポッポ(♂)とクック(♀)といいます
仕事に行ったA.CITYの駐車場で見つけました
ここからは、hory gardenさんのご当地コレクション入りを目指して探してきた、市町村オリジナルマンホールです
平和都市、広島市らしい折り鶴のデザインです
町の花を取り入れたマンホールがこちらです
海田町は『ひまわり』
府中町は『椿』です
特産品を使ったデザインのマンホールもありました
廿日市市にある地御前の牡蠣は、広島を代表する牡蠣の一つです
今までマンホールを気にしたことがなかったのですが、色んな場所でついつい見てしまう今日この頃です
なんだかキスしてるように見えるのは私だけでしょうか
そして・・・
マンホールの鳩も仲良しです
広島で開催された『1994 アジア大会』のマスコットキャラクターのマンホールです
ポッポ(♂)とクック(♀)といいます
仕事に行ったA.CITYの駐車場で見つけました
ここからは、hory gardenさんのご当地コレクション入りを目指して探してきた、市町村オリジナルマンホールです
平和都市、広島市らしい折り鶴のデザインです
町の花を取り入れたマンホールがこちらです
海田町は『ひまわり』
府中町は『椿』です
特産品を使ったデザインのマンホールもありました
廿日市市にある地御前の牡蠣は、広島を代表する牡蠣の一つです
今までマンホールを気にしたことがなかったのですが、色んな場所でついつい見てしまう今日この頃です