仕事に追われる毎日ですが、やっぱり初心は忘れたくないですね。

あれ、そもそもなんで造園業界に飛びこんだんだ?

なりゆきだった。

でも楽しいことも
しんどいことも

ぜんぶ含めてだんだん好きになっていけたらええのぉ、と思っています。

そんなわしの日々の新たな発見を紹介していきましょう。
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木には過酷な室外機の風

テーマ:行け! グリーンマン
天候不順で、作業の日程が前後していますが・・・、

マンションの花壇植栽
本日は、マンション植栽のお手入れ作業でした。

数年前まで、サツキの寄せ植え一色だった花壇ですが、
強すぎるほどの日当たり・風当たりに加え、
部分的ですが、二階テラスの軒下というロケーションのためか、

大部分が痛んでいたのです。

そこで、
今以上に知識も経験も乏しかったわしですが、

「厳しい条件なりに、ここでも育つ庭木はなにかな ? 」と考えて作った
思い入れのある植栽です。

マンション花壇ヒイラギナンテン

「落葉樹も欲しいけど、ここではちょっと難しいかも・・・」と心配した
シダレモミジも

マンション花壇シダレモミジ
どっしり根づいてきました。


ですが、
うまくいかない部分もあります・・・。
マンション花壇室外機
室外機の真ん前です・・・。

軒下という環境をクリアしてくれたヒイラギナンテンですが、
やはり、室外機の風が直撃する場所では、
頭打ち、なのです。

どうするべきか・・・。

室外機隠しの細工では、
風の問題を解決したことにはならないだろうし、

あっさり、室外機の前は、景石を据えることにするか、
それとも、室外機の風が当たらない高さの低木、例えば
オタフクナンテン資料
オタフクナンテンなどを植えるか、
はたまた強靭なヘデラにするか・・・(果てしなく伸び広がりそうで、困るなぁ)。

お客さんの
高級な花木じゃなくても、何かしらの「緑」は欲しいなぁ、
という声を思い出しつつ、

来るべく植栽補充について
逆風に耐えつつ、思案をしているのです・・・。
庭ブロ+(プラス)はこちら

素材の良さって ?

テーマ:・わしのブログ
昨日は、岩崎家ゆかりの庭「殿ヶ谷戸庭園」の
立地条件を生かした作庭に感心した、というお話だったのですが、

( 詳しくは「武蔵野にて落差に感嘆」をご覧ください・・・ ) 。

今日は、盛りこむことのできなかった、
「使っている素材そのものの良さ」のお話です。


まずは、「高級」な「素材」から・・・、

あずまや天井
 「殿ヶ谷戸庭園」の「紅葉亭」の天井部ですが、網代です。
  縁側は、節のない一本物の檜をたくさん使っている、
  というガイドさんのお話もありました。
  となると、天井も高級木材、北山杉丸太ではないかなぁ、
  と推察してしまうのです・・・。


撞球室
 「旧岩崎邸庭園」の「撞球室」 ( ビリヤード室 ) は、
  山小屋風になっています。
  この建物は、天然の栗材を使ってできています。


ミントンのタイル
 おなじく「旧岩崎邸庭園」の
  「洋館」の一階テラスに貼られたタイルは、
  ミントン製とのこと。建物全体で使用されている
  タイル全てがミントンということなのです・・・。


撮影のできない「洋館・和館」内部も,
金唐革紙の壁紙や、桜・樫・欅・紫檀・黒檀を使った
寄木の床 ( じゅうたんに隠れていない部分を見るだけでも「ほほぉ〜」となってしまいます ) など、高級感に満ちた作りでした。



「高級」というくくりにはおさまらない
「素材の魅力」もあります・・・。



やはり和の部分に目がいくのですが・・・、
旧岩崎邸庭園和庭
 「和館」の庭です。石の大きさが全てを
  物語ってくれます・・・。


裏の割れ石
 「和館」の裏をふとのぞいた時に見つけた石です。
  二又の石、とでも言いますか、印象的でした。


ししおどし穴開き石
 「殿ヶ谷戸庭園」のししおどしです。
  輪になった石は、「人の和、人の輪だなぁ」と、
  超個人的感想を抱いてしまいます・・・。


ラストは、「高級」でも「好み」でも計りきれない
純粋な「天然素材」です。


縄文からの湧水

国分寺崖線に古来から湧く「天然水」・・・。

人は、水のあるところでしか、生きられないもんなぁ・・・。
  


武蔵野にて落差に感嘆

テーマ:・わしのブログ
いきなり・・・、
不忍池
不忍池の冬景色、になってしまいますが・・・。

東京に行く機会があれば
ぜひ行ってみたいと思っていたのが、岩崎家ゆかりの庭です。
岩崎家ゆかりの庭看板

そのうちの二カ所、不忍池近くの「旧岩崎邸庭園」 ( 下の写真二枚 )
旧岩崎邸庭園外観
旧岩崎邸庭園庭より

武蔵国分寺にある「殿ヶ谷戸庭園」( 下は芝庭の写真 )
殿ヶ谷戸庭園芝庭
この週末、行ってきました。


本命は( バレンタインデーのことではありません ) 武蔵の方ではなく
かといって厳流島つながり (2月7日ブログ「厳流島に咲くワビスケ」) でもなかったのですが、

庭に関して、
ときめきと感動をたくさんくれた
「殿ヶ谷戸庭園」のご報告が本日のわしのブログの主題であります・・・。

なにに感嘆したかと言いますと、

「殿ヶ谷戸庭園」の「落差」なのです・・・。

庭園に足を踏み入れて、
木曽石の園路
木曽石の石畳に導かれながら芝庭を一周していくと

最終的に、
殿ヶ谷戸庭園池
湧水の溜まる「次郎弁天池」・・・、
殿ヶ谷戸庭園滝組
ポンプで湧水をくみ上げて流している滝・・・、

こんな景色に、出会えるのです。

滝のてっぺんに見えるあずまや「紅葉亭」
殿ヶ谷戸庭園あずまや
芝庭とほぼおなじ高さに位置しています。
そこから眺めると、
あずまやの内より
あずまやより見下ろす
「う〜ん、イロハモミジの紅葉シーズンは、絶品だろうなぁ」
と思わずにいられません・・・。

この高低差 ( 約13メートルだそうです )
がなぜ生まれるのかというと・・・、
国分寺崖線
武蔵野台地野川の境にあたる、
「国分寺崖線」( 崖っぷち、ということですね ) に立地している、からなんだそうです。

フッキソウ、シュンラン、シャガ、クマザザ、エビネ、フクジュソウ、キチジョウソウ、カタクリ・・・、
山野草もそのまま、

縄文時代からの湧水もそのまま、
湧水源

自然の姿を最大限に生かした「庭園」が
「殿ヶ谷戸庭園」なのです・・・。


京都の詩仙堂を思い起こさせてくれる、「ししおどし」に使われている石たちも、
殿ヶ谷戸庭園ししおどし
個人的に、大好きです・・・。

散歩好きな東京の友人に、
「『殿ヶ谷戸庭園』って、そんなに見どころないと思うよ」
と聞いていただけに、

入園料150円、地元のボランティアガイドさんの解説付き
( 現在は日曜11時・14時、四月からは土日祝だそうです・・・ ) の庭園は、

いい意味で、
落差にびっくり、なのでした・・・。



これも新緑かな?

テーマ:・わしのブログ
冬に逆戻りしたような冷たい一日でしたが、

ウメの花ようやく
ハクバイが咲き始め、
ボケの花ようやく
赤のボケも開花して、
そろそろ春の足音が聞こえてきました。

コノテヒバの生け垣
コノテヒバこれから・・・

夏には剪定できなかったコノテヒバもハサミを入れると、
暗緑色から、
あざやかなエメラルドグリーン ( 見方によっては・・・ ) に。

この時期剪定する意義としては、
新緑が生え揃う頃に生き生きとした庭になる、という良さがあります。

新緑、というには、まだ早いのですが、
花から葉へ、という落葉樹とは対照的に、

マキ新緑
ヒマラヤスギ新緑
コノテヒバと同じ針葉樹の仲間たち ( 上がマキ、下がヒマラヤスギです ) は新芽の色で春の気配を感じます。

常緑広葉樹のウバメガシツツジ
ウバメガシ新緑
ツツジ新緑
柔らかそうな秋芽がウグイス色です・・・。

新緑、と呼ぶには、赤いのですが・・・、
キョウチクトウ新緑
アカメ新緑
キョウチクトウ ( 上 ) とカナメの新芽 ( 下 ) も春の色合いです。


せっかちMAXの親方と作業スケジュールを確認したところ、

この時期しておきたい「根回し」の前に、
普段回れない地域 ( 島しょ部です・・・ ) の剪定を来週くらいからすることになりました。

新緑 ( もどき? ) を見つけながら、

根回しや寒肥が、遅れなければ、いいんだけど、

と、

ちょっぴりあせるのでした・・・。

鳩とマンホール♪

テーマ:miwa ブログ
仲良しの鳩を見つけましたラブラブ(男の子)ラブラブ(女の子)
ハト仲良し2
なんだかキスしてるように見えるのは私だけでしょうかクエッションマークキス


そして・・・

マンホールの鳩も仲良しですハート1
マンホール アジア大会
広島で開催された『1994 アジア大会』のマスコットキャラクターのマンホールですくまパンダ

ポッポ(♂)とクック(♀)といいます音符

仕事に行ったA.CITYの駐車場で見つけました
ハート2


ここからは、hory gardenさんのご当地コレクション入りを目指して探してきた、市町村オリジナルマンホールですクローバー

マンホール 広島市
平和都市、広島市らしい折り鶴のデザインです星


町の花を取り入れたマンホールがこちらです花

マンホール ひまわり
海田町は『ひまわり』
マンホール つばき
府中町は『椿』ですニコニコ(女の子)


特産品を使ったデザインのマンホールもありました食事

廿日市市にある地御前の牡蠣は、広島を代表する牡蠣の一つですグッド
マンホール 廿日市市

今までマンホールを気にしたことがなかったのですが、色んな場所でついつい見てしまう今日この頃ですニコニコ(女の子)音符





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プロフィール

カープモンチッチ

己斐の猿飛えっちゃん

☆えっちゃん (わし)
昭和50年11月生まれの35歳

植木と「ズッコケ3人組」のふるさと広島市己斐の町に生まれ育ち、この道ようやく11年目の植木職人です。
三度のメシよりも、春の芽吹きとポンプ操法が大好き(それからかみさんも、ね)。
ハードボイルドにあこがれ、人生は芸術だと粋がっていたものの、いつの間にやらリラックマに囲まれたわが家で暮らしてます。
と言いながらも、スピード&丁寧さという一見相矛盾するテーマと日々格闘しながら、グリーンワークに励んでいます。

☆miwa (かみさん)
昭和53年3月生まれの32歳

ガーデニングは初心者ながら、主人(えっちゃん)の影響でブログデビュー。日常生活のあれこれを、気の向くままに、書いていきます♪最近の目標は、デジカメを上手に撮ることと、子供を授かることです☆

広島市の造園エクステリアはグリーンマン

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