国内最古の屋上庭園
テーマ:トピックス
2010/11/26 12:00
1915年に完成した旧秋田商会ビル(山口県下関市)国内最古とされる屋上庭園があります。
年に一度だけ開放されるとの情報を聞き、早速出掛けました
社屋として使われていたカウンターは当時のまま残っていました。
和室もあり、和洋折衷の建物です。
屋上には和風の家屋が建ち、関門海峡を行き来する舟も見えます
総重量が推定100トンにもなる屋上庭園。
早く排水できるように、通常の5倍近い傾斜がつけられているようです。
少ない水でも効果的に散水できるように土の表面から根に向かって管が埋められて、深い根の部分まで直接水が行くようにしてあるそうです。
また、屋上の床と庭園の土の間には、粘土を敷き、漏水しにくくなっているようです。
防根シートや軽量土壌のない時代に知恵を集めて、これだけの屋上庭園が現存するとは驚きです
コメント
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2010/11/26 22:43貴重な写真ありがとうございます。勉強になります。
昔ながらのお庭で、土管をあちこちにいけているのを見ますが、大正の時代にもあったんですね〜。
下関は広島からも近いので、年一度の公開、今度はチェックしておきます。
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