天然素材の味わい深い質感
袖垣の柱を利用して、庭木戸を取り付けることになりました。
木戸が取り付けやすいように、袖垣の柱を角柱で製作することにしました。
落ち着いた色合いの黒穂。
味わい深い天然素材の質感が、風格と存在感のある印象を感じさせます。
杉の木目がカジュアルな雰囲気を演出
公共施設やイベント会場などで設置されることの多い自然木プランター。
今回、医療施設からの別注プランターの依頼を受けました。
素材の杉丸太の木目を生かすため、塗装をせず防腐注入のみで仕上げとなっています。
杉の木目や節を愉しむことが出来カジュアルな雰囲気を演出したいと思います。
天日にさらすことで際立つ色合い
青竹を細長い窯に入れ、沸騰させ煮込むことで、苔や汚れとともに竹の油を抜い竹を晒竹(さらしだけ)といいます。
竹垣の素材としては、非常にポピュラーな晒竹、四つ目垣・ミス垣を始め多くの竹垣の押え竹として使用されます。
沸騰した窯から出した時は、うぐいす色ですが天日に晒すことで、艶のある黄色へと変化していきます。
天日に干された晒し竹の風景は風情のある光景です。
曲げるのに工夫が
坪庭の気になる部分を隠す為に、高さを抑えたミニサイズの『駒寄せ』を製作しました。
坪庭全体の広さを考慮して、この大きさになっています。
なめらかな曲線を創りだす為に、骨組みの細工が必要になるだけでなく、割り竹の幅も細めで薄く加工しました。
小さくても加工にかかる手間は、普通の大きさと同じくらい要します。
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中窓を付けて解放感を演出
味わい深さや落ち着いた雰囲気を創りだす天然素材。
今回竹枝を使った、中窓付き竹枝垣を製作しました。
中窓を付けることで、閉鎖的なイメージを和らげ、さりげなく開放的な雰囲気を演出してくれます。
圧迫感もなく、高さのある垣や玄関近くに設置する場合に効果的です。
竹枝や萩穂・黒穂を使用した垣は、仕上がるごとに天然材にしかない、優しさや温かみを毎回感じます。
天然材料は、依然品薄状態が続いているのが気がかりです。
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