土塀越しに色づいた夏みかん
テーマ:気になる風景発見隊
2010/01/28 10:00
まだまだ寒さの続くこの頃、城下町萩市(山口県)では、旧武家屋敷の土塀越しにたくさんの色づいた夏みかんを見る事が出来ます。
鮮やかに色づいた夏みかんを眺めていると、春が近くまで訪れている様な、そんな感じさえします。
明治維新後、禄(ろく)を失った武士を救済するため、武家屋敷にて夏みかんの栽培が始まりました。
夏みかんが長く萩の経済を支え、みかんを出荷するための竹籠の生産も盛んに行われていたとの事。
初夏を迎える頃には、旧武家屋敷を散策すると甘い香りに包まれ、幸せな気分を味わうことが出来ます