外気を取り入れ目線を遮断
施主様宅そばに集合住宅が建設され、目線が気になるようになりました。
目隠しを兼ねて竹垣を設置しました。
少しでも風が抜けるようにしたいので、プラ竹大津垣の選択としました。
これで外部からの目線を遮断しつつ、外気の取り入れも出来ます。
旧家の庭へと誘う杉皮庭門
年月を重ねた古庭のリニュアル。
庭の入口に杉皮葺き庭門を設置しました。
開口部が広いので両袖付きの庭門と建仁寺垣を取り付けています。
樹木も少し撤去したので、つくばい周りがすっかり明るくなりました。
つくばいと鉢灯りの織部灯篭が、庭門と建仁寺垣をバックにイイ感じに収まっています。
細めの竹が繊細で上品な印象
道路沿いに設置された、天然女竹を使った大津垣。
細めの女竹が繊細で上品な印象を感じさせています。
竹垣の天端に杉皮小屋根を取り付け、雨水や水滴の侵入を防ぎ、女竹の傷みを軽減させてくれます。
天然竹大津垣を永く愉しめることでしょう。
植栽を少なく解放感タップリ
リビングからの眺めのすばらしいお宅、背景の竹垣も低く設置。
景色も取り込むことで、シンプルにまとめられた平庭。
枯山水の直橋がアクセントになり、庭が引き締まっています。
あえて樹木の植栽も少なくし、解放感たっぷりの庭となっています。
横の広がりを感じさせる垣
リビング前庭に設置された天然素材竹垣。
奥行きはそれほどありませんが、横貼りにした竹垣が広がりを感じさせてくれます。
リビングが見えないように、目線より少し高く製作していますが圧迫感はありません。
素材のさらし竹、色合いが鮮やかで、庭も明るくなったと喜んで頂きました。