自然石のベンチ
大型の六方石を使った、ベンチ・スツールや門柱の依頼を受けることがあります。
国内産の材料の調達は、最近難しくなりもっぱら輸入品の材料を利用しています。
希望の寸法にて切断したり、面取りや本磨きなどの加工を行うことで、重厚感あふれる
商品となります。
自然の野面(のずら)をいかした六方石が、現場に設置されれば、存在感ありなかなかのものです。
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寒さに耐え赤い実が
五月頃に白い花が咲く『ハクサンボク』
訪れたお客様の庭で、赤い実を付け寒さに耐えていました。
最初はとがったような赤い実も、丸っこくなって冬の庭を彩っています。
ガマズミに似た常緑低木のこの木、寒さに弱そうですが花と赤い実が愉しめます。
この地域では、庭園に植えられているのを時々見かけます。
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良質の材料調達から始まる製作
年々、良質の材料を準備するのが困難になりつつある天然材料・萩穂もその1つです。
きめ細かく繊細な印象の萩
落ち着いた色合いは、上品な雰囲気を感じさせます。
そんな所が人気の理由かもしれません。
今回は、萩を使用した松明垣の依頼を受けました。
穂先の下準備に時間を費やすことや、穂先を整える手間のかかる作業が続きます。
庭に設置することで回りの木々とも調和し、味わい深さも一段と増すことでしょう。
萩穂
穂先の仕込み作業
殻とはいえピンクの色彩
冷たい風が吹く公園内、すっかり落葉した枝にピンクの実が付いた、マユミの木が目に留まりました。
種子ははじけているようですが、一部顔を覗かせている種子も見えます。
殻とはいえピンクに染まったマユミの木、冬のさみしい公園内で明るさを放っています。
明日からまた寒気が近づくようなので、一段と厳しくなりそうです。
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花の姿が仙人に似ている
この時期、車を走らせていると土手などに、群生して咲いているスイセンを、目にする機会があります。
日本各地にあるスイセンの名所から、花の便りも聞こえてきます。
先日、北九州市にある植物園で、スイセンの花を見てきました。
まだ5分咲きといったところです。小雪まじりの天候にもかかわらず、ほのかな香りも漂い気分はホッコリ
何かで読んだんですが、スイセンの花の由来は、花の姿が仙人に似ていることから、名付けられたとありました、なるほど、花をよく見るとそんな気がします。
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