庭園を覆い尽くす青葉
先日、京都出張の折モミジで有名な『永観堂』へ、青葉モミジの観賞に出かけました。
庭園を覆い尽くすように鮮やかな青葉のモミジ・モミジ・モミジ・・・
秋の紅葉の頃であれば、大混雑するであろう庭園内も人影もまばら、ゆっくりと散策できます。実にのんびりした時間を過ごすことが出来ました。
園路や庭園にあるモミジを見上げながら歩いていると、グリーンシャワーを浴びているような心持です。
境内の急斜面に植えられたモミジも、高い位置にある『開山堂』からモミジを見下ろすことが出来ます。上から眺める若葉も格別です。水滴を含んだみずみずしい新鮮な緑に、心からリラックスできました。
受け継がれた職人さんの心意気
700点以上の鏝絵が残っていると言われる大分県。なかでも宇佐市安心院(あじむ)には熱心なグループによる、保存・修復活動をはじめ新作製作にも積極的に取り組んでいると聞き、訪ねてみました。
土蔵や家の壁に書かれている漆喰(レリーフ)、斜めから見ると立体感があります。
縁起物の鶴亀・龍の題材を始め、商売物の絵柄、ユーモラスで庶民的な題材が描かれています。
職人さんの高度なデザイン力と技術力、そして粋な遊び心ある洒落を利かした作品を観ることが出来ました。
現在では左官職人さんの心意気が受け継がれ、理容院などに新しいデザインの鏝絵を観ることができます。
オシベが長いのが特徴
どんよりとした梅雨空の下、ひと際目立つ黄色い鮮やかな花、オシベが長いのが特徴の『ビョウヤナギ』です。川沿いを歩いていて見つけました。
同じ時期に咲く「キンシバイ」と似ていると言われますが、花を見るとこの花の方が
キンシバイ(金糸梅)という名前の響きに合うような気がします。
川沿いに咲くこの花は、うっとうしいこの季節に黄色がとても印象的でよく映えます。
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