春の看板
ドウダンツツジ
こんにちは。みなです。
ドウダンツツジが咲き始めました。
この木は「強剪定に耐える、剪定の勉強にはもってこいの木」と覚えました。ツツジというと上向きのピンク色の花弁の大きな花を思い浮かべる方が多いかと思われますが、これも分類上では「ツツジ科」に入ります。
「ツツジ科」から、「ドウダンツツジ属」「ツツジ属」他に分かれるようです。
そして更に日本では「ツツジ属」の中でも「ツツジ」「サツキ」「シャクナゲ」と分けて呼んでいますが、学術的な分類とは食い違うことがあるそうです。
蝶と蛾の呼び違いもそうですが、日本人の植物や昆虫に対する審美的分類の細やかさは、大事にしていきたい部分ですね。
ただ、あくまで人が分類していることなので、「これをツツジというのは間違っている」「これを蝶と呼ぶのは間違っている」というのではなく「~という特徴から、これはサツキと呼ぶのが相応しい」とか「~のため、これは蛾と分類しています」という言い方が紳士淑女の言い回しではないかな、と思いました。
植物や昆虫の名称を多く知り、季節の移ろいに敏感であると、日々がより豊かになる気がします。
オオシマザクラ
こんにちは。みなです。
昨日はお休みだったので、散り始めた桜のお花見に行ってきました。
屋台の数は少なく、例年ならば吊り下げられている桜まつりの提灯もなく、却って桜に集中できたかなと思います。
うららかな陽光と、桜吹雪と、甘い匂い…甘い!?
よく見る桜の品種、ソメイヨシノからはあまり匂いがしません。この甘い匂いはなんだろうと歩きまわると、白い桜がありました。
「オオシマザクラ」という桜で、これが甘い匂いの正体でした。一般的にこの若葉の塩漬けが桜餅の葉になるそうです。
ソメイヨシノだけではなく、花期の長いヤエザクラも咲き始めていますね。ポンポンとして、華やかな桜です。
読み方
こんにちは。みなです。
さきほど社長から面白いコラムを拝見いたしました。
「やさしい漢字の名字でも、正確に読むのは難しい」というもので、地名から取った名前は一般的な読み方とは違う、その土地独自の発音があったりするものです。
コラムでは「立川」という名字を「タチカワ」と読んだところ、「タツカワ」と訂正されたそうです。
他にも濁ったり濁らなかったり、いろいろあります。「尼子」を「アマコ」というか「アマゴ」というか、友人間で秘かに争っております。こちらは対象が歴史上の人物なので、お互い呼びたいように呼んでおります。
「武子」で「タケシ」という方もいらっしゃるそうで、こちらは栃木県鹿沼市の出身。市内には武子という字が残っているそうです。
名前の由来を聞くのも、地名から、職業から、先祖代々、高い橋の近くなど、楽しいですね。